(写真は塀からの脱出を試みる悪質な犯罪者…じゃなくて…)
うちで麻薬の運び屋として逮捕されたことを伝え、先月号の「BOXING BEAT」誌が後日談を伝えていた元世界王者のシリモンコン・シンワンチャーが試合をしました。場所はなんと犯罪者更生施設の「塀の中」!!!
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ランシット-ナコンナヨク道路を貫く水路は現王朝の初期に交通網として整備されたものです。
2009年08年29日にタイのパタヤ近辺で麻薬の運搬をしていたということで逮捕された元WBCバンタム級&スーパーフェザー級王者シリモンコン・シンワンチャーが
塀の中で試合しました。
(シリモンコンの逮捕のニュースについての詳しくはこちらへ →「(タイのボクシング) シリモンコン・シンワンチャー麻薬「取引」で逮捕!ボクサー生命終わり、か…」)
「塀」っといえば大昔に「塀の中の懲りない面々」(安部譲二)って本がありましたが、同様にここでいう「塀」とはいわゆる
刑務所の塀
です。まあ試合があったのは正確には「刑務所」ではなく
Central Correctional Institutions for young offenders(中央青年犯罪者更生院かな?)
というところで要はまだ若いが犯罪を犯した人たちを更生プログラムを通して更生して将来社会に貢献させようというものです。
この中央更生院はパトゥムタニ県のランシット-ナコンナヨク通り、クロン6(6番目の水路の脇の道)を入ったところにあります。
<院の建物外観>
<塀はマジにガードが固いです>
<ここを通って中に入るんですが、携帯電話やお金は持ち込めません>
その更生プログラムとして行われるのが
健全な精神は健全な肉体に宿る
って感じで
すぽぉつ
な訳です。その日ごろのトレーニングの成果を表に発揮する機会が今回行われた
SPORTS BEHIND BARS 2011
という行事で、このバンコクに近いところにある中央更生院にタイ全国の更生院で更生中の人たちが集まって行う「一大スポーツ大会」なわけで
<施設構内にあるすぽぉつ大会の看板>
今回はシリモンコンやワンディー・シンワンチャーのトレーナーもやっているデヴィッド氏の手引きで(ええ?)今回の大会(ボクシング部門)の運営に関与しているシリモンコン父マノップ氏(シンマナサックジムのオーナーでもあります)にご協力いただいて見に行くことになりました。
<VIP席に座るデヴィッド氏>
行った人間は
あたし、ことバンコク愚連隊(日本代表)←代表?
カルロス・コスタ(パナマ代表)
アルジェロ・オー・ジャロ氏(フィリピン代表)
の3カ国連合艦隊!による珍道中♪
入り口に着いたところでマノップ氏が迎えてくれて、ちょうど通りかかったワンディー・シンワンチャーに案内してもらいながら中に入りました。
出られなくなったらどうしよう…(ドキドキ)←ないない
<これが通行パス>
<中に入っていくと奥の右手にリングがありました。>
リングの反対側にある休憩所で朝ごはんをごちそうになってたらタイの新聞記者連中もぞろぞろとやってきて
「(バンコク愚連隊は)どこにでも顔出すねえ~」
っと感心されてしまいました。(汗)
すでにリング脇ではシリモンコンが準備中。
<準備中のシリモンコン>
とはいえ回りはリラックスムード。いろんな人たちが来てて色々写真を撮っていきます。
<ドードー(応援屋さん)とシリモンコンの仲間達。>
<シリモンコン&母ちゃん&奥さん+1>
奥さんめっさ美人なんだよなあ…カルロスがさかんに「ええで!」って言ってました…(汗)
途中から王者になったばかりのスリヤン、そしてプロモーターのスラチャートさんも来ました。他にも元WBCフライ級王者のチャッチャイ・ササクンなども来ててすごい面子の写真が撮れたりもします。
<ワンディー&スリヤン>
<新旧ワールドチャンピオンズ!!!左2人目からチャッチャイ、スリヤン、シリモンコン、ワンディー>
試合っていうか大会開始前に大会オープニングがど派手にありました。
<居並ぶVIP。真ん中にボクシング・プロモーターのナリス・シンワンチャー氏の姿も>
<入場も本格的なパレードです>
<ずらっと並ぶと壮観ですね>
今回の試合はこの大会のボクシング大会の前座(?)としてのエキシビジョンに近い形ですね。しかし一応プロの試合で6回戦、という発表になっています。
[[ 2011年08月22日(月) ]]
場所:タイ中部パトゥムタニ県クロンルアン郡クロン6、中央青年犯罪者更生院(Central Correctional Institutes for youg offenders)
