薔薇貫入釉 本間友幸の陶記

陶芸家 本間友幸が生み出す陶器=薔薇貫入釉の世界
  

粉引とは

2006-07-13 00:54:03 | 粉引
粉引とは、鉄分を含む粘土で成形し、その後白い粘土の泥粧を表面にかける技法及び作品の事です。

そのはじまりは・・
白い器を生産したかったが、その地域では白い粘土がわずかしか取れず、表面に白い粘土の泥粧をかけ「白い器」を作った、とされてます。

この技法で作られた器は、より土らしさが表れた作品になります。
おそらく陶器で最も人気のある作品の一つでしょう。

本間も薔薇貫入作品以前から粉引をしています。

私の目指す粉引は、焼く事により土の中から表れる赤い色(窯変)を土から引き出す事です。