Barrett(バレット)

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サラウンド・ディスプレイ

2010-10-24 17:33:18 | PC関連
!注意!
この記事には、写真が12枚掲載されています。



今日は前に更新した「ロゴ入りクッキー」で書いたことについて、写真を交えて書くことにします。
それはディスプレイ3つを使用する「サラウンド・ディスプレイ」について出来たので、そのことに関する問題点などを含めて紹介したいと思います。
実際に「やりたい方」「やれる方」がどのくらいいるのかはわかりませんが、やる際の参考になればと思います。


それでは早速、始めていきます。

先週火曜日に更新した「1 or 2 or 3?/写真15枚掲載」の最後あたりで書いたのですが「解像度が違う組み合わせで、サラウンド・ディスプレイが出来るのかな?」という疑問を元にそのブログ更新直後に入れ替えて、やってみたわけです。
で、結果的に「解像度が違う組み合わせで、サラウンド・ディスプレイが出来た。」わけですが、色々と出来るまでには時間がかかりました。




これがちょうど「サラウンド・ディスプイ」にすることができた後にMFSを起動した直後に撮った写真です。
ただ、ここに至るまでにはいくつかのわからない点があり、それをクリアしていって、ようやくという感じでした。



先に書いておかなければ、いけないことがあるので、書いておきます。

今回はあくまでも「Surround(2D)モード」という方2D表示で3枚ディスプレイを使用する「Surround(2D)モード」のやり方を書いたもので、3枚のディスプレイで3D表示する際の「Surround(3D)モード」のやり方に関して、書いたものではありません!
なおかつ、全ての方が以下に書いたやり方でやって、確実に成功するという保証はできません!あくまでも、参考としてご利用してください。

なお、もし不明なところがあれば、コメントなどにお願いします。
答えられる範囲で、教えることは可能なので・・・。



1、サラウンド・ディスプイにするための最低条件

「サラウンド・ディスプイ」にするためにはいくつかの最低条件があるので、それを以下に簡単に大まかに書いておきます。


・解像度が違えども「最低3台」の「DVI入力が可能」なディスプレイの用意。
今回確認したところ、解像度の違いは「使用時に問題がある」けれど、それを我慢できるのであれば、解像度の異なるディスプレイを使用してのサラウンド・ディスプレイは出来るということです。
(「HDMI」では「サラウンド・ディスプレイ」が出来ないことは確認していますが「RGB入力で出来るかどうかは確認していません!」)

・ディスプレイ3台分を「設置するスペース」の確保。
これは、今回設置する際には、想像はできていたのですが、かなり「広い幅」が必要であるということです。
実際に俺が設置したスペースは、横幅1.3メートルの机の上にギリギリで設置できた感じです。

・「NVIDIA(エヌビディア)製のSLIで動作できるGeForce(ジー・フォース)」の「GTX400シリーズ」&「GTX200シリーズ」のビデオカードを「最低2枚」持っている。
「AMDのRadeon(ラディオン)」系列でも複数ディスプレイは可能なようですが、今回の「サラウンド・ディスプレイ」という表現はエヌビディアのみなので・・・。
残念ながら、1枚のビデオカードから出力できる端子が2つに限られるため、3台分のディスプレイを接続できる状態にしなくてはならないため、最低2枚のビデオカードが必要になる。
「サラウンド・ディスプレイ」が出来るようにするためには「ドライバによる対応が必要」なため「GTX400シリーズ」と「GTX200シリーズ」のみとなっていてる。


大まかに分けると、上記に書いた3つぐらいが「サラウンド・ディスプレイ」をするための最低条件という感じです。
(これ以外にもあるかもしれませんが、俺が気づいた点はこれぐらいです・・・)

あと、あえて書けば「エヌビディア」が提供するドライバですが、これは以上の条件をクリアした方であれば誰でも「エヌビディア」より「最新ドライバ」をダウンロードしてインストールすれば良いだけなので、特に注意する問題ではないかと思います。



2、ディスプレイの設置

「1」をクリアできた方には、まず設置という大がかりで、かなり大変な作業があります。


・バランスを考えて
俺は最初に掲載した写真のように左から「V2400W/24型、X2200W/22型、V2400W/24型」の順に設置しました。
これは、中央を一番小さくしてバランスを整えて設置したわけです。
大きさの違うディスプレイを使用する場合などは「それぞれのディスプレイの設置位置なども気にすると良いか」と思います

・見やすいように
上に掲載した写真でもわかると思いますが「中央のディスプレイを真正面に設置し、両サイドのディスプレイを角度をつけて設置する」と良いかと思います。
こうすることによって、自分が全てのディスプレイを見やすいだけではなく、設置スペースを少し小さめにすることが可能です。



