2022年7月17日
日曜は昼頃まで晴れそうなので浅間山系の高山蝶へ行きました。
アイノミドリシジミは今年は十分撮影していますが、雌狙いで少しポイントへ寄ってみました。
雄も全く飛んでいないようなので、早めにミヤマシロチョウの場所へ行くことにしました。
途中のアザミには複数の個体が吸蜜していました。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
今年はアザミが少ないようで、咲いている場所には高い確率で吸蜜していました。
メギが多い発生場所へ着く頃はかなり曇ってしまいました。
撮影者もミヤマシロチョウも全く姿がありません。
少しするとメギで産卵場所を探す雌が登場です。
ミヤマシロチョウ(静止)
数カ所で産卵に適した場所を探しますが、選んだのは少し奥まった撮影しずらい位置でした。
隙間から産卵を狙いますが、どうしても少し被ってしまいます。
卵塊で産卵するので産卵はゆっくり撮影できます。
少し卵塊が形成されています。
ミヤマシロチョウ(産卵)
前の隙間からも撮影してみましたが、こちらの方が葉被りは多いです。
上よりも倍くらいの卵塊になっています。
ミヤマシロチョウ(産卵)
しばらくすると産卵中の雌に雄が求愛です。
雌は産卵を中止して交尾拒否の体制です。
ミヤマシロチョウ(求愛)
この日は午前中しか晴れ間がない予報です。
だいぶ晴れてきたので粘ればもっと撮影できますが、早めに移動してミヤマモンキチョウも狙ってみました。
降りる途中で多くの撮影仲間と会いました。
ミヤマモンキチョウは残念ながら早めに曇ってしまい、陽射しが出たときに数回飛んだだけで証拠写真しか撮れませんでした。
結果的にはミヤマシロチョウをもう少し撮影した方が良かったですが仕方ありません。
この日しか今年は良い時期に行くことはできなかったので、まずまず撮影を楽しめて良かったです。
撮影日和に恵まれませんね。
それでもミヤマシロチョウと
出会えて良かったです。もう
産卵の時期に入っているので
すね。残念ながら今年はあき
らめました。
産卵シーンが羨ましいです。
天気が安定せず、今年は苦労します。
産卵中のちょっかいはいい迷惑ですよね。
でもあれだけ長い時間目立つところにぶら下がっているのですから、まあ仕方ないかもしれません。
離れた場所で交尾も観察されたようですが、交尾に関しては数日遅かった印象です。
毎年全ての蝶を撮影は無理ですよね。
僕も諦めた蝶が多いです。
昨年の集団吸水も1日だけでしたし、蝶の撮影は行ってみないと分かりませんね。
2度目の梅雨明けという感じで日曜から天気も安定しそうですかね。
産卵中の求愛は仕方ないのでしょうが、雄も粘るので雌にとっては迷惑ですね。