2003年の夏に内モンゴルでの馬頭琴合宿を終え、有志で呼和浩特から国際列車に乗ってモンゴル国の
首都ウランバートルに向かった。目的は近代馬頭琴の始祖ジャミヤン先生にお会いする事である。中国と
モンゴル国の国境で、線路の幅が違っているので、客車を吊り上げ台車を交換するという、貴重な体験を
した。モンゴル国に入ると、そこはゴビ砂漠である。起伏に富んではいるが、見渡す限り・・・砂である
前方にもうもうと立ち昇る、煙様のものが見えた。砂嵐だ、慌てて窓を閉めようと試みたが、建て付けの
悪い木製の窓は動かず・・・車内が霞んだ。中国内の夜行列車は近代的だが、国際列車は古い車体だった
内モンゴルでもモンゴル国でも、最初に訪れるのなら、7月の初旬をお薦めする。この前後だと、日中は
20〜25℃だが、陽が沈むと気温は10℃を下回り、日本の真冬用の防寒着が無いと寒いのだ。一方で
モンゴル人は、冬を薦める。森々と雪が降り積り、最低気温は氷点下40℃にも冷えるが、風は吹かずに
穏やかな季節だと、モンゴル人は言う。避けるべき時期は・・・春先だ。猛烈な風が吹いて、ゴビ砂漠の
砂を巻き上げて、その砂が遥か日本にまで到達して・・・黄砂と呼ばれる。懐かしくも困った黄砂である
病床使用率は変わらず10%・重症者用病床使用率は0.3%増え4.4%・感染者数前週比は119.5%
雲が滲む晴れ空、陽射し強く南の暴風で、気温14〜25℃。 午後1時の気温22.3℃、湿度は53%
(11・161)36.0℃(75〜122)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます