映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

武士の家計簿

2010年12月24日 | 邦画(10年)
 『わたし出すわ』の森田芳光監督の作品であり、また原作本を出版直後に読んだことがあり、その内容はすっかり忘れてしまっているものの、やっぱり『武士の家計簿』は見なくてはと思い、渋谷シネパレスに行ってきました。

(1)この映画は、小説とか漫画に基づいて制作されているわけではなく、同タイトルの新潮新書(磯田道史著、2003年)を原作としている点がユニークと思われます。
 ただ、そのためもあってか、どうしても何かのドラマの背景説明といった感が拭えず、見終わると、本当にこれだけなのと考え込んでしまいます。
 なにしろ、加賀藩の御算用者8代目の猪山直之(堺雅人)を中心に、その父親・信之(中村雅俊)とその息子・成之の、どこまでも平穏無事な暮らしぶりを描いているにすぎないのですから。



 確かに、この映画で描き出される武士の日常生活の実際の有様には、これまでほとんど目を向けられませんでした。何となく、家の中は誰かがうまく差配していて、武士はそんなことに頓着せずに天下国家のことなどにかまけていたのでは、と思い込んでいました。
 ですから、こうした日常生活(弁当持参で城に出向き、太鼓の合図で一斉に仕事に取りかかったり止めたりするなど、現代のサラリーマンを髣髴とさせます)の細々したことには興味が惹かれます〔でも、休日はどうだったのでしょう(注1)。まさか週休2日制というわけではありますまい!〕。

 とはいえ、それはあくまでも背景にすぎないのではないのか、それを前提に何か大波乱が起きるのでは、と大方の映画ファンなら予想するのではないでしょうか。ですが、ラストに至っても、主人公の孫に相当する人物が海軍に入ったことをナレーションで紹介するだけなのです。
 確かに、百姓一揆に関連して、直之が、藩経理の不正を暴き出すエピソードが映画では描き出されています。そうした内部告発的行為に対して、保守派の圧力がかかり、直之は能登の閑職に飛ばされる寸前にまで立ち至ります。
 ですが、そこに行って辛酸を舐めることにはならずに、かえって出世してしまうのですから(この件がきっかけで、直之は、藩主の側近(「御次執筆役」)に取り立てらます)、ドラマ性が酷く乏しいのです〔なお、この事件は原作に記載されていないようです(注2)〕。
 たとえば、原作の新潮新書を見ますと、直之や成之は、幕末-維新のころ丁度江戸(東京)にいたのですから、そこに面白いエピソードを創り上げることも可能ではないでしょうか(特に、直之は、「藩主の側近中の側近」とのことですから〔P.160〕)?
 それに、直之の三男の兵助は日露戦争で戦死し、また成之の甥はシーメンス事件にかかわったとの廉で官界から追放されたりしていて、ここまで来ると決して猪山家も平穏無事だったわけではないことが明らかになります(注3)。

 逆に、映画がここまで日常生活に拘るのであれば、原作に記載されているもっと様々な点をも映像化してみたらよかったのかもしれません。
 たとえば、親戚の冠婚葬祭への出席風景です。その際には花代を包んでいく必要があり、これが猪山家の家計を相当圧迫したはずなのです。
 また、成之はいとこのお政と結婚しますが、原作では、成之とお政の「縁組(婚約)」が成立しても、直ちに「結婚」に至るわけではなく、「お試し期間」が3カ月ほど設けられて、その挙句にお輿入れと「披露宴」があったとあります。江戸時代にあっては、家と家との取り決めだけで結婚が行われていたのでは、との常識を覆すやり方が採られていたようであり、実に興味をひかれます。こういったことも、映像化してみたら面白いのではないでしょうか?

 というようにストーリー面で物足りなさがあるせよ、これだけ芸達者な配役陣が揃うと、観客側も安心して見ていることができます。
 表面的には頗る大人しそうに見えても、芯には実にしっかりしたものがあるという猪山直之を演じる堺雅人は、まさに適任といえるでしょう。



 その妻のお駒に扮する仲間由紀恵は、なんだか『Flowers』の「慧」の姿とダブってしまいましたが、(「慧」は、自分の体のことをも顧みずに子供を産みます)、江戸時代の武家の妻ですからやむを得ないものの、もう少し派手な出番があってもと思いました(注4)。
 その他の役者の中では、直之の祖母を演じている草笛光子が出色でした。なにしろ、年寄りにもかかわらず、あの数学書『塵劫記』を手にして問題を解いていた姿には驚かされました(注5)。それでも、草笛光子ば演じていると、さもありなんという感じにさせられます。

 全体としてホノボノ感が横溢しているホームドラマ的な作品ですが、配役陣に救われて、まずまずのレベルになっていると思いました。


(注1)江戸時代における武士の「休み」はどのような実態にあったのでしょうか?
 そんな簡単そうに見えることを調べようとすると、江戸時代を巡る本が相変わらず陸続と出版されているにもかかわらず、なかなか適当なものに遭遇しません。
 そうした中で、西沢淳男氏の『代官の日常生活―江戸の中間管理職』(講談社選書メチエ、2004)は頗る貴重な文献といえるでしょう。
 同書(P.156~)によれば、江戸の馬喰町御用屋敷詰代官・竹垣直道の日記に窺える勤務状況からすると、1850年(嘉永3年)の1年間(354日)について、役所の業務が行なわれていたのは333日間で、残りの21日半が休日、うち2日は同年の臨時的なものですから、定例的には19日間が休日でした。この中には、正月とかお盆の休みとか山王祭りの日などが含まれます。
 現在の日本の祝日は15日(先進国で最多)、さらに夏休みとかお盆休みがあったり、加えて週休2日制も導入されていますから、19日の休日では酷く少ないようにみえます。
 ですが、同書によれば、代官自身は4時間勤務であり、役所も6時間勤務体制にありました。とすると、勤務日数は現代と比べて多いものの、勤務時間からすればあるいは気楽な稼業だったのかもしれません。
 とはいえ、実際のところは、「多彩な交際や出張」などのため、勤務時間でなくともそんなに暇ではなかったようですが。

(注2)月刊『シナリオ』1月号掲載の脚本家・柏田道夫氏インタビューによれば、元は加賀藩の細工場という工芸部門を巡るエピソードだったものを、長くなってしまうために「百姓一揆の話に変えた」とのこと(P.17)。

(注3)上記インタビュー記事には、「人物としては、三代目の成之が一番ドラマティックなんですよ。……そういうエピソードに惹かれて最初は、成之を主人公にした幕末青春物みたいな話も考えたんですね」とあります(P.16)。

(注4)上記インタビュー記事によれば、これでも「仲間さんの見せ場がいるだろう」と、「夫婦愛の方により比重を増やそう」したとのこと(P.15)。

(注5)2010年の「本屋大賞」で第1位となった『天地明察』(冲方丁著、角川書店)では、主人公の渋川春海に老中酒井雅楽頭が「塵劫は読むか?」と尋ねられて、「そのつど新たに出たものを嗜んでおります」と答える場面が描かれています(P.67)。


(2)この映画を見る前に、偶々、友人の薦めで文春文庫『天皇はなぜ万世一系なのか』(本郷和人著、2010年)を読んでいて、「世襲」に興味が湧いていたことから、この映画のそうした点にも目が向きました。
 というのも、この映画の主人公直之の父親は、猪山家に婿養子に入っているのです。すなわち、主人公直之の祖父に当たる綏之(やすゆき)には男子がいなかったので、娘(松坂慶子)に婿養子を取っています。



 原作によれば、こうした「婿養子はすこぶる日本的な制度」であって、「中国や朝鮮には婿養子は少ない」とのこと(P.29)。すなわち、「「祖霊は男系子孫の供物しかうけつけない」とする厳密な儒教社会からみれば、日本の婿養子制度はおよそ考えられない「乱倫」の風習」ですが、社会学者の坪内玲子氏よれば、「加賀藩士は、三人に一人以上が「御養子さん」」だったようです(P.30)。
 主人公直之の父親信之の実兄は、「すでに前田家直参の御算用者に召し抱えられていた」ために、次男の信之は猪山家に養子に入って、暫くしたら実兄同様御算用者に採用されているのです。

 ところで、『天皇はなぜ万世一系なのか』において、著者の本郷和人・東大准教授は、「土地が生み出す恵に支えられた家を、父から子へ、子から孫へと受け継いでいく、それが世襲であり、世襲は武家社会を成り立たしむる根本的な原理だった」と述べていますが、さらに、「世襲は、理念として「血」より「家」」だとし、「当時の人々にとり大事なのは、「血の継続」ではなく、「家の継続」」などだと書いています(P.149~P.152)。
 例としては、鎌倉幕府で「源氏将軍が三代の実朝で絶えたとき」、「頼朝の男系の孫や甥が数人いたにもかかわらず、彼らを無視して京都の摂関家から新将軍を選」んだこととか、江戸時代において、「養子を迎えることが盛んに行われていた」ことなどが挙げられています(P.175)。
 この映画の主人公である直之の父親信之は、まさに「世襲は血ではなく、家」という法則の実例そのものと言えそうです。

(3)渡まち子氏は、「チャンバラだけが時代劇ではない。物語だけが原作ではない。刀だけが武器ではない。この映画は、固定概念を崩し、物事を違う角度から見直すことで、活路を見出すチャンスがあることを示してくれる」「そろばん侍の生き方が、私たちにこんなにもたくさんの生きるヒントをくれるとは。主演の堺雅人をはじめ、出演する俳優たちが皆、絶妙な演技で素晴らしい。何より、監督の森田芳光の的確な演出手腕が光った。このタイムカプセルの中には、家族愛があふれている」として75点をつけています。



