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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

アルビレックス新潟レディース元選手 波佐谷灯子 引退決意

2017年12月10日 16時00分00秒 | JFL地域リーグ 大学・高校サッカー
アルビレックス新潟レディースに2007シーズンに加入し、2010シーズンに一度は引退しながら、2013シーズンにASハリマアルビオンに入団して現役復帰。
2015シーズンには、生まれ故郷のチーム「ノルディーア北海道」に移籍。
こういう経歴を歩んできた波佐谷灯子(はさたに・とおこ)が、2017シーズンを以て、今度こそ現役競技生活に別れを告げます。

アルビレックス新潟レディースでは、公式戦通算13ゲームしか出場していません。
言葉は悪いですが、純戦力としては影の薄い存在でした。
だがしかし、彼女はサポーターにとても愛されました。
真摯で生真面目で、少し抜けていて、可愛がられる性質の選手でした。
美人だというのもありますが、愛嬌がありました。

ベンチ外メンバーがグッズの販売補助を行うのは、アルビレックス新潟レディース主管試合の見慣れた光景ですが、灯子ほど〝買わせるのが上手い〟選手は未だに現れていません。
小原由梨愛や上尾野辺めぐみなども、灯子にはセールス力では叶わない!に違いありません。
これも人徳なのでしょう。

2017年12月1日付の日刊スポーツ新聞の北海道版に、そんな彼女の引退に関する記事がの掲載されていました。


<女子サッカーのノルディーア北海道が、12月2日からプレナスチャレンジリーグ(なでしこリーグ3部相当)入替戦に挑む。
残留をかけ、セレッソ大阪堺ガールズとホーム&アウェーで争う。
2日第1節は大阪・J-GREEN堺で戦う。

元U-17日本代表DF波佐谷灯子(29=北海道文教大明清)は現役引退の決意を胸にピッチに立つ。
「(今月10日の第2節含め)この2試合が自分の最後の試合になる可能性もある。
負けては終われない」と悲壮感をにじませた。

現日本代表DF宇津木瑠美(29)らと同期で、2005年女子U-17アジア選手権優勝を経験した。
指導者の道を求めて新潟(1部)で引退。
その後、ハリマアルビオン(2部)で現役復帰した。
2015年から3季、故郷のノルディーア北海道で戦った。
本職のDFからボランチ、攻撃的MFまでこなし、後輩たちに範を示した。
「普通の女の子に戻りたい気持ちが強い。
残留をサッカー人生22年の集大成に」と涙ぐむ。

今季は開幕3日前に左太もも肉離れを発症。
約2カ月戦列を離れた際、OLとして働きながら、週末のホーム戦に駆けつけ、会場運営を手伝うなど、低調なチームを支えてきた。
復帰後に上位猛追も、入替戦出場を余儀なくされた。
「冬に屋外で練習のできない北海道のチームを、この時期までもたつかせてしまい、申し訳ない気持ち。
必ず勝ちます」。
最後はトレードマークの笑顔でピッチを出る。


◆波佐谷灯子◆ はさたに・とおこ。1988年(昭63)5月3日、厚岸町生まれ。
厚岸厚静小2年でサッカーを始める。
北海道文教大明清高1年でU-16、同2年でU-17日本代表。
2015年からノルディーア北海道所属。
家族は両親と兄、姉2人、弟、妹。
163cm。>

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