シートベルト

昨日から後部差席でのシートベルト着用が義務付けられた。

高速道路での未着用は反則点１点が科される。
このシートベルトの未着用だが、以前から気になっていたことがある。

「一体誰のための罰則か」

ということ。
飲酒やスピード違反などは、その行為によって迷惑を被る相手があってのことだと理解できる。許されない行為である。
なのにシートベルトは、運転手だけの場合だと、結局痛い目をするのは自分。言わば自業自得である。
自身がシートベルトをしていなくて迷惑をかける相手がいるのだろうか？
事故処理をする警察官？救急隊？
迷惑をかけるから罰があるわけではないだろうが、何故か釈然としない。

いや、誤解しないでいただきたい。私は決して運転手がシートベルトをしない方がいいなんて思っていない。むしろそこまで管理してくれる親切な国に感謝している。
他の国でもこうなのだろうか？

思うにこれは、長きに渡って続いた徳川幕府の影響であり、誰かに管理されることが当たり前となっているこの民族独特のＤＮＡではないかと推察する（笑）。

ニュースによると、後部座席の未着用は前席の同乗者を押しつぶす恐れもある。と書いてあった。
なるほど。

「出発は、ベルトと気持ち締めてから」

おお、交通標語に応募するか。