Barrett(バレット)

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INTEL X25-M SATA SOLID-STATE DRIVE 80GB(インテル X25-M SATA ソリッド-ステート ドライブ 80GB)

2011-02-28 16:34:48 | PC関連
今日はFM3の収録車種紹介ではなく、最近ようやくデスクトップPCで使い始めたものの紹介でもしようと思います。


それは「一昨日に買ってしまったもの」で、紹介した今は無き「T-ZONE」で当時「16980円」で買った「INTEL X25-M SATA SOLID-STATE DRIVE 80GB(インテル X25-M SATA ソリッド-ステート ドライブ 80GB)」のSSDのことです。






「外箱」と「本体」の写真です。
ちなみに、これからの写真は前に更新した「今年最後のパワーアップ!/写真31枚掲載」で掲載した写真です。

前に更新した「今年最後のパワーアップ!/写真31枚掲載」の時にデスクトップPCへ取り付けはしたもののSATAを1つしか増やせなかったため、この「インテル製SSD」はデスクトップPC内で放置状態でした。

けれど、今回ようやく使うということになったわけです。
使うようになったのには理由があり、それは今月である2月に行われた「Windows Update(ウィンドウズ アップデート)」でのことでした。
この時に「Windows 7(ウィンドウズ 7)」向けの初めての「サービス パック」である「サービス パック 1(SP1)」が公開されたからでした。

最初は普通にそれまでの「OCZ製50GB」のSSDで、SP1へのアップデートをかけました。
ですが・・・容量が少なったこともあり、失敗してしまいました。

一瞬、まだ強制ではないので、SP1へのアップデートを諦めようと思いました。
けれど、少し前にインテルが公開した「Acronis 機能搭載 Intel Data Migration Software(アクロニス 機能搭載 インテル データ マイグレーション ソフトウェア)」というソフトがあることを思い出しました。
このソフト自体は「アクロニス」が開発したソフトで、通常は有料ソフトなのですが、その機能限定版をインテル製SSD所有者向けに無料で配布しているソフトになっていて、ディスクのデータなどのバックアップなどを行うソフトになっています。
さらに「OSの入ったディスクも丸ごと移動でき、そのまま入れ替えれば使えるようになる」ということだったことも思いだし「せっかくだし、やるか!」という感じで、やったわけです。

まぁ、それで「アクロニス 機能搭載 インテル データ マイグレーション ソフトウェア」にはインストールが必要なのですが、この時点でインテルSSDがPC自体に接続されている必要があるということを事前に調べて知っていたので、一旦PCを終了し、OS起動などで影響を受けない、データしか入っていないドライブのSATAのところにインテル製SSDを取り付けて起動し、インストールしました。

その後、ソフト自体を起動して、設定をして・・・移動を始めさせました。
(このソフトをインテルが公開した時点では、英語版しかありませんでしたが、今は日本語版もあるので、そういうこと自体は気にせずに使えました。)
このソフト自体は、事前に調べた時に知っていたのですが、OS自体をいったん終了し「CUI」という空間で、移動を行います。
この「CUI」という空間で移動を行うと「OSを使っていると普通では移動できないファイルの移動も問題なく出来る」ということだそうです。

まぁ、移動自体は「OCZ製SSD」から「インテル製SSD」へという両者SSDということもあるだけではなく、移動前のファイルサイズが「45GB」ぐらいだったこともあり、恐らくは時間はほとんどかかりませんでした。
移動が終了すると、自動的に終了しました。

まぁ、このまま起動しても良さそうだったのですが、万が一ということもあり「OCZ製SSD」を分離して起動したら、普通に起動でき「ウィンドウズ 7」も自分が使っている環境そのままでした。
そんな感じで「50GB」から「80GB」へと容量が増えたことで、空き容量もかなり空いたので、メインの「SP1」をインストールできました。

それで、今は普通に使っています。


と、だいぶ文章だけ書いてきましたが、前に使っていたOCZのも今使っているインテルのも両者SSDなので、性能的な大差が無いというわけではありません。(つまり、あります。)




