思いやり

2018年12月23日 06時03分00秒 | 少年野球

私は前チーム監督の時から選手には言っている言葉があります。

 

「野球は、相手の事を思いやる気持ちがないと成長しない」

 

例えば、自分が打席に立ちファールを打ったとします。

そのファールボールをキャッチャーが追いかけます。

その時、装備しているキャッチャーマスク等が外れて落ちています。

そこで、選手にはそのマスクを拾って、自分のユニフォームで拭いて渡してあげる。

また、今度は自分がキャッチャーであった場合、打者のバットを拾って相手選手に渡してあげたり。

さらには、ネクストサークルで待機中に、前の打者がファールを打った。

その際に、バットを拾って選手に「ナイスカット」と笑顔で言ってあげなさいと言ってます。

この行為、簡単なようで実は非常に厳しいです。しかし、慣れれば簡単です。

では、なぜ簡単にはできないのでしょうか?

 

答えは簡単です。

答えは

「自分しか見えていないから」

です。

完全に自分の事しか(三振をしないように、緊張しないように、エラーしないように)考えてないからです。

物事を客観的に判断し、視野を広げる事は非常に重要になります。

また、エラーを恐れない、緊張もしにくい性格にもなります。

選手からも信頼されるプレイヤーになります。

だから、自分の事だけでなく、相手の気持ちを思いやる事で、もっともっと野球が楽しくなります。




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