★★★☆☆



象のロケット:武士の家計簿

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5 コメント

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超節約術 (ふじき78)
2011-01-23 20:03:06
時代とぶつかるドラマチックより、もうちょっと節約と借金の目減りとかが目に見えるようにやってくれたら面白かったのに。何だか知らぬ間に借金が返し終わってて・・・。

生まれた後、成長後がまったく出てこない妹はどうなったんでしょうか?(口減らしとか悲しい話はないよねえ)
盛り上がり (クマネズミ)
2010-12-29 06:44:57
「朱鷺標本」さん、コメントをありがとうございます。
猪山家にあっては、「幕末の波瀾万丈の時期にはいろいろな苦労もあったと思われ、近親一族にも悲惨な目にあった人々もいたこと」から、そちらに焦点を当てればもっと面白い映画になったのではと思われるものの、「丁寧に坦々とストーリー展開」しているこの映画でも、決して「退屈」はしませんでしたから、マア構わないのでしょう。
特に、『クヒオ大佐』とか『ゴールデンスランバー』などで大活躍の「堺雅人君はこれにマッチした行動」でしたし!
紙魚と解読の速さ競争 (朱鷺標本)
2010-12-28 12:22:47
 「武士の家計簿」は、前田家の加賀金沢藩の勘定方の下級武士の家の物語ですが、なかなか興味深く見てきました。もともと私の興味対象外の時代であるため、原作の新書は、話題になったのは知っていても読んでいなかったのですが、映画により関心を惹起された面もあります。映画は丁寧に坦々とストーリー展開しており、堺雅人君はこれにマッチした行動で、その意味でも私には面白かったものです。言い換えれば、盛り上がり的な展開はないので、一緒に観に行った歴史無関心派の人からはやや退屈であったとの評がありましたが、こちらには与しません。観客はたしかに年輩層が多かったものです。
 「赤門を作る工面をした信之-主人公の直之-明治初期の成之」の三代の物語で、成之は海軍省の主計課長クラスになり、その男児二人は海軍の軍人になって、総じて家運は上昇したのですが、描かれない反面も歴史にはあります。クマネズミさんが書かれるように、幕末の波瀾万丈の時期にはいろいろな苦労もあったと思われ、近親一族にも悲惨な目にあった人々もいたことでもあります。
  先祖の長年勤励した家計帳を、戦後になって古物商に叩き売った子孫がいたことで、この家の数代の歴史と彼らが生きた当時の社会経済状況が明らかになったというのは、面白いものです。これら多量の書類・史料を見つけだして細部の史実を引き出した原作者は、いま茨城の大学の准教授だということですが、彼にとって本当に宝の山でした。日頃あまり恵まれない歴史研究者に光があてられ、その研究が進となれば幸いであり、人生の巡り合わせは面白いものだとも感じるところです。
苦手な (sakurai)
2010-12-27 12:53:16
森田監督なんですが、なぜか見てしまう。。怖いものみたいさみたいな感じなんですが、
>何かのドラマの背景説明といった感が拭えず、
ここ!そうでした。
だから、劇的なドラマが起こる!とか、節約術のひざを打つ何かが見れるかな・・と思ったもんで、ちょっとなぁでした。
血より家 (KGR)
2010-12-25 02:02:30
Wikiを見てても武家の家系ではよく養子が出てきます。
「13人の刺客」の斉韶(実際は斉宣)も養子ですし。

映画はご指摘のように淡々と進み、台詞やしぐさでカバーして緩急をつけている感がありましたが、実際には、もっと紆余曲折、いろいろあったとは知りませんでした。

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『武士の家計簿』 | 仲間由紀恵と西村雅彦の奇跡のコラボ。 (23:30の雑記帳)
封切りから2ヶ月近く経つというのに、 客の入りは上々でした。 とにかく役者陣が豪華。 中村雅俊、草笛光子、松坂慶子、西村雅彦、堺雅人。 その中でもひときわ輝いていた ...
『武士の家計簿』を新宿ピカデリー9で観てあれれれれな感じふじき☆☆☆ (ふじき78の死屍累々映画日記)
五つ星評価で【☆☆☆飽きずに観れるけど、どーんとは来ない】    巻頭に一言。 やはり、どこかにトニー谷を出さんといかんでしょ。   エンドタイトルとかにBGMで滑 ...
武士の家計簿 (食はすべての源なり。)
武士の家計簿 ★★★★★(★満点!) 幕末から明治――。 これは、実在する家計簿から生まれた、 ある家族の物語。 刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた 。 貧しいときも、豊かな愛を注ぎつづけた妻がいた。 よかったです。 映画館に見に行こうかと思って...
映画『武士の家計簿』 (闘争と逃走の道程)
 なんか母親が急に「観たい」言い出したもんで、予定にないものを観にいってきましたよ。お金は母持ち。キャハッ。 武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)磯田 道史 新潮社 2003-04-10売...
家計簿を離さないで (Akira's VOICE)
「わたしを離さないで」 「武士の家計簿」