朝方人間

先日買った「週間ダイヤモンド10・28・お金入門」という雑誌に、興味深いコラムを見つけた。
書いているのは陰山英男さんといい、立命館小学校の副校長を務めておられる方だ。

そのコラムでは、朝方生活の勧めを説いていた。
30代のビジネスマンのあいだで鬱病が急増しているらしく、その原因として睡眠不足を挙げている。
今の30代はバブル経済時代の小中学生であり、日本社会が急速に夜型化した生活の中で、その生活になれ親しみ、夜も寝ずに活動することを当たり前と考えている。と書いている。
その生活習慣が鬱病となって表れ、彼らの人生を狂わせ始めた。
だが考えてみると、バブル時代以前にも、楽に仕事ができた時期などないわけで、昔と今の大きく違うことはただひとつ。それは夜遅くまで働くことが慢性化していると言うのだ。
そこで、習慣化した夜型の生活を朝方に切り替えること。これにつきると力強く語っている。
今日残った仕事は早起きして明日の朝片付けることにして、10時半には床に就こうと提案している。

なかなか共感できるコラムであり。実は私も似たようなことを考えていた。というのは身近に実践している社長がいるし、またその社長を真似て始めた方もいる。共通して言えるのはどちらもパワフルで仕事がよく出来る。
それを見習わなくてはと常々思っていたのだが、如何せんつい布団が恋しくて…。
でも、このコラムを読んで確信した。朝方人間にならなくてはいけない。