先駆者！

環境システム科の３年生が実習しています。
この日の実習は溶接らしく、みんな一生懸命です。
昨年、創立70周年を迎えた名久井農業高等学校。
70年という長い歴史の中で、
このような工業実習を行うのはもちろん初めてです。
ぜひ本校の生徒職員も含めて、
いろいろな方に見学してもらいたいものです。
現代の産業社会は農業や工業、商業が
複雑に関連しながら形成されています。
農業と工業、農業と商業。
さらには農工商が融合した産業も生まれてきています。
したがって従来の棟にその道のプロフェッショナルだけでは
対応できない世の中になっているのです。
新時代を担う経営者や技術者を養成する環境システム科。
日本の産業教育の新しい姿がここにあります。

待望の工業施設完成

みなさん、ここがどこかわかりますか？
名農に詳しい方も心当たりがないはず。
それもそのはず、昨年度末に完成したばかりの工業実習棟です。
まるでどこかの工場のような雰囲気をもっています。
工業と農業を融合させて学ぶ「環境システム科」。
農業関連の施設は今までもありましたが、
工業の技術を学ぶ施設がまったくありませんでした！
したがって環境システム科にとって
この施設はなくてはならないもの。
生徒も職員も首を長くして完成を待っていました。
決して広くて大きな施設ではありませんが
やっと工業実習ができるようになった環境システム科。
活躍が期待されます。