トルコ産やイラン産の無花果の実の中に、時として蜂が入っている場合がある。花の無い実という漢字が
あてがわれているが、実は実の中に花があり、イチジクコバチという蜂が雌と雄の無花果の間を取り持ち
受粉させていて、その蜂は実の中で終焉を迎えるからだそうだ。この蜂を食べても問題は無いが、あまり
気持ちの良いものでは無い。が、国産の無花果では心配は・・・無用だ。日本の栽培種の無花果は、無為
結果性という品種に改造されていて、受粉無し=蜂を必要とせず雌の無花果だけで実を結実させるそうだ
秘密の果樹園の無花果の昨今の生育状態。10日ほど前までは枯れ枝の様な枝先に律儀に、1本の先端に
ひとつの黄緑の嘴の様な形状の新芽だけを付けていたが、この数日の高い気温が影響した様で、その芽が
沢山の若葉に成長した。若葉に囲まれて成長した枝の先端に、実になるであろう嘴状の新芽が伸び始めた
秘密の果樹園は年に数回、植木職人が枝の剪定を行い下草を刈るが、肥料や水は与えておらず、いわゆる
準野生の状態である。猛暑で日照りが続くと・・・なかなか実は成長しない。昨年の収穫は、大きな実が
ひとつ小さな実がひとつの、合計2個だった。葉から突き出て天を目指した大きな3個目の実は、野鳥に
見つかって・・・啄まれて損ねた。その他の実は、熟すのを待っているうちに姿を消した・・・犯人は?
ご近所の果樹園で、こんなにも成長した無花果を見つけた。う〜ん 手塩にかけるとこんなにも違うのか
薄鉛色の雲が空を覆い、風は無く蒸し暑く、気温17〜22℃。 午後1時の気温22.1℃、湿度70%
(11・328)35.8℃(73〜112)