3、ビデオカードの設置

・ビデオカードはSLI可能な状態にしておく
ビデオカードは「既にSLIが出来る状態」にしておきます。
つまり、本体に「ビデオカードを2枚搭載」「SLIコネクタ繋げておく」ということです。
一旦、起動して一度SLIが出来るかどうか確認しておくと、間違いがなくて良いかと思います。



4、ビデオカードとディスプレイの接続

これが一番厄介だと個人的には、思っています。


「少し見にくく、なおかつサラウンド・ディスプレイ時の接続時の写真ではありません」が、写真があった方が説明しやすいので、以下に写真掲載して説明します。




写真は「少し見にくく、なおかつサラウンド・ディスプレイ時の接続時の写真ではありません」が「SLI構成にした後にビデオカードのディスプレイの接続端子側を撮影したもの」です。

写真で「赤色」で、囲んで「1」「2」と書いてありますが、これは「ビデオカードでエヌビディア側で認識したビデオカードの順番」を書いたものです。




これは「NVIDIA コントロール パネル」を開いた「3D設定」の「SLI構成とPhysX構成の設定orSLI,PhysX,Surroundを設定する」に出てくる図を一部拡大したものです。

それで「ビデオカードでエヌビディア側で認識したビデオカードの順番」というのは、この写真の白字で「GeForce GTX 480(1)」「GeForce GTX 480(2)」とある「(1)」「(2)」ということです。
これは必ずしも、CPUに近い側のビデオカードが1番に「なる時」と「そうならない時」があるようなので、注意が必要です。





またわかりやすいように「少し見にくく、なおかつサラウンド・ディスプレイ時の接続時の写真ではありません」が「SLI構成にした後にビデオカードのディスプレイの接続端子側を撮影したもの」を再度、掲載しておきます。


「ビデオカードでエヌビディア側で認識したビデオカードの順番というのはわかったかと思います。

それで、この写真の今度は「オレンジ色」で囲んだ方について説明します。
単純に言って、この写真の「オレンジ色」で囲んだ部分がディスプレイを接続するべき場所です。
つまり「ビデオカード1番に1つ」「ビデオカード2番側に2つ」接続するということです。
写真では非常にわかりにくいと思いますが「ビデオカード1番側」では(写真では「ビデオカード1番に2つ」つながっていますが)「2つ並んだ端子のマザーボードよりも離れた側のディスプレイ端子に接続する必要」があります。
(この写真では、写真の左がマザーボード側になっています。)

これを理解するまでに俺は数時間かかってしまいました。

まぁ、これはあんまりおススメはしませんが「上手くいかず、わからない場合」は「起動したまま接続を入れ替えて、出来るようにする」という方法があります。
(↑最終的に俺はこれで何とかクリアしました。)



5、サラウンド・ディスプレイへの最終段階

「4」まで進めれば、あとはそんなに難しくはありませんでした。

なぜなら「NVIDIA コントロール パネル」を開いた「3D設定」の「SLI構成とPhysX構成の設定orSLI,PhysX,Surroundを設定する」のところに「Surroundを仕様してディスプレイをスパンする」というのが出てくるので、あとはそれに従って設定していくだけだからです。



そんな感じで、設定が終われば、完成です!!


なお、今回俺がサラウンド・ディスプレイをする際に参考にしたサイトがあります。
それは「4Gamer.net」の「対応ドライバ公開で実現した3画面立体視環境「3D Vision Surround」を試す」です。
今回の俺の記事以外では触れていない「Surround(3D)モード」のやり方が書いてあるので、参考にすると良いかと思います。



で、サラウンド・ディスプレイにした時の写真を以下に掲載しておきます。






この2枚の写真はMFSを起動した時に携帯電話で撮った直撮り写真です。
上手くいくと、こんな感じの広い画面で、対応ゲームを遊ぶことが可能となります。








(小さい画像をクリックすると、1920×400程度の大きな画像を見ることができます)
上の3枚は、MFSのスクショを撮ったものです。

本当は「5040×1050」という撮れたスクショ・サイズをアップしたかったのですが、それが「このブログ」では出来なくて「1920×400」というサイズになっています。



と、上に写真5枚でサラウンド・ディスプレイの良さを掲載したのですが、ここからは今回起きた問題点で現状では今の環境では直すことのできない問題点を1つだけ書いておきます。


