♪道は険しくとも
♪共に戦いながら
♪オレ達と行こう
♪L1へ行こう
mocなでしこリーグディビジョン2最終節、バニーズ京都アルビレックス新潟レディースの一戦、いつもなら選手入場の際は、♪好きにならずにいられない♪をハミングして、選手を出迎えるんだけど、昨日は流石に違ったね。
希望が丘文化公園陸上競技場に詰め掛けたサポーターのテンションも、1000%超
そして、もちろん、選手達の気合も超MAX
メイン側の建物ミックスゾーンに当たる場所で、鳴尾監督を中心に全選手が円陣を組んで挙げた気勢が、バックスタンド芝生席に陣取るサポのところまで聞こえてきたからね。
先月の大原学園戦の試合前にも、全選手が発した気合の声が、メインスタンドのドレッシングルームからバックスタンドまで聞こえたけど、昨日のは、それ以上ですがな
鳴尾監督の采配も、超強気w( ▼o▼ )w
それはスタメンと布陣を見てみれば、一目瞭然
メンバー表は、こちら。
なんと、FW登録している選手4人を、一挙にスタメン起用ですよw(゜o゜)w
上尾野辺・牧野・田辺・中島未来という、いずれ劣らぬ得点能力の高いカルテットを投入してきたんですからな。
点取って勝つぞ おらヾ( ̄0 ̄ゞ)
という鳴尾監督の明確な意思が、よく伝わる采配だよ
なお、だからって4トップというわけじゃありません。
DF片桐、MF江橋という登録だけど、最終ラインは井上&優理&江橋の3人。
そして片桐は、リベロ色の強いボランチ。
右ウイングを野村、左ウイングを上尾野辺。
牧野と吉本がオフェンシブハーフ。
中島と田辺が2トップだけど、中島がやや下がり目で、田辺はポスト役で最前線に張っています。
こうして、選手も鳴尾監督以下スタッフも、そしてサポーターも気合入りまくりで、試合開始時刻の12:00を迎え、バニーズからのキックオフ……、と思いきや、何故か、キックオフ中止。
仕方なく、再度、選手達は軽くアップして、またキックオフを待つ羽目に。
そして予定より1分遅れで、遂に運命の90分間の始まり、始まり。
さて、吾輩だけの見方かもしれんけど、すんなりキックオフを迎えられなかったのが、アルビLにとっては災いしたようだ。
というのも、試合開始後の選手達のパフォーマンスに、ぎこちなさが、ありありと見え、思うように攻撃できてなかったんだな、これが(´ρ`)
せっかく、集中力を高めたのに、一旦キックオフが延びたせいで下がってしまい、メンタルに影響が出たのではなかろうか?
只でさえ、尋常ならざる気持ちで、試合に臨まなきゃいけないのに、余計なことで心理を乱されるのはね( ´△`)
サッカーに限ったことじゃないけど、ちょっとしたことで集中力が乱されて、思うような結果を出せなかったって例は、スポーツ界じゃ珍しくないですから。
これが、昇格も何も懸かっていない単なるゲームだったら、大した影響は出なかったのかもしれんけど。
引き分けすら許されない、1部昇格が決まるかどうかの一大決戦だけに、どういう理由か知らないけど、キックオフ時間が1分延びたのは、残念至極┐( ̄ヘ ̄)┌
こんなハプニングの影響もあってか、とにかくアルビLの動きにキレがなく、早くも苦戦の予感が。
バニーズも、彼我の選力差を鑑みて、完全な守備重視の陣形を敷いとります。
ゴールに鍵を掛けて、なにがなんでも、アルビLにゴールを許さんという姿勢が強烈に見えましたよ、はい。
前節、福岡J・アンクラスは、もう昇格の芽がなくなったのに、それでも必死になってアルビLとのゲームで、ドローに持ち込みました。
普通なら、モチベーションが下がって、アルビLに白星を献上しても不思議じゃないところ、“ホーム最終戦でみっともない試合はできない”“来季につなげる試合を”と懸命に戦ったからこそ、アルビLに、あっさり負けなかったんでしょうな。
バニーズもそう。
“ホーム最終戦、そして最終節で、下手なゲームは出来ない”
“目の前で、胴上げなんて、見たくもない”
と、鬼のように、アルビLの攻撃を防いでいましたよ。
そして、ちょっとでもアルビLにミスが出ようもならば、カウンター一閃
あわや、バニーズが先制なんて 場面もありましたわ
<硬さからか自分達のサッカーを出来ないアルビL>×<目の前での優勝阻止のバニーズ>
=膠着状態、てな感じで、時計の針はどんどん進んでいきます。
サポの間からも、たまらず、焦りの色が出てきましたよ
“よし、ここらで点を取ろうぜ”
“もう、そろそろ、点取って行こう”
という声が、前半20分過ぎから、あちこちで上がってきましたからね。
吾輩も内心、いくら緊張があったり、相手がひきこもりで守っているからって、こうもスコアが動かないんじゃ……と、気が気じゃなかったでんがな、まんがな。
こんなイヤ~な空気が、前半27分、一挙に消し飛びました。
待望の、待ちに待った先制ゴールヾ(>▽<)o
混戦の中から、ようやっと、誰かが蹴ったボールがゴールネットを揺らしたんですわ
でもね~、アルビサポが居る側と反対方向のゴールだから、誰が決めたのか、正直、よく分からんかった。
それはコールリーダーも同様だったようで、誰のチャントを唄えばいいのか、戸惑いもありましたから。
も、点が決まった事実に変わりなく、アルビLが1点リードという状況に、ヒートアップするアルビサポ。
