馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

三つ編みの 特訓中の 生徒像・・・弦交換の 鬼門はふたつ

2023-02-03 15:16:00 | 馬頭琴の弦の張り替え

馬頭琴の弦を替える際に、編み込みがされていない弦の場合だが、ふたつの鬼門が存在する。ひとつ目は

巻いてある内・外の2弦を分離する作業だ。尻尾(結ばれていない方)から、解くのが必須である。他の

弦をくぐったりしなければ、数秒で終了する作業だ。が、くぐってしまったり、結ばれた側から解こうと

すると・・・絡む。絡んでしまった時に、力任せに引っ張ったりすると、弦が摩擦熱で縮れて・・・更に

状況を悪化させる。ひたすら丁寧に、絡んだ弦を1本づつ、丹念に解いてやるのが・・・最小限の時間で

対処・処理する賢明な方法である。ここで躓くと、相当やる気が失せる。躓いても、音質に問題は無いが

次の鬼門が、三つ編み・・・である。慣れてしまえば、2本の弦を交換するのに、1時間も必要としない

が、たいてい三つ編みで苦戦する。編み目が揃っている方が美しいが、ギクシャクした編み目であっても

それが何らかの不具合を発生させる事は無い。が、美しく揃った編み目が出来上がると、気分は高揚する

前回、弦交換に初挑戦した生徒が、三つ編みで苦戦した。なので本日は、復習をした。手持ちの交換した

古い弦の、馬頭側の部分を輪にして結び、練習の際は何かに引っ掛ける輪っかにする。松脂の付いた弦を

切り捨てる。で、三つ編みを始める。緩まなければよく、強く引っ張る必要も無く、一定のテンションで

弦を引っ張り続ける。その為、両手の薬指・小指で両外の弦を引っ張り続ける。両手の親指と人差し指で

編んだ部分を摘んで、緩まないようにする。この特訓を最初にしておけば、前回の弦の交換作業は、もう

少しスムーズに作業出来たかもしれないなあ。来年の弦交換の為に、時々練習しておいて・・・ください

病床使用率は1.5%減り44%・重症者様病床使用率1.3%減り22.5%・感染者数前週比は67.3%

斑らな雲が空を覆って、北のそよ風が冷たく、気温3〜7℃。 午後3時の気温は5.5℃、湿度は41%

(11・187)36.6℃(78〜125)

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