約30年前のこの日に、私は結婚式を挙げました。
人生の絶頂期・・・だったと思う。
結婚後も、しばらくは本当に幸せでした。
旅行もたくさん行った。海外へは二度も行きました。
二度目に訪れたロンドンの街並み、モンマルトルの丘など、
今も思い出すと涙が出そうになる・・・。
結局私はまだ、夫が忘れられないのでしょうか・・・。
いや、そんなことはないと思う。
夫はどうでもいい。
訪れた景色が印象に残っているだけ。
そこにはもう、二度と行けないから余計に。
職場の一番年下の後輩が、新婚旅行に出かけた。
二週間近くお休みをもらって、その前日はとても楽しそうに幸せそうに退勤。
先輩や店長も、「気を付けて行ってきてね」と快く送り出す。
彼女もまた、人生の絶頂期を味わっているんだろう。
ちなみに彼女は職場の成績もトップを独走中だ。
キチンと数字を残し、悠々と幸せなホリデイを迎えた。
私だって、結婚で失敗したならせめて仕事で頑張りたい。
成績を上げて、店長に褒められたい。認められたい。
でもそれも叶わぬことになろうとしている。
もう、どうしたらいいのかわからない。
いつも拝読させているブロガーさんの旦那さんが亡くなったそうだ。
離婚しているわけではなく別居中だったということで、
ご本人は「孤独死させてしまった・・・」と気を落とされていた。
・・・。気を落とされていると思うんだけど・・・。
この方の旦那さんについての記事を読むたび、
なんで離婚しないのだろうと不思議に思っていた。
人の気持ちの奥底はご本人しかわからない。
これから色々大変だと思うが、どうか乗り切ってほしいです。
人生は本当に何があるかわからない。
人生の絶頂期だった30数年前の自分は、
30数年後にまさかこんな落武者みたいな生活を強いられるとは微塵も想像していない。
ただただ末永い幸せが待っていると夢を見ていた。
愚かだった若い時の自分に反吐を履きたくなる。
今日もなんとかやり過ごします・・・。