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アルビレックス新潟レディースU-15 7月27日から全日本U-15女子サッカー選手権大会に挑戦

T 川口尚紀 壁にぶつかる

2013年08月11日 10時30分00秒 | アルビレックス新潟トップチーム
2013Jリーグ ディビジョン1の前節、第19節[アルビレックス新潟×清水エスパルス]よりは、改善されたね、大いに。
ただ、そうはいっても第20節[ヴァンフォーレ甲府×アルビレックス新潟]における新潟の右サイドバック川口尚紀は、及第点には至らなかったなあ。

前節、川口は前半45分間に出場しただけで、後半からはベンチに下ったことは、みなさん御承知の通り。
この件に関して、尚紀がイエローカードを提示されたために、この試合2枚目の警告を危惧して柳下監督は交替させたのではないかという見立てをネット上に記した人が多くいらっしゃいましたが、それがしは、単純に彼の出来が悪かったからだと推測。

今月3日の川口尚紀は、河合陽介とヨンアピンとの防御に追われて、前線に駆け上がる・センタリングを上げるというサイドバックに求められる役割をこなせませんでした。
1回しなかったかな、割と良い形でクロスを上げたのは。
左サイドを、キム・ジンスと田中亜土夢により制圧し、ジンスが度々チャンスを創出していたのとは対照的。

河合とヨンアピンに新潟の右サイド高い位置に橋頭堡を築かれては、尚紀が懸命に守ってはいたけども、致命傷になりかねない。
そこで柳下監督、ズバッと決断したんじゃないでしょうかね。
実際、代わりに入った藤田征也は、河合らを後退させることに成功し、センタリングを幾本も中央に蹴り込んでいたではありませんか。

そういえば柳下監督は、昨季のホーム清水戦でも、サイドバックを早々に交替させて勝利を手繰り寄せましたよね。
あの試合でも、河合に手を焼いて、左サイドバックのジンスは危なっかしい守備を繰り返すという、後手に廻る一方の展開。
いつ2回目の警告カードを啓示されて、退場処分を受けても不思議じゃない状況でした。
で、柳下監督は前半30分も迎えないうちに菊地直哉と交代させて。
結果的に、この英断が新潟に勝利をもたらしたのは、みなさんもよく御存知のところ。

この試合でアルビレックスの最大危険因子であったジンスが、新潟の鋭角な武器に進化し、果ては韓国A代表に選ばれるまでになっているんですから面白いものです。

話を戻して、川口尚紀のこと。
対甲府戦での彼は、対清水戦とは打って変わって、右サイドの高い位置に張り出して、三門雄大や成岡翔らと絡んではセンタリングを送っていましたよね。
ただ、ただ、そのクロスの軌道及び速度が如何ともし難く……。
まだ録画中継を確認していないので印象論になってしまいますが、「合格点」のクロスは前半に2回あっただけで、他は全て「不合格」。
2ちゃんねる用語として有名な、とんでもない軌道を描く「ワロス」こそ1~2本だったけど、でも精度と球速が劣り、せっかくのチャンスが思うようにゴールという結果に結びつきませんでしたよね。

競技場から甲府駅南口に向かうシャトルバス内、駅構内で電車待ちをしている間、アルビレックスを応援している人たちから川口尚紀への「ダメ出し」が盛んに聞かされました。
いや、「ダメ出し」というより「嘆き」ですね。
口汚く罵ることは無く、良いクロスを送っていたら、という「たら」「れば」の話。


川口尚紀のクロスが、てんで駄目なものじゃない、どころか質の高いセンタリングを中央に送れる技量があることは、過去の試合が証明しています。
それがしは観ていないけど、昨季の全日本サッカー選手権大会、対サウルコス福井戦では良いセンタリングを何本も蹴ってたんでしょ。
今季、サイドバックの先発起用が始まった当初も、良い攻撃参加を表現できていました。
だから皆さんも“川口イイねえ”“尚紀の将来が益々楽しみになった”とネット上に称賛する書き込みをしていたわけで。

また守備に関しても、鹿島アントラーズのジュニーニョを封じ込めるなど防御力にも非凡なものを発揮できていたこともあったけど、川崎フロンターレのレナトに蹂躙されたり、マークを外して失点の直接の原因にもなったり。

しかし筆者は少しも不安視していません。
彼のことをアルビレックス新潟ユース時代から応援し続けているが故の〝身贔屓〟から、そう思っているんじゃありません。

サッカーに限らず他のスポーツ競技でも、いえ仕事や勉強などでもそうだけど「紆余曲折」「試行錯誤」「挫折と成功体験」を経て、成長・進化は遂げられるものでしょ。
大相撲で、序の口・序二段・三段目・幕下をスピード出世し、大関・横綱候補に挙げられるようになった力士が、前頭上位や三役に昇進したら勝ち越せなくなった、昇進速度が鈍ってしまった、というのはよくある話。
でも後に横綱・大関となる力士は、一握りの怪童を除けば、そういう一進一退を経るものです。
今をときめくセレッソ大阪の柿谷曜一朗も、天才だとユース時代に持て囃されたけど、大きな挫折を味わって、今があるわけで。
新潟のエース川又堅碁だって。
ゴールを全く奪えなかった男が、現在じゃあ、毎試合1得点を記録しているまでになったんですからね。

柳下監督が、対セ大阪戦の試合後でしたっけ、川口尚紀を批判したのは。
その前にもあったし。
それでも彼を先発落ちさせることなく継続的に起用しているのは、それだけの逸材だと監督は見なしているからでしょ。
個人名を挙げて厳しい批判をしているのも、期待の裏返し。

アルビレックス新潟レディースの平井咲奈選手、彼女は唐突に奥山達之監督にサイドバックに配置転換させられたんですが、案の定、〝使えない〟サイドバックでね。
当たり前なんですけど、サイドバック未経験選手だったんだから。
うちら応援している側は、不安で不満であったけど、そこはじっと堪えて彼女の成長を待ったら、今では抜群のサイドバックに。

川口尚紀は、年代別代表ではサイドバックの常連だったけど、アルビレックス新潟ユースではずっとFW。
ユースでもサイドバックを本格的にやるようになったのは去年の6月。
まだまだ〝日は浅い〟んですよ。

甘やかしては駄目だから、“良いセンタリングを上げろ”の要求はして当然だけど、それはそれとして、多少のことは受け容れて川口の成長を見守っていきたいものです。
1年前の、危なかっしくて仕方なかったジンスが、近い将来の川口尚紀になるかもしれませんよ。
いえ、そうなりますよね。

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