空と無と仮と

1990年代の沖縄旅行 「ひめゆり」戦跡巡り③ 糸洲第二外科壕跡②

前回の続きです。

糸洲の片隅にひっそりとある「第二外科壕」跡は、
「ひめゆりの塔」のような喧騒が全くない静かな場所です。
不謹慎かもしれませんが、
自分はそんな雰囲気に魅力を感じてしまいます。
なんか、落ち着くんですよね。

勿論、「第二外科壕」跡がどういうものだったか、
ま、この場所に限らないのですが、
それを知るたびに憂鬱な気分にもなります。

そして慰霊をするということが、
「安らかに眠っていただく」というのであれば、
このような静寂な場所がふさわしいとも思っております。

土砂崩れで変容した姿になってしまいましたが、
出来ればいつまでもひっそりとした、
静かな場所であってほしいものだと思います。

戦跡を整備すること自体、
基本的には反対しませんが、
「南風原陸軍病院跡」や、
「アブチラガマ」のあまりにも劇的な変化を見てしまうと、
少し残念な気持ちにもなりますから…


休憩がてら、
付近をブラブラしてみると、
遠くに海が見えました。




多分、名城方面だと思います。

このような緑色の畑の奥に青い海が広がる構図は、
海のない土地で生活しているかもしれませんが、
いつもどこでも新鮮でしたね。

特に空と海の境界線である、
水平線がホントにホントにまっすぐなところを、
何の気なしにジッと見入ってしまいます。

「お前は何を当たり前なこと言ってるんだ!」
なんて、呆れかえるかもしれません。




でも自分が見ていたまっすぐな水平線は、
たとえ月日が過ぎても全く同じだったはず。
戦争の時でさえもキレイでまっすぐな水平線は、
斃れた人や、
追い詰められて逃げていた人たちも見ていたでしょう。

だから余計にキレイに見えるのかもしれません。


これで「糸洲第二外科壕跡」を終わりにいたします。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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