その証拠の1つ目がこれです。
これは「Windowsシステム評価ツール」の「Window エクスペリエンス インデックス」です。
最後に掲載したのは、OCZ製SSDとウィンドウズ 7を購入したことを紹介した「遂に・・・/写真25枚掲載」のことでしたが、ここにある「Window エクスペリエンス インデックス」よりは「プライマリ ハード ディスク」の「ディスクのデータ転送速度」の評価が「7.3」から今回の「7.2」へと0.1下がっています。
けれど、1つ書いて置かないといけないのは、今回のSP1インストール直前の「プライマリ ハード ディスク」の評価は実は「5.3」ぐらいでした。
つまり、同じOCZ製SSDでしたが、大幅に下がっていました。
これは、恐らくは「残り容量がほぼゼロ」に近いことによるパフォーマンスへの影響からだと思いますが、非常に下がっていたというのは事実です。

そんな感じで、今回「残り容量をかなり空けられた」こともあり「7.2」へとなりました。
まぁ、現状のOCZのSSDでは、残り容量を空ける余地は無かったので・・・。
(ちなみに、実はグラフィックス関連の部分が最後に掲載した時よりも「7.9」から「7.8」へ下がっていますが、これは現在の使い方を考慮してGTX480を1枚のみで使用しているためです。)


それではもう一方のよく使っているディスク自体の性能を測る「CrystalDiskMark(クリスタル・ディスク・マーク)」の「インテル製SSD」80GB(認識容量74.5GB)記録を掲載しておきます。
参考程度に計測した条件や計測した時期は違いますが、OSを入れ替えた「OCZ製SSD」50GB(認識容量46.6GB)と、ある意味で強烈なSSDである「ANS-9010B」12GB(認識容量10.7GB)の結果も合わせて掲載しておきます。
ちなみに全て「コントローラはICH10R、接続はSATA2規格(3Gbps)、計測回数は5回の平均」となっています。


・INTEL X25-M SATA SOLID-STATE DRIVE 80GB
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 224.387 MB/s
Sequential Write : 83.779 MB/s
Random Read 512KB : 161.106 MB/s
Random Write 512KB : 53.898 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 17.921 MB/s [ 4375.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 36.281 MB/s [ 8857.8 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 21.020 MB/s [ 5131.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 53.060 MB/s [ 12954.0 IOPS]

Test : 100 MB [C: 71.8% (53.5/74.5 GB)] (x5)
Date : 2011/02/24 23:28:17
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


・OCZ VERTEX 2 50GB(OCZ バーテックス 2 50GB)
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 160.480 MB/s
Sequential Write : 55.058 MB/s
Random Read 512KB : 158.033 MB/s
Random Write 512KB : 68.478 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 21.820 MB/s [ 5327.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 61.314 MB/s [ 14969.2 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 28.719 MB/s [ 7011.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 58.435 MB/s [ 14266.4 IOPS]

Test : 100 MB [C: 94.4% (44.0/46.6 GB)] (x5)
Date : 2010/10/27 21:57:16
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


・ANS-9010B 12GB
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 175.427 MB/s
Sequential Write : 145.636 MB/s
Random Read 512KB : 174.009 MB/s
Random Write 512KB : 144.379 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 63.253 MB/s [ 15442.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 57.495 MB/s [ 14037.0 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 78.815 MB/s [ 19242.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 70.657 MB/s [ 17250.2 IOPS]

Test : 100 MB [X: 56.9% (6.1/10.7 GB)] (x5)
Date : 2010/12/26 23:26:53
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


まずは、100MBです。
「インテルは嘘はつかない」という感じがする公表している値に近い「224.387MB/s」というシーケンシャル・リードをたたき出し、他の2台を圧倒しています。
ただ、さすがにと言うべきなのかもしれませんが、通常で使用時に重要になってくる「ランダム」関連は全体的に「ANS-9010B」に負けています。
でも、さすが全てSSDという感じに使われるだけの結果もあってか1ケタ台になるような結果は無いようです。


・INTEL X25-M SATA SOLID-STATE DRIVE 80GB
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 234.005 MB/s
Sequential Write : 80.722 MB/s
Random Read 512KB : 161.213 MB/s
Random Write 512KB : 46.048 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 17.869 MB/s [ 4362.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 26.811 MB/s [ 6545.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 20.944 MB/s [ 5113.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 33.513 MB/s [ 8181.9 IOPS]

Test : 1000 MB [C: 71.8% (53.5/74.5 GB)] (x5)
Date : 2011/02/24 23:18:49
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