ちなみに、数分後、牧野のゴールという場内アナウンスが流れ、さらにハーフタイムに野村のゴールと訂正というアナウンスが流れました。
この1点が蟻の一穴となり、ゴールラッシュが続くかと思われたけど、そこはバニーズが踏ん張り、前半は1点止まり。
ハーフタイム中、KABAさんが、大原学園の試合結果を皆の衆に告知。
それによれば、7対0での勝利で、この時点で、得失点差でアルビLを上回らないこと決定\( ̄▽ ̄;)/
もうアルビLは、1点差勝利だろうが、2点差勝利だろうが、バニーズに失点しようが、とにかく勝てば、2部優勝決定、という状況に。
そして、後半45分がスタート。
1点リード、そして大原学園の結果を受けてか、アルビLからようやく硬さが取れたように見えましたね。
後半は、前半の倍以上も、バニーズゴールに襲い掛かります。
ただ、最後の詰めが甘い
中島が、田辺が、牧野が、上尾野辺が、ゴール前で決定機を迎えるんだけど、枠を捉えられない
これが、俗に言う、産みの苦しみってやつですかね
後半のバニーズは、そんな攻めて来られないので、失点はないだろうという安心感はあったし、このままのスコアでも2部優勝は確実なんだけど、サポとしては、そして選手達も、ダメ押しの2点目が早く入らないものか、そこが後半の焦点に。
そしてそして、待望の2点目、試合を決定付けるGOALが、後半20分に生まれました。
決めたのは、中島未来\( ̄▽ ̄;)/
お約束のバク転も飛び出し、これで2部優勝まで残り25分間+ロスタイムを残すのみ。
時間は刻々と過ぎ、ロスタイム表示「2分」が出ると、サポは、一斉にバックスタンド芝生席最前列に〝大移動〟
ここで再び、
♪道は険しくとも
♪共に戦いながら
♪オレ達と行こう
♪L1へ行こう
の大合唱、そしてタイムアップの笛が鳴り響く―
この瞬間、やっとやっと、アルビLの1部自動昇格が決定しました
サポは、旗を振り回し、メイン側で試合を見守っていた控え選手や、ベンチ入りしてないけど、一緒に新潟からやって来た選手達は抱き合い
、ピッチに立っている選手はハイタッチ
したり、鳴尾監督はなんか吼えてるし
向こうの方でゴールでは、緑色のユニが仰向けでピッチに倒れているし。
この半年間の激闘、否、これまでの苦労が報われたことに、感極まったですな、轟
その後、選手達と監督が、バックスタンドにやってきて、昇格セレモニー開始
紙テープが舞い、選手個々にネックレスを掛け、花束を渡し、鳴尾監督を胴上げ
仕上げは、シャンパンファイトならぬ炭酸水ファイト
炭酸水ファイトは、特に年少組が大はしゃぎ\(^▽^\)(/^▽^)/
太鼓組にまで掛ける始末
そして、藤巻なんか、そんな様子を見守っていたサポに向かって、炭酸水を掛けるんですよ
吾輩も、ちょっとだけ濡れてもうた
藤巻は、怪我を乗り越えての昇格だから、このはしゃぎぶりも、さもありなん、ですな
そして中島未来に至っては、昇格記念のバック転を、サポの前で披露しちゃうし
記念撮影も済ませ、ひと通り、セレモニーも終わると、あとは「クリーンサポーター」登場。
ゴミを片付け、皆様、ご苦労様でした
唯一、残念だったというか、物足りなかったのが
♪We are the champions my friend
♪And we'll keep on fighting till the end
♪We are the champions
♪We are the champions
♪No time for losers 'Cause we are the champions of the world
という、クイーンの[We are the champions(邦題:伝説のチャンピオン)]が、会場に流れなかったことくらいですかね。
選手たちは、セレモニー後、新潟のメディアに囲み取材を受けたり、応援しに来た親族らと談笑したり。
鳴尾監督を含め、みんな、良い顔をしていました。
桜や光安は、少女のように(?)、純な、あどけない顔をして笑っていたね。
そんな中、印象的だったのが、轟奈都子。
ご両親が観戦しに来ていて、話してんだけど、その顔からは険しさが抜け落ち、安堵感で一杯、って感じでした。
もうね、<娘の顔>になっていましたね(*^-^)
吾輩、ご両親とも話させてもらいましたが、もちろん、大喜び\(^▽^)/
特に、喜びに切実がこもっていたのは、次のセリフ
“1部に上がってくれたから、関西遠征も増えまっしゃろ”
“応援に行きやすくて、助かりますわ”
なるほど、TASAKI、伊賀フットボール、INACと、1部には関西のチームが多いですからね。
大阪にお住まいのご両親にしてみたら、愛娘の活躍を見る機会が増えるもんね。
それに、ちょっと足を伸ばせば、岡山湯郷にも行けるし。
2部だと、関西を本拠地にしているのは、バニーズくらいか。
そうそう、轟の凛々しさは、お父様譲りなんですね。
彼女のお父様、キリッとして恰好良かったです。
では、ここで改めて、片桐主将以下、アルビLの選手達、そして監督・コーチ・トレーナーの皆々様に、1部昇格のお祝いを申し上げて、試合レポートを終わります。
わたくしもマッキーとみおみおに炭酸水かけられましたよ。
昨年目の前で対戦相手が昇格する場にいたので
すっっっごくうれしかったです♪
ゴールのネットが少し外れてたからっす。
そんなの前座試合のときにチェックしとけちゅーの!
