バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) プロモーター別興行の難点… ペッインディー・ナコンサワン興行

2011年02月07日 14時05分26秒 | タイのボクシング
(写真はメインのWBCユース戦、ヨーッンガン(右)VSロリト)


さる1月28日に行われたペッインディーのナコンサワン興行。メインのタイトルマッチこそそこそこ面白かったものの、他の試合はタイで現在行われているプロモーターごとのボクシング興行の限界をかなりはっきり露呈した感じがします。なおこの興行では前座でWBC世界フライ級ポンサックレックの調整試合が行われ、順当にKO勝ちを収めています。


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  (愚連隊の一言)ナコンサワン名物といえば「もち」!!でも日本のとは似ても似つかないぞ!!(おいおい)


さて、いつもの前説ですが(おいおい)最近タイのみやげ物業界(あるのか?)では


  ナコンサワンといえば「モチ」!「モチ」といえばナコンサワン!!


という感じで「モチ」というお菓子がみやげ物市場(ええ?)を席巻しています。当然ナコンサワン近くに来れば「モチ」を売る店がいっぱい。



<「モチ」の看板>


もっともこの「モチ」、日本の「餅」とは100%別物で、乾いた大福(汗)みたいな感じのお菓子。でも看板ではこんなことかいてますけどね…(汗)



<「本場日本の味」←これは絶対に嘘!!>


なお「モチ」の新バージョンには「ダイフク」というのもあるんですが、こちらは若干「大福」のイメージに近くなるけどやっぱ別物。



<「ダイフク」の看板>


でもこういうイメージがどんどん固定化するんだろうなあ…


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さて、試合のほうですが、ざっと見てみましょう。

[[ 2011年01月28日(金) ]] ペッインディー・ナコンサワン興行
場所:タイ中部ナコンサワン県フユッキリー郡カオトーン村カオトーン寺構内特設会場
タイのテレビ7チャンネルでタイ時間午後3時から午後5時(日本時間:午後5時から7時)生中継。

▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、114ポンド
ポンサックレック・ガイヤーンハーダオジム(タイ) VS イーゴ・ヨハン(フィリピン)

WBCフライ級王者ポンサックレックが(恐らくペッインディーご用達の)インドネシア人ボクサーを迎えた調整試合、今回も序盤から横綱相撲。相手を追い詰めすぎず、しかし強い反撃も許さず3Rに3度ダウンを奪ってのKO勝ち。



<横綱相撲のポンサックレック>


イーゴはご用達のかませとしては弱くはない(強いフックを持っている)ものの、相手がポンサックレックではどうにもならない感じ。

  ポンサックレックが3R2分15秒KO勝ち


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▼第2試合:WBCユース・ストロー級タイトルマッチ
王者:ヨーッンガン・CPフレッシュマート(タイ) VS レイ・ロリトー(フィリピン)

心身ともに若い王者がイキのいいフィリピン人選手に翻弄された試合。ロリトーは速い動き、出入りでイン・アウトを繰り返してヨーッンガンを攻めます。特に気になったのはサウスポー相手にしているのに、ヨーッンガンについていたセコンドは「左(ジャブ)、左(ジャブ)」としか指示をださない。片やロリトーはサウスポーの左ストレートをうまく使って飛び込みながら攻めてきます。

その様を見ながら


  こういう攻めをヨーッンガンにしてもらいたいんだけどなぁ~~~


と思った次第。



<ヨーッンガンも未熟なりによく頑張りました>


しかしヨーッンガンも粘りを見せて反撃するし、何度かロリトーのアッパーカットを120%(当社比)あごの真芯に食らってもぐらつかずに打ち返して見せます。あれは大したもんだ。
結果判定は


  96-94が3人のUDでヨーッンガンの判定勝ち





ヨーッンガンは完成形にはまだまだ遠いけどそれでもまだ将来伸びる余地は十分ある選手だと思います。


  結局ユースタイトルっていうのはこういう若手の登竜門


ということで理解しておけばいいと思ってます。ヨーッンガンも根は真面目そうだし、精進を積んで上を目指して欲しいと思ってます。


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▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、110ポンド
コンパヤック・ポー・プラムック(タイ) VS モンコン・パタナカーンジム(タイ)