・OCZ VERTEX 2 50GB
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 85.264 MB/s
Sequential Write : 61.547 MB/s
Random Read 512KB : 82.796 MB/s
Random Write 512KB : 56.128 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 4.178 MB/s [ 1019.9 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 4.322 MB/s [ 1055.1 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 5.066 MB/s [ 1236.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 8.927 MB/s [ 2179.5 IOPS]

Test : 1000 MB [C: 94.0% (43.8/46.6 GB)] (x5)
Date : 2010/12/26 23:50:29
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


・ANS-9010B
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 177.005 MB/s
Sequential Write : 150.097 MB/s
Random Read 512KB : 181.390 MB/s
Random Write 512KB : 149.449 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 68.790 MB/s [ 16794.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 62.041 MB/s [ 15146.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 83.098 MB/s [ 20287.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 76.179 MB/s [ 18598.4 IOPS]

Test : 1000 MB [X: 56.9% (6.1/10.7 GB)] (x5)
Date : 2010/12/26 23:33:40
OS : Windows 7 Ultimate Edition [6.1 Build 7600] (x64)
-->


こちらは、1000MB(1GB)の結果です。
容量が大きくなればそれだけ遅くなることが想像されるわけですが・・・意外なほど「インテル製SSDでは結果が落ちていない」ということには少し驚きました。
OCZ製SSDのでは、1ケタ台の結果が出てきてしまっていますが、これは残り容量の少なさが影響している可能性があるので「本来の正しい性能ということではない」と思っています。(厳密には思いたい。)
にしても、ANS-9010Bは恐ろしいですね・・・今回もランダム関連ではトップですよ。


というわけで「CrystalDiskMark」を使った結果でした。


長くなっていますが、最後にようやく使えるようになったインテル製SSDの分をあの合計金額に加えることにします。

前回は「今年最後のパワーアップ!/写真31枚掲載」の時でした。
この時の合計は「約74万3000円」でした。

今回インテル製SSDは「1万6980円」ですが、1000円以下を四捨五入するので・・・今回は「約1万7000円」です。
(なお、OCZ製SSDは現在使っていませんが、完全にこのPCで使わなくなったというわけではないので、排除しません。現在1枚で利用しているGTX480も同様にです。)

前回の合計の「約74万3000円」に「約1万7000円」を足すので、合計は・・・ちょうどの「約76万0000円」です。

うん、増えた!!

着実に「80万円」を向かっていますが・・・この春、PC関連で今のところ大きなものを買う予定は立てていません。

けれど「今後、増える予定があるか?」というと、現状では「No(ノー)」とも「Yes(イエス)」とも言いません。
もちろん、お金がほとんどないというのもありますが、それだけではなく、そろそろ拡張できることが限界を迎えつつあるからです。
まぁ、あと実はまだ「望んでいる」という段階でしかないのですが、来年ぐらいには「あれ」をやろうと考えたりしていることもあるからなんですけどね。



そんなわけで、今日はこれで終わります。
それでは!

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2 コメント

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Unknown (にゃご)
2011-03-01 00:49:06
運用を開始した訳なんですね。
今まではちょっと宝の持ち腐れな感じがしていたので、これでかなり早くなったのでは
ないかなと思います。私も自分のノートPCのHDDをSSDに変更したいなぁと常々
思っていますが、気になることが一つあります。それはプチフリなんですが、いかがでしょうか?
JBさんのシステムではたぶんRAIDは組まずに1台で運用していらっしゃると思いますが、
こうした症状、トラブルはありませんか?!

でも、私の場合は結構容量が欲しいのでSSDで500GBとかが手頃な価格で出てくれば
導入したいと思っていますね。でも、たぶんそうなると恐ろしく高い様な・・・。
今もうあと10GBぐらいしかないので、は普通のHDDで750GBとかを搭載したいところです。
SSDの早さには脱帽なんですがね・・・。
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Unknown (JB)
2011-03-01 11:20:58
そうですね。
確かに宝の持ち腐れ状態だったので、良かったです。
プチフリですか、あんまり感じませんよ。
そうですね、RAIDは組んでいませんが、そういう問題は起きていませんね。
まぁ、初めてのものは非常に気になると思うので、構いませんよ。

確かにそれは今のところの唯一の問題かもしれませんね。
今現在では、500GBレベルだと10万円は覚悟ですからね、恐ろしく高いですよね・・・。
なるほど、それならそうかもしれませんね。
まぁ、早いは早いですけどね。
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