


重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」に、




(参照:重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」スタッフ撮影写真より)
“Bグループ”で、スタート


・Am8:53

最後尾から様子を伺った。

少し走って“ハルヒルオヤジ隊”の今Iさんの背後について走行していると「早く居なくなって~」と、言われてしまった。



・Am8:54

坂道なのにペダルを踏めば踏むほど加速していく。

初めての未体験な感覚。


前を走る集団に追いつきたい。
この坂道を、




数十秒で集団に追いついた。
失礼な言い方だが、徐行しているように見えてしまう。


追いつかれた方から「ズルい~ぃ」、「卑怯だ!」と罵声。

その通りなのだが、もうレースモードなので、遠慮なくパスさせていただいた。

・Am8:55

遠くに見える次の集団を目指して、ペダルを踏んだ。



1分かからずに前の集団に追いついた。
「速い、速すぎる

夢に見ていた事が現実になったようだった。
そして、自分が



・Am8:55

前には誰もいない。
1人になって、冷静さを取り戻した。
スタートして、3分掛からずに“Bグループ”全員をパスしてしまった。

恐るべし、




例年は、“ハルヒルオヤジ隊”の今Iさんの背中に付いていき、オーバーペースで失速してヘロヘロになって、やっとゴール。

それが、アニメの戦闘戦士が変身したように




榛名湖畔まで12Kmの看板。
実際のゴールまでは、約10Km。
楽しい2Kmだった。


目の前を走るのは“オヤジ隊メンバー”のA木くん。
彼は“Aグループ”。
いつの間にか“Aグループ”に追いついた。
・Am9:02

背後に着くと、「追いつくのが、速すぎる~」と、言われた。
“Bグループ”のトップで追いつくのが、自分とは夢にも思って居なかっただろう。


A木くんをパスして、時速17Km/hで快走。

”チームハルヒル“の A木隊長に追いついた。
「お疲れ様です」と、声を掛けた。

「エッ、もう来た。しかし、サイクリングしているように息が乱れずに余裕だ!」と、言われた。
確かに、いつもなら心拍数が170台になって「ハァ、ハァ」言いながら走っているのだが、漕いでも漕いでも息が乱れるほどにはならなかった。

・Am9:08

大きな鶏のオブジェが見えてきた。
第1区間ゴールが目の前。
・Am9:11



2年前に参加した時のタイムは、22‘30“。
今回のタイムは、約18分。
約4分30秒も速い。


この先から第2区間となる。
登坂車線もあり、このコースの難所でもある。

登坂車線の案内看板が現れた。
前半の疲れか、勾配が急になったためか、時速15Km/hに落ちてしまった。


登坂車線が始まった。
・Am9:13

速度は、勾配が緩やかになると、時速17Km/hになり、勾配が急になると、時速15Km/hに落ちてしまう。
アシストは、時速25Km/h辺りまでという。
もっと走力のある方が乗ったら、この坂を時速20Km/h超えで上るのだろうか。


いつもお世話になっている“ハルヒルオヤジ隊”のKムラさんに追いついた。
背後について走行していると、「速すぎぃ~」と、言われてしまった。

申し訳ないと思いながら、パスさせて頂いた。

・Am9:14

遠くに榛名山が見えた。


“チームハルヒル”のK倉。
声援を贈って、先を急いだ。
・Am9:14

チョッと疲れが出て、時速16Km/h。







(参照:重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」スタッフ撮影写真より)


いつもなら第2区間のこの辺りは、速度が時速10Km/h以下になり「ゼェハァ、ゼェハァ」言っているのに、別人。


「もしかしたら速くなった」

時折り、そんな妄想をしてしまう。


現実を実感するために、4段階あるアシストを弱めてみた。
2つ下げて”③ツアー”にしてみると、当たり前のように減速していく。

「ペダルが重い~」。

シンデレラの魔法が解ける様だった。


ゴールまで夢を見ていたいので、アシストを元どおりの最高パワーの”①ターボ”に戻した。

登坂車線が終わりになっていく。
頂上が近い。

第2区間ゴールの頂上へ。



2年前に参加した時のタイムは、43‘32“。
今回のタイムは、約34分。
約9分30秒も速い。


このコースで一番好きな下りへ。
ところが、スピードが出ない。

時速24Km/h辺りから、スピードが伸びていかない。

ゴツゴツなオフロードタイヤかアシストの影響か分からないが、大きなタイムロスになった。


最後の上りが始まった。

森林のトンネルの中をペースを上げて走りたい。

・Am9:30

あと、1Km。
時速17Km/hをキープしながら走った。


あと、500m位。
普段なら、「もう限界」と思いながら、最後の力を振り絞っている場所だが、心底まで疲れていない。
それなら、ラストスパートで時速20Km/hになるかといえばならない。
機械のパーツの一部として、黙々とペダルを踏むしかないようだ。

最終コーナーへ。



(参照:重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」スタッフ撮影写真より)
それに応えるべく、ダンシングでラストスパート。




ダンシングは、モーターとのリズムが合わないのか思った以上に速くならない。


ゴールは目の前。

(参照:重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」スタッフ撮影写真より)
もがきながら、全身の力をペダルに込めた。


ゴォ~~ル!


2年前に参加した時のタイムは、56‘47“。
今回のタイムは、




約12Kmのコースだから、1Km辺り1分以上速いことになる。

恐るべし、



・Am9:38

(参照:高崎市HP第6回榛名山ヒルクライム in 高崎写真集より)
この44’29”というタイムを他のヒルクライムに想定したら、




(参照:重田サイクルクラブ主催「第21回榛名山ヒルクライム走行会」スタッフ撮影写真より)
今回は、クラブ主催の順位を競わないヒルクライム走行会という事で走れたが、正式なヒルクライム大会では、電動アシスト e-BIKEは、まだ、出場できない。

しかし、ヨーロッパで人気が高まるなど、魅力は大きい。

今は用途を、
・坂道を楽に上り、もっと遠くへツーリングしたい。
・体力差を気にせず仲間と一緒に走りを楽しみたい。
などなど、個人の選択しとして選択するなら、サイクリングの楽しみが無限に拡がると思う。

電動アシスト e-BIKEは魅力的で楽しいが、身体が動くうちは仲間とロードバイクで、一緒に汗を流すライドを楽しみたい。












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