メインが終わったあとの残りの2試合が問題…
コンパヤックの相手になったモンコンは完全格上のコンパヤックに左右のフックを振るって立ち向かったんだけど…本気になる前のコンパヤックのフック攻撃で轟沈…(汗)



<攻めるコンパヤック(赤)>


コンパヤックは通常2R程度は完全様子見で、その後大きな声を出しながら力の入ったフックを繰り出すようになるんですが、


  その前に終わっちまったよ…(涙)


コンパヤックが2R02分03 秒 TKO勝ち


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▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、112ポンド
リエムペッ・ソー・ウィラポン(タイ) VS チャッチャイ・モントンジム(タイ)

さらに史上最低にひどかったのがこの対戦で、チャッチャイはリエムエムペッの軽いジャブから繰り出す右フックのコンビネーション(別に普通。なんも強くも見えなかった)2,3回で


  ほとんど(全く?)手をだせずにKO!?Σ( ̄□ ̄;)



<まだ何にもしてないも同然なのに…>


リエムペッが1R1分22秒TKO勝ち…(呆然)


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今回の興行はアンダーでポンサックレック、コンパヤックという世界ランキング上位に名を載せる選手が登場したんですが、マッチメーカー氏に話しを聞くと


  「タイ人では誰も対戦したがらない。」


ということ。まあ分かりますけど。しかもタイではプロモーターごとに興行を行うのがはっきりしているために(プロモーター間の交流はほとんどといっていいほど無い)1プロモーターの手配できる選手に限りがあるわけです。すなわち直系の選手か、いつもやり取りしている下請けマネージャーの選手などに限られてしまうわけで、結局、今回第3第4試合に登場した選手なんかはマッチメーカー氏の手持ち選手というだけで実力が至らないのは折り紙付き(付けるな)だったわけです。


  世界王者2名を抱えるペッインディーでも月2回の興行を維持しようとしてこの有様。


これでは中々切磋琢磨していい選手を育てる、という体制になりにくいですね。
プロモーター同士の対抗戦とか、


  本当の意味の「タイ王者」や「タイ王国ランキング」を作れればいいんですが…


いつのことになるやら…
おっと一応念のため書いておくと、現在日本で「タイ国王者」「タイランキング何位」という呼び方をする場合はあくまで


  JBCが認可しているTBC=ラジャダムナン・スタジアム王者やスタジアム・ランカーい過ぎません。(きっぱり)


某氏が


  「ラジャの国際式ランキングは弱い選手じゃないと載せてくれないから…」(苦笑)


というように某氏の抱えている世界ランカーたちは軒並みランキングに入っていません。ラジャのプロモーターなんだけどね。


  タイには日本のような国としての統一ランキングはまったくありません。(きっぱり)


あるのはラジャのランキングやルンピニー・スタジアムランキング(こちらの方がまだ世界ランカーが入ってる)などの


  1スタジアムのランキングだけですのでこの辺、お間違えなきよう。


さて、今日の美女のコーナーですが(ええ?)まずはずらっと並んだ美女軍団!!!!!





の「アフター」の方ですね、この方たちは…(おいおい)

では改めて「ビフォー」はこちら!!!





タイの伝統衣装に身を包んでおります♪


  ん???


国際式の試合が終わったところで髪の毛が逆立って


  美女レーダー作動!!!!!!←鬼太郎か!!


美女レーダーの指し示す方向に行くと…いましたいました。今回の地元の人たちのムエタイ試合に登場する美少女ファイター!!!!



<美少女ムエタイファイター、ペッデッちゃんとお友達>


ってあたしが写真撮り始めてから同道してる本職のカメラマンが彼女たちの写真撮り始めやがった…


  あたしが声をかけるのを待ってたな…(ちっ!)


まあたまにあたしもやってるから仕方ないじゃん!!(おいおい)


ということで、ではまた


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