イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

守るもの

2024-09-09 08:02:26 | 日記

昨日、毎週楽しみにしていたドラマが終わった。

以前ここでも絶賛した、「降り積もれ孤独な死よ」です。

 

伏線を上手に回収し、希望が持てるとても綺麗な終わり方だった。

成田凌君の演技にまたまた涙・・・。

脚本の緻密さや素晴らしさも去ることながら、演者の方々が非常に良かったです。

 

このくらいのクオリティで、秋からのドラマも楽しみたいなあ。

ここ最近の楽しみと言えば、ドラマや動画鑑賞、読書しかない。

折角の休日も、こういった時間に費やす以外はひたすら寝ています。

体がだるくて、大好きなイオンに行くのも面倒になった。

近場のスーパーでささっと済ませ、あとは横になる休日・・・。

もちろん誰かとの会話もなく、

認知症になる日も近いようなしょうもない過ごし方をしている。

 

ドラマの最終話で、

大切な人を守る為には、まずは生きなければ・・・みたいなことを、

成田君演じる冴木が銃弾を受けた体で花音に向かって叫んでいました。

とても印象的な場面で、心に響いた。

 

でも・・・。

 

私のように守るもの、人などないニンゲンはどうしたら良いのでしょう。

それだけですでに生きる価値がないのかしら・・・。

あ、今は猫がいるけどね。

彼が虹の橋を渡るまでは、あの世に逝くことはできない。

しかしながら、すでに彼は19歳・・・。その日はそう遠くない。

 

愛猫が息絶えた時こそ、私の存在価値はゼロになる。

その時は多分仕事もしていない気がする。

クビになるか会社が倒産するかどちらかの理由で、無職になっている可能性が高い。

ますますを持って、我が身はゴミ同然になる。

身寄りのないお独り様の、「こうなったらまずい」の典型的な生き方。

そのお手本みたいな暮らしになりそうだ。

 

守るものがない。

希望も見えない。

ドラマの美しいラストシーンは、所詮ドラマ。

手を繋ぐ、繋げる相手がいるって、どんなお金持ちより幸せな気がする。

 

あのラストシーン、現実では到底叶えられない。

せめて夢の中に成田凌君が出てきてほしい。

そして一緒に手を繋ぎたい。

 

ああ、ぼっちおばさんの妄想が止まらない・・・。

 

今日もお仕事、頑張ってきます。