言の葉収集

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いろいろ気ままに書きたいと思っています。

鏡開き

2007-01-06 21:17:28 | Weblog
昨日ぜんざいの事を書いたら、今日の「日経プラス1」に「食の年中行事を知る」と題された特集の中に、1月11日、鏡開き【お汁粉】と写真入で紹介されている記事を見つけた。

1月7日の七草がゆから始まり、5月5日、端午の節句のちまきとかしわもちまで、料理の歳時記として繋がれている。

1月11日の鏡開きは、正月の終わりと仕事始めを意味する。もともとは武家社会で武具に供えた餅を雑煮にして食べたのが由来とある。
商家は蔵の前に餅を供えて「お蔵開き」といったとそうだ。いずれも餅を分けるのに切る。割るといった言葉を嫌い、開くとしたと書いてある。なるほどだから「鏡開き」と呼ぶのか。
ではなぜ汁粉なのか、それは「小豆の赤は魔よけの赤」らしい。

無性にぜんざいが食べたくなったのは、長い時間をかけて日本人に刷り込まれたDNAのせいだったのかもしれない。