バンコクから愛を込めないで(タイの政・経・社会編)

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(タイの3面記事) 無国籍少年が臨時パスポートで日本へ!(室内で…)飛べ、折り紙飛行機!!! 

2009年09月12日 17時11分54秒 | タイの三面記事
今回はちょっと変わった話で、日本で行われる「折り紙飛行機」大会に出場するために、タイの国籍をもたないミャンマー人少年がアピシット首相の決断で特別に臨時パスポートの発行を受けて日本にいけるようになった、というお話です。


  毎日新聞「<タイ>紙飛行機飛ばせるよ…モン君に特例渡航許可」


主人公のモン・トジー君はミャンマーの少数民族シャン族の両親をもつんですが、両親はミャンマーの政治的乱れからタイに逃れて働いているいわば「難民」。両親は国籍的にはミャンマー籍になっており、モン君もタイの国籍は取れません。すなわち海外に渡航するパスポートはタイ国では取得できず、しかもミャンマーでも登録されていないため「無国籍」の状態だそうです。
そんな彼がなぜ「日本に行きたい」のかというと、


  日本で9月19日、20日に行われる「全日本折り紙飛行機大会」のタイ国予選の優勝者として参加するため


です。

なんでそんな大会がタイで行われているのかというと、この大会の主催者である「日本折り紙飛行機協会」の会長にして自らも折り紙飛行機室内滞空時間競技のギネス記録保持者である戸田  氏がタイと関係が深いからです。同氏がオーナーである会社「伽ステム」は精密鋳造などで有名な広島の会社なんですが、この会社の子会社はタイの2社ありまして、あたしも以前お付き合いさせていただいてました。そのため折り紙飛行機の作り方の本をもらったこともあります。


  なおその本の中にあった「スペースシャトル」が若田光一さんによって初めて宇宙で飛ばされた紙飛行機のでもあります。


このためタイでも毎年大会が開かれており、そこに参加したモン君が(たぶん少年の部)で優勝して日本の大会に参加できる資格をもったわけですが、日本に行くのに肝心のパスポートが無い、という話になって、これがニュースに取り上げられ、その中で泣きながら日本行きを訴えるモン君に世間の同情が集まった末、最終的に首相であるアピシット氏の英断で「臨時パスポート」を発行、モン君の日本行きを認めることになったものです。

最近は日本人男性の落とし子がTVにでて親探しをして大々的に取り上げられるなど(たまにあたしも「あの子の父親だろ!」と茶化されますが。汗)TVの威力はすごいものですが、時の権力者もそれに乗じて自らのイメージアップのためもあって色々便宜を図ってあげますね…
まあ人道上それはそれでいいんでしょうが、しかし影にはもっと不幸な国民もいっぱいいるわけですからしっかりした政治をお願いしたい。


ちなみに紙飛行機の滞空時間を競う競技をどうやるのか、ご存知ですか?
あたしはたまたま戸田会長の現地法人の社長に連れられて大会を見て、自分でも飛ばしてみたことがあるんですが、


 (設問)滞空時間を競うのに正しい投げ方をえらべ

 1.できるだけ遠くに飛ばして滞空時間を稼ぐ

 2.できるだけ高く飛ばして滞空時間を稼ぐ


さて、この答えは…









  「2」の高く飛ばして滞空時間を稼ぐ、でした。

このため飛行機を高いところからできるだけうまく螺旋状に滑空して落ちてくるような形状に折ります。会場では折り紙飛行機の折り方も書いてあるので


  よほど日ごろ研究して独自形状を編み出した人以外はこの形の飛行機を使います。


まあほぼ全員ですね。(笑)なんせギネス保持者が使ってる形状ですので。
そして飛ばし方なんですが、これがまた滞空時間を稼ぐために「いかに高く飛ばすか」ってことになるんですよね。実際に見ると面白いですよ。


  日本折り紙協会のHPに公開されている戸田会長のギネス記録を作った実技


あたしにゃ全然無理でした。しかし現地法人の社員さんとかは「半ば義務として」折り紙飛行機をとばすのがうまくないといけないみたいですね…(汗)


と今日は一風変わったお話でしたとさ♪


ではまた
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