人間、いたるところに青山あり

生きるも死ぬも今一時

藤枝へサッカー見に行く

2005-08-18 21:10:26 | Weblog
 始めて藤枝へ行った。サッカー場行きのバス乗り場には高校生がたくさんたむろしていた。一般の男女もおる。小学生も見られた。静岡県はサッカーがさかんなことがわかった。
 バスの出発に時間があったので駅前のサッカー人形を探した。すぐみつかった。市立病院の医者が酔っ払って人形を壊したと新聞に出ていたし、市長はその医師を法に訴えたともあったからだ。人形はすでに修理してあるようにみえた。人形は2つだったがあるいは1つは修理に出ているのかもしれない。
 ピッチにはセネガルと日本代表が試合開始寸前だった。すごい暑い炎天下の試合だ。セネガルは北緯15度にあるからこの暑さはどうもないはず。しかしセネガルは1:2で負けた。
 僕にとって面白かったのは、観客席の中央から聞こえてくる太鼓の音や元気のいい声のざわめきだった。2人の黒人が音頭をとって即席の楽団を作ったのだろう。黒人は踊ってもいた。対する外野の草原からも5~6人の元気のいい声援が響き渡っていた。会場には緊張はほどけてお祭りみたいな雰囲気であった。
 第2試合は静岡ユースとアルゼンチン。全員起立して国歌を聴く。そして試合開始。アルゼンチンはボールをすぐ奪っていく。ついに1点入れた。家路がおそくなるので途中で席を立った。静岡ユースはおそらく勝てないだろう。試合前のピッチでのヲーミングアップが僕にとって興味深かった。アルゼンチンは2人ずつ組んだ上で連携プレーをする姿を見せてくれた。それに対して静岡ユースはおもいおもいにボールをけっていた。試合が始まってから僕がびっくりしたのはアルゼンチンは盛んに声を掛け合ってボールを追っかけている。静岡ユースは黙っている。目を閉じてみた。日本語は聞こえてこなかった。静岡ユースは県内の高校生の寄せ集めだからなおさら声を掛け合って連携を意識すべきのはず。すごくさびしい試合というか元気のない試合に見えた。