先日記事にした、無料の耐震審査の結果が来た。
あの老害ジジイが弾き出した数字とはとても思えない程、
きっちりと細かいものでした。
結果は想定内の、「倒壊の危険が高い」でした。
この数字、県の職員か誰かが、
築年数と見取り図を見ながら出した値なのかしら・・・。
正直、よくわからないけれど、
あの爺は1ミクロンも関与してない気がします・・・。
まあ、結果に関しては予想通りだったので、
今更落ち込んだりはしない。
耐震工事も多分、やらないと思う。
地震が来たら、この家と一緒に朽ち果てたい。
私の心からの望みです。
その後、4年に1度のガス設備の調査を受けました。
ここで、この耐震チェックがいかにいい加減か知ることになります。
このガス会社はリフォームなどもやっており、
住関係のことはいろいろと手広くお仕事をされていた。
何気なく聞いてみたんです。
「耐震工事とか、やってます?」と。
検査に来た若い男性は、目を輝かせて答えました。
「はい、やっております。そういうことで何かお悩みですか?」
その後は彼の詳しい説明に聞き入っておりました。
要は・・・。
「当社の耐震工事を受ける場合、まず有料の耐震検査を受けて下さい。
そこからがスタートになります」と。
無料はあてにならないってことですよね・・・。
あの老害ジジイ、世間話はやたら長かったけど、
室内チェックなんて2分だったものね。
有料になると、大体2時間はかかるとのことでした。
床下や屋根裏、その他隅々まで検査員が入り、キチンと数字を出すそう。
費用も4万から6万くらいかかるとのお話でした。
それくらいしっかりやれば、完璧な工事がしてもらえるでしょう。
費用も莫大なものになるでしょうが、
トラフに向けての万全な「安心」を手に入れることができる。
お金がある方は、考えた方が良いと思いますよ。
私のような貧乏人は、そこまではとてもできない。
最初にも書いたけれど、地震が来たらこの家と一緒に召されたい。
なので、無料の検査でちょうどよかったのかもな・・・。
あの老害ジジイは最悪でしたけどね・・・。
しかしながらいくら県で勧めている検査とは言え、
無料でやるものにろくな案件はないです。
今回の事に限らずきちんとしたこと、ものを求めるのなら、
それなりの対価を払うべきですね。
わかってはいるんだけど、心から痛感致しました。
皆さまも、
騙されませんようお気をつけて。