Le Noir

官能小説。愛、欲望、そして男と女。
Amour et désir, et hommes et femmes.

ガラスの檻〜美獣監禁5

2020-02-01 | ガラスの檻~美獣監禁

第一章 肛虐の奴隷調教〜栞里

 

 身体の違和感で目が覚めた。太ももの中心に何か入っている。太い棒状のものが性器の中をゆっくり動いている。

 わたしは誰かに犯されていた。

 腰が浮くほど高く吊られた左右の足が、何者かの手で嫌というほど大きく広げられている。

「んんっ!んっ!ん」

 見えないので誰なのかわからない。犯されるのは覚悟していたのに、ついにその時が来たら、屈辱と絶望で胸がいっぱいになった。

 泣くまいという決心も、溢れる涙に流され、あっけなく消えて行った。

 自分の苦しい息遣いと、肉の楔が突き込まれるたびに鳴るチェーンの音しか聞こえない。わたしを犯している人物は一言も発しない。

 くの字にされた身体は次第につらくなってきた。ボールを噛まされ閉じることのできない口からは、喘ぎとよだれがこぼれてくる。

 ひときわ強く抉られた。その瞬間、奥まで達した男根がもっと硬くなり大きくなって何かが弾けたのを確かに感じた。

 膣の中で射精されのだ。知らない男の精液で・・・とうとう穢されて・・・しかも子宮に届くほどの奥で出されてしまった・・・。もし妊娠したら・・・でもそんな心配などしても無駄と諦める。これからわたしは数えきれないほど犯されるのだ。

 しばらくすると、力を失ったそれがズルっと抜かれた。入れ替わりにひんやりした空気が体内に入ってくる。

 その感触で、わたしのもっとも恥ずかしい部分がどんな状態なのか、奥の方まで露わに大きく開いてしまっていることがわかった。

 側にいる人物には、秘め隠していた器官のすべてが見えているに違いない。そう思ったら恥ずかしさでカアッと身体が熱くなった。
 
 これで終わったと思っていたら、今度はお尻の穴を指で撫でまわされた。そんなところを触られた経験がなかったので、その妖しい感触に、動けない身体がくねった。

 指はヌルヌルと何かを執拗に塗りつけている。多分、ローションのような粘性のある液体だろう。そしてそれが終わると硬い棒状のものが肛門に差し込まれる気配がした。

 拘束されているから何をされても避けようがない。ただお尻を振るぐらいしかできない。

 棒は少しずつ行ったり来たりを繰り返していた。グッと入れられると少し痛かった。しかしそれを訴えることは無理だった。

 怖かった。お尻から変な物を入れられるなんて、想像したこともなかった。うかつに動いたら腸が破けてしまう。怖くなったわたしは抵抗をやめた。

  棒は根元の方が太くなっているようで、次第にきつくなってきた。痛みとつらさに不快な汗が噴き出す。

 どうしてこんな目に合わなければならないのか、わからなかった。

 棒の動きが止まった。ずいぶん奥まで入っている。じっと耐えていたら、持ち上がったお尻を打たれた。バシッ、バシッと音がするたびに痛みと衝撃が走る。

 あの鞭だと思った。無言の人物が動けないわたしに鞭を振るっているのだ。

 お尻の次は、高く上がった太ももの裏側を狙われた。

「んーっ!んんーっ!」

 痛くて何度も叫んだ。そんな場所を思いっきり打たれるなんて初めての経験だった。

 経験したことのない激痛に涙が止まらない。

 鞭による打擲がやんだ。急に静かになる。聞こえるのは、はあはあという、苦しそうな自分の喘ぎだけだ。

 打たれ続けた太ももの痛みは、我慢できる限度をとっくに越えていた。自由になってもしばらく歩けないだろう。それほどのダメージが蓄積されている。

 お尻の穴に挿入された棒は、わたしの身体に変化を及ぼしていた。時間が経つにつれ、慣れるどころかその存在が意識されるようになり、さらに鞭打たれるたびに動いて腸を刺激する。

 最初は鈍い痛みしか感じなかったのに、今はそれに加えて別の感覚を覚えるようになっていた。

 鞭を振るった人物はすぐ側にいるはずなのに、物音一つ聞こえない。

 アイマスクのせいで何も見えないわたしは、次に何をされるのかと思うと、怖くてたまらなかった。

「うっ、ううっ」

 哀れな嗚咽が聞こえてくる。惨めな自分に涙が溢れてくる。

 大きく開かれ、むき出しになっている性器に何かが入ってきた。それがいきなりだったから、狼狽えて大きな声を出してしまう。

 硬く冷たい感触は、わたしを犯した肉棒とは違っていた。明らかに大きかった。それがヌルンと入っては戻るを繰り返す。

 その感触と耳を覆いたくなるような卑猥な水音で、自分のそこが潤み切っているのがわかった。

 自由を奪われ、視覚も言葉も奪われ、理由もなく身体じゅうを鞭打たれて、見知らぬ男にいいように弄ばれている自分に、はるか昔に封じたはずの恥ずべき感情が湧き上がってくる。

 動いていたものがグッと突っ込まれた。お尻の穴と性器を串刺しにされ、腰と股間を覆うベルトのようなもので固定されてしまう。

 二つの穴を満たす異物の感触に冷や汗が吹き出す。同時に、妖しいかたまりがお腹の奥から迫り上がってくるのを感じた。

 

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