馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

野生の無花果と 人が手塩にかけた・・・成長の差

2024-04-27 13:25:47 | 秘密の果樹園

トルコ産やイラン産の無花果の実の中に、時として蜂が入っている場合がある。花の無い実という漢字が

あてがわれているが、実は実の中に花があり、イチジクコバチという蜂が雌と雄の無花果の間を取り持ち

受粉させていて、その蜂は実の中で終焉を迎えるからだそうだ。この蜂を食べても問題は無いが、あまり

気持ちの良いものでは無い。が、国産の無花果では心配は・・・無用だ。日本の栽培種の無花果は、無為

結果性という品種に改造されていて、受粉無し=蜂を必要とせず雌の無花果だけで実を結実させるそうだ

秘密の果樹園の無花果の昨今の生育状態。10日ほど前までは枯れ枝の様な枝先に律儀に、1本の先端に

ひとつの黄緑の嘴の様な形状の新芽だけを付けていたが、この数日の高い気温が影響した様で、その芽が

沢山の若葉に成長した。若葉に囲まれて成長した枝の先端に、実になるであろう嘴状の新芽が伸び始めた

秘密の果樹園は年に数回、植木職人が枝の剪定を行い下草を刈るが、肥料や水は与えておらず、いわゆる

準野生の状態である。猛暑で日照りが続くと・・・なかなか実は成長しない。昨年の収穫は、大きな実が

ひとつ小さな実がひとつの、合計2個だった。葉から突き出て天を目指した大きな3個目の実は、野鳥に

見つかって・・・啄まれて損ねた。その他の実は、熟すのを待っているうちに姿を消した・・・犯人は?

ご近所の果樹園で、こんなにも成長した無花果を見つけた。う〜ん 手塩にかけるとこんなにも違うのか

薄鉛色の雲が空を覆い、風は無く蒸し暑く、気温17〜22℃。 午後1時の気温22.1℃、湿度70%

(11・328)35.8℃(73〜112)

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