イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

無料と名が付くものに騙されるな

2024-12-06 07:57:17 | 日記

先日記事にした、無料の耐震審査の結果が来た。

あの老害ジジイが弾き出した数字とはとても思えない程、

きっちりと細かいものでした。

結果は想定内の、「倒壊の危険が高い」でした。

 

この数字、県の職員か誰かが、

築年数と見取り図を見ながら出した値なのかしら・・・。

正直、よくわからないけれど、

あの爺は1ミクロンも関与してない気がします・・・。

 

まあ、結果に関しては予想通りだったので、

今更落ち込んだりはしない。

耐震工事も多分、やらないと思う。

地震が来たら、この家と一緒に朽ち果てたい。

私の心からの望みです。

 

その後、4年に1度のガス設備の調査を受けました。

ここで、この耐震チェックがいかにいい加減か知ることになります。

 

このガス会社はリフォームなどもやっており、

住関係のことはいろいろと手広くお仕事をされていた。

何気なく聞いてみたんです。

「耐震工事とか、やってます?」と。

 

検査に来た若い男性は、目を輝かせて答えました。

「はい、やっております。そういうことで何かお悩みですか?」

 

その後は彼の詳しい説明に聞き入っておりました。

 

要は・・・。

 

「当社の耐震工事を受ける場合、まず有料の耐震検査を受けて下さい。

そこからがスタートになります」と。

 

無料はあてにならないってことですよね・・・。

あの老害ジジイ、世間話はやたら長かったけど、

室内チェックなんて2分だったものね。

 

有料になると、大体2時間はかかるとのことでした。

床下や屋根裏、その他隅々まで検査員が入り、キチンと数字を出すそう。

費用も4万から6万くらいかかるとのお話でした。

 

それくらいしっかりやれば、完璧な工事がしてもらえるでしょう。

費用も莫大なものになるでしょうが、

トラフに向けての万全な「安心」を手に入れることができる。

お金がある方は、考えた方が良いと思いますよ。

 

私のような貧乏人は、そこまではとてもできない。

最初にも書いたけれど、地震が来たらこの家と一緒に召されたい。

なので、無料の検査でちょうどよかったのかもな・・・。

あの老害ジジイは最悪でしたけどね・・・。

 

しかしながらいくら県で勧めている検査とは言え、

無料でやるものにろくな案件はないです。

 

今回の事に限らずきちんとしたこと、ものを求めるのなら、

それなりの対価を払うべきですね。

わかってはいるんだけど、心から痛感致しました。

 

皆さまも、

騙されませんようお気をつけて。