えー・・・自分も未央に水を。。。
でも、嬉しいから気にしなかったです。(笑)
昨日は、bartret555さんとひじょーに近い場所に居たみたいで・・・ご挨拶できたらよかったですね。
いつもメインスタンドでしたが、昨日はボスデミアさんの横で一緒に応援してました。
それにしても嬉しいですね。今朝、いろんな新聞を読んじゃいましたが、改めて優勝した歓びを感じた次第です。
選手の皆さん、おめでとうございます。お疲れ様でした。そしてありがとうございました、と言いたいです。
一昨日は、お疲れ様でした。
>わたくしもマッキーとみおみおに炭酸水かけられましたよ。
おお、みのたろさんも、掛けられた口ですか!
でも、こういう炭酸水掛けで濡れるのは、嬉しいですよね
>昨年目の前で対戦相手が昇格する場にいたので
すっっっごくうれしかったです♪
苦難や屈辱があったからこそ、喜びは何倍にも増しますよね
本当におめでたい、忘れられない11月5日でした。
>キックオフが遅れたのは、アウェーの洗礼...では無く、
ゴールのネットが少し外れてたからっす。
え
優勝の懸かる大一番なんですから、きちっとして欲しかったです。
percevalさんのブログを拝読しました。
percevalさんも、居ても立ってもいられずに、希望が丘にいらっしゃったんですね
>自分も未央に水を。。。
でも、嬉しいから気にしなかったです。(笑)
こういうので濡れるのであれば、選手達に掛けられるのであれば、こんな嬉しい事はありませんよね
>それにしても嬉しいですね。今朝、いろんな新聞を読んじゃいましたが、改めて優勝した歓びを感じた次第です。
東京では想定の範囲内ですが、一般紙・スポーツ紙ともに、ただ結果のみしか報じていませんでした。
新潟でのメディアの露出と大違いです(苦笑)
でも逆に言えば、それだけアルビは、地域に密着した存在なんでんすよね。
良い天気で記念日としては最高でしたね。
炭酸水掛け、喜んでいただいて準備したかいがありました。
クラブスポンサーを考慮して大塚製薬関連のクリスタルカイザーを急遽JUSCOさんに手配してもらったんですが、間に合ってよかったです。
全女が始まりますが、元旦に国立へ男女揃って行きたいですね。
モバイルアルビから結果を知ったのですが、やっぱりじーんと熱いものがこみ上げてきましたね。
L1でも頑張ってほしいですね。
>この数週間、このブログを読むのが楽しみでした。
拙い弊ブログに、過分なお言葉を頂戴し、どうもありがとうございます
>炭酸水掛け、喜んでいただいて準備したかいがありました。
選手もサポも一緒に、はしゃげる事が出来て最高でした
>全女が始まりますが、元旦に国立へ男女揃って行きたいですね。
男女アルビが、揃って1月1日に国立で戦える日が来ることを、心底、私も願っております
>モバイルアルビから結果を知ったのですが、やっぱりじーんと熱いものがこみ上げてきましたね。
奈菜さんも含めて、現地に応援に行けなかった方々も、かなりアルビLの動向に関心を持っていられたようです。
事実、このエントリー記事を書いたら、今までにないくらいの人たちが、訪問してくれましたから。
>L1でも頑張ってほしいですね。
1部では容易に勝てませんが、1つでも多く勝ち点を稼げて、1部定着を図って頂きたいと祈っております。