薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

志野とは

2018-02-23 12:55:22 | 陶歴
岐阜県美濃焼の一種で、安土桃山時代に焼かれた日本人が作り出した初めての白い陶器及び初めて絵を書いた施釉陶器。
長石(白色の石)を砕いた長石釉をたっぷりかけて焼くのが特徴。
志野には、無地志野・絵志野・赤志野・鼠志野・紅志野・練上志野・志野織部がある。

今展の作品は、旧戸隠村にある穴窯にて120時間〜168時間薪で焼成した作品。薪は1200束〜2000束を使い1200℃以上の高温にて焼成する。
薪にて長時間焼成する事により、白い肌にほのかにピンク色が表れるのが見所で、最も日本的な焼き物の1つ。
火色を出す事は困難を極める。
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