それは上に書いた「サラウンド・ディスプレイのやり方」の「1、サラウンド・ディスプイにするための最低条件」の部分の「・解像度が違えども「最低3台」の「DVI入力が可能」なディスプレイの用意。」の注釈的な部分に書いた「今回確認したところ、解像度の違いは「使用時に問題がある」けれど、それを我慢できるのであれば、解像度の異なるディスプレイを使用してのサラウンド・ディスプレイは出来るということです。」のことです。
その文章の特に「解像度の違いは「使用時に問題がある」けれど、それを我慢できるのであれば・・・」という風に書いた理由です。

それで、今回俺が使った環境は「1920×1200の解像度のディスプレイを2枚」と「1680×1050の解像度のディスプレイを1枚」で、解像度の違うディスプレイを使ったわけです。
スクショを撮ったり、遠目で見ている分にはわかりにくいのですが、実際に使っていると問題があります。








この写真3枚は「解像度1680×1050」の真中に設置した22型のX2200Wに映った映像を携帯電話を近づけて撮った写真です。
なんだか、書いてある文字とかが「少し読みにくい」と感じるかもしれません。
それが「今回起きた問題」で「我慢すれば済んでしまう問題」です。

解像度の異なるディスプレイを組み合わせると、どうしても「解像度の小さいディスプレイ」が優先されて、ディスプレイの解像度が出来上がってしまいます。
そのため、本来ディスプレイの一番最適な(綺麗な映像を見られる)解像度ではなくなってしまい、上に掲載した写真のような風になってしまいます。

これに対する対処は至って簡単で「同じ解像度のディスプレイを用意すること」です。
まぁ、この状態でも「3枚使ってゲームがしたいんだ!」とかいう根性があれば、気にすることでもないとは思いますけどね。


そんなわけで、ちょっとした問題の方を最後に書いておきました。



いやぁ、こんな感じでしばらく3枚のディスプレイでPCを使っていましたが「非常な圧迫感」と「上に書いた解像度の問題点」などを理由に今は前のように「ツインディスプレイ」で利用しています。
でも、まだ「3枚ディスプレイへの憧れ」は捨てきれていないので、きっと「1920×1200の24型ディスプレイ」をそれなりに近いうちに買ってしまいそうです。

さすがにもう「BenQ V2400W」が手に入る気がしないので、他のメーカーでという可能性は大きいですけどね。
確か今「1920×1200の24型液晶ディスプレイ」を新品で売っているのは「HP(ヒューレット・パッカード)」「Dell(デル)」「NEC」「三菱」「ナナオ」ぐらいだったかなぁと思っています。
ただ、今挙げたメーカーは、ディスプレイの値段が「BenQ(ベンキュー)」「acer(エイサー)」などに比べて比較的値段が高いので、覚悟が必要なんですけどね・・・。

まぁ「たくさんのお金があって値段のことに気にせずに買う」ことが出来るのであれば「ナナオ」に「解像度2560×1600の29.8型のディスプレイ」があるのですが、それを3枚買ってやってみたいですね。
ただ、この「ナナオの解像度2560×1600の29.8型のディスプレイ」というのは、1台「約25万円」するので、3台も買うと「約75万円」もする計算で、今の俺にとっては「夢のまた夢」という感じですけどね・・・。
将来的に働いたら、それぐらいに・・・という感じですね。
「夢はでっかく!」という感じで、俺は少し生きているので、そんな夢のようなことを描いているわけです。




そんなわけで、最後はちょっと大学の初任給レベルでは1台も買えないようなディスプレイを3台も買うという夢を書いて、今日はこれで終わります。
明日は、大学があるので、簡単な更新になると思います。
それでは!

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2 コメント

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Unknown (にゃご)
2010-10-24 23:36:34
す、すごい圧迫感…。
凄いけど、これはちょっと凄すぎませんか??
だけど、これだけ表示できるスペースがあると作業効率も
グンとアップするのではないかなと思います。

最後の問題はまぁ、仕方ない部分でもあるのではないかなと
思いますね。でも、これはどうやらディスプレイの大きさを
均一に揃えれば解決出来そうですね。1920*1200サイズは
本当に少なくなってしまいましたが、中古なら豊富ですし、
新品でも全くないわけではないので、いいんじゃないでしょうか?
ここまできたら同じ型で揃えてみたいですけどね…。
それは難しいのかな…。
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Unknown (JB)
2010-10-25 21:07:01
そうですよね、凄い圧迫感が伝わるかなぁと思います。
そうですね、上手く使えれば、作業効率が大きくアップしますね。

そうなんですよ、今のところは仕方ないと思っています。
そうなんですよ、解像度を揃えば済むだけの話なんですよ。
そうですね、中古品とかなら、まだ数はありますけどね。
個人的には、中古ならBenQかacerのどちらかにしたいと思いますけどね。
そうですね、出来れば同じ型で揃えたいですが・・・なかなか、難しそうです。
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