以前から読みたかった本、13階段を読んだ。文庫本のほうだが。(笑)
評判どおりの傑作で、特にクライマックスのスピード感は圧巻だ。今までの伏線が一気に明らかになり、スリル満点の展開に息を飲む。
キャラクターの配置と描写も見事で、誰もが真犯人と思えるようになってくる。また、死刑に携わる人達の葛藤をリアルに表現し、死刑制度そのものにも考えさせられる作品だ。
驚いたのは、絞首刑執行の際に、台をはずすためのボタンが3つあるということ。3人の刑務官がそれぞれボタンを押すらしいが、2つはダミーらしい。要は誰のボタンで執行されたか分からないようになっているのだ。
それほどこの業は、重く辛い。
評判どおりの傑作で、特にクライマックスのスピード感は圧巻だ。今までの伏線が一気に明らかになり、スリル満点の展開に息を飲む。
キャラクターの配置と描写も見事で、誰もが真犯人と思えるようになってくる。また、死刑に携わる人達の葛藤をリアルに表現し、死刑制度そのものにも考えさせられる作品だ。
驚いたのは、絞首刑執行の際に、台をはずすためのボタンが3つあるということ。3人の刑務官がそれぞれボタンを押すらしいが、2つはダミーらしい。要は誰のボタンで執行されたか分からないようになっているのだ。
それほどこの業は、重く辛い。