落ち鮎の季節を迎えると、有馬煮を馴染みの季節料理屋で頂く。山椒の実で炊いた黄金色に輝く大振りの
鮎で、しみじみ日本酒を呑むのは嬉しい。が、自分で炊こうなどとは思わない。山椒の実が採れる季節は
今頃の季節で、秋に入手しようと思うと冷凍物しかない。冷凍物でも良いのだが、山椒の実の価格よりも
冷凍配送代が遥かに嵩む。加えて有馬煮は旨いが、かなり強い味ゆえに、そう頻繁に味わうものでもない
唐突に口の中に、にんにくの茎の牡蠣油ソース炒めの味が駆け巡る。流通するにんにくの茎のほとんどが
大陸産ゆえ、我が家の食卓からは遠かった。 OK の野菜売り場には、「扱いません」と明記されているし
何故に? にんにく本体は青森産だったり熊本産などが出回っているのに、国産にんにくの茎は出回って
いないのだろう。ググってみた。普通に商品化されているにんにくの茎の上部に、花が付くとそれなりの
栄養分が必要で、球根部分の成長を阻害する為、切り落とすらしい。が、宣伝で繰り返され刷り込まれた
青森産福地ホワイト六片は、あまり茎が成長せず茎を食べるには不向きな種類らしい。他の産地はどうか
で、商品として売られているにんにくの茎をググった。レシピは膨大な量出てくるが、商品の販売情報は
少なく・・・中国産が多い。国産も出てくるが要冷蔵なのだろう・・・配送料がお高い。で、メルカリが
出てきた。通常のメール便使用で、配送料は出品者負担である。山菜・野菜をメルカリで買う時代の到来
にんにくの茎が採れるのは、4・5月だけである。駅高架下のスーパーの棚に一年中並んでいる大陸産は
・・・何んなのだ? 長いまま2・3分茹で、切って冷凍保存可能。引っ越したら、冷凍庫を追加したい
白く滲んだ晴れ空、暑くて上着を脱いだ、気温12〜26℃。 午後1時の気温25.2℃、湿度は26%
明日から20℃前後に下がるらしいが、 来週末からは再び25・6℃という・・・最高気温予報である
(11・331)35.9℃(71〜111)