白牙隊A2屯所

びゃくがたいあにぃとんしょ

Exist†trace「TRUE」のサビ裏のフレーズ

2011-06-25 | 音楽
Bマイナースケール

さて、TRUEの魅力は先日申し上げましたが、
シンコペーション
マイナースケール
サビの裏のメロディアスなフレーズ

の3点ですが、この内後者2つについて述べてまいります。

早速ですが、サビのベースラインはおそらくこんな感じです。
Photo_4
(クリックすると全て表示)






ベース(ルート音)的には
B→D→G→A /B→D→G→F#

と言う推移です。
この最後のG→F#というところがかなりセクシーなフレーズになっています。
特に最後の2拍、F#のところがカッコイイですね♪

ここを「F#ミクソリディアンでクールに♪」とはいってないと思います。個人的にはね。


若干めんどくさいんですが、
エレクトリックベースのいい点の一つが、

「形を覚えればポジションの変更で何とかなる」

というのがあります。

…順番にいきますよ~∠( ̄へ ̄)

仮に、弦が無限にあるベースがあったとしましょう。
で、そのベースでメジャースケールを弾くとしましょう。

そんな中、私が考えるのが、「形を覚える」と言うやり方です。
まずこちらをご覧下さい。

Photo_2

コレはビリーシーンの考え方を元にしているんですが、メジャースケールを形で考えると3つのパターンの繰り返しということができると思います。
基本は、左手4本の指で1フレットずつカバーする基本的なフォームの中で、

パターン1:半全
パターン2:全半
パターン3:全

コレが11223→11223→11223…と無限に続いていくわけです。
(ちなみにビリーシーンは手がでかいのでパターン3が全全の5フレットをカバーしています。)

パターン1と2は真上に移動するんですが、パターン3から1に戻るときは左に1フレット分移動するのが特徴です。

現実問題「11弦ベース」なるものは存在しないので、1ポジションで弾ききることは出来ませんので移動せざるを得ませんが、そこでもこの考え方は便利です。パターンとパターンの間は全音(2フレット)になります。場所は変わりますが、パターンの推移(11223→11223…)は変わらず、パターンの形自体も変わりません。

2


コレをスタートの音を変えるだけで12キー全てに応用できるのがエレクトリックベースの凄い点です。

では「TRUE」に戻ります。
ここではBマイナースケールになりますね。もちろん肝となる3小節目、4小節目を「Gフリジアン・F#ミクソリディアン」という考え方もあるでしょうが、「BマイナースケールでGとF#を意識」的な考え方のほうが健康的だと思います。

メジャースケールでは前述の通り、11223→11223…のパターンですが、
ここで使うマイナースケールでは
22311→22311…という順番になります。
(ちなみにフリジアン、ミクソリディアンは12231→12331…になりますね)

ネック上でBフラットスケールの22311→22311…を当てはめてみましょう。
開放弦から始まるのでちょっと頭を使いますが、なれれば簡単ですよ~。

B_2
(クリックすると全て表示)



コレは一例ですが、このように形さえキープできればネック上を縦横無尽に動くことがしやすくなると思います。
「12キーで7つのチャーチモードを全て練習!!!」というより、この11223→11223…という形を動かすことをイメージしたほうが楽しいと私は思います。

(ちなみに私は最後の4小節目は写真よりもっと右のポジションで弾いています。皆さんもやりやすいポジションを探してみてくださいね~)



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