▼ノンタイトル、6回戦、147ポンド
シリモンコン・シンワンチャー(タイ) VS ピキニック・ピーター(ウガンダ)
今回のシリモンコンの相手のピキニック(ピクニックじゃありません)はシリモンコンの友達で在タイ4年。本人の話ではウガンダとマレーシアでボクシングの試合をやってきて戦績は21戦9勝12敗(本人談)最近はずっとムエタイをやってるそうで「今回は友達であるシリモンコンに頼まれたからね。」との話。
<対峙する二人>
試合は1Rにピキニックが多少攻めたんですがパンチの出し方がボクサーのパンチじゃないなあ…でもそれなりに真面目にパンチを入れてきてシリモンコンも何発か顔に入れられます。
「マジに打ってきたらマジに打って返す。」
これが
容赦ない
シリモンコンの哲学。2年前にケニア人選手を半殺しにしたので(「あれ、起き上がらないから本当に心配になっちゃったよww」(本人談))この試合前にあたしも
「殺すなよ~~~」
と声かけておいたんですが…(汗)
2Rはシリモンコンが鋭いジャブの連打から一気に間合いを詰めてから右フックでダウンを奪います。
<ジャブはやっぱ速いのと踏み込みがいいねえ>
<まあこのレベルの相手では実力を測れないですけどね>
立ったピキニックに今度はロングレンジのジャブ連打でロープ際に追い込み、連打を仕掛けたところでレフェリーがストップ。
2R0分43秒TKO勝ち
<勝利を挙げたシリモンコン>
<来場していたスラチャート氏が賞金を上げてます。左端がシリモンコン父ちゃんです>
以前新聞に ABCO フェザー級(←間違い)改めウェルター級タイトルを狙わせたいというプロモーター、ナリス・シンワンチャー氏の発言があったんですが、試合後ナリス氏に直撃すると
「(受刑者であるシリモンコンに)許可が下りるかどうかわまだわからない。まだ具体化はしてないよ。」
という話でした。一方マネージャーでもあるシリモンコン父ちゃんは
「12月5日(国王誕生日)に(特別許可を受けて)外で試合をさせる方向で考えている。」
と言ってました。
この試合後は各県の代表による男女のアマチュアボクシングの試合が何試合も続きました。中には「お?いいんじゃね?」という選手もいたけど、レベルの低い選手もいたし玉石混交でしたね。しかし中には現WIBA&WBCアジア女子王座についているサムソン・トー・ブワマーッ(サムソン・ソー・シリポン)みたいにこの大会で優勝して出所に成功し、ついには世界王者にまでなった例もありますからあなどれません。実際プロやアマからのスカウトも来るそうです。
<この日一番の写真…かな?>
一頻り見た後帰ろうとしたら「JAROってなんじゃろ?」でお馴染みの(違)フィリピンのJAROプロモーションのアルジャロ氏(デンバー・クエリョやソニーボーイのマネージャー)がおどけてやったのがトップの脱獄ポーズ?でしたwwww
そんなわけで今日のシメの言葉だす!!!!
世界に広げよう友達の輪!!!!!(おいおい)
ではまた
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2009年08年29日にタイのパタヤ近辺で麻薬の運搬をしていたということで逮捕された元WBCバンタム級&スーパーフェザー級王者シリモンコン・シンワンチャーが
塀の中で試合しました。
(シリモンコンの逮捕のニュースについての詳しくはこちらへ →「(タイのボクシング) シリモンコン・シンワンチャー麻薬「取引」で逮捕!ボクサー生命終わり、か…」)
「塀」っといえば大昔に「塀の中の懲りない面々」(安部譲二)って本がありましたが、同様にここでいう「塀」とはいわゆる
刑務所の塀
です。まあ試合があったのは正確には「刑務所」ではなく
Central Correctional Institutions for young offenders(中央青年犯罪者更生院かな?)
というところで要はまだ若いが犯罪を犯した人たちを更生プログラムを通して更生して将来社会に貢献させようというものです。
この中央更生院はパトゥムタニ県のランシット-ナコンナヨク通り、クロン6(6番目の水路の脇の道)を入ったところにあります。
<院の建物外観>
<塀はマジにガードが固いです>
<ここを通って中に入るんですが、携帯電話やお金は持ち込めません>
その更生プログラムとして行われるのが
健全な精神は健全な肉体に宿る
って感じで
すぽぉつ
な訳です。その日ごろのトレーニングの成果を表に発揮する機会が今回行われた
SPORTS BEHIND BARS 2011
という行事で、このバンコクに近いところにある中央更生院にタイ全国の更生院で更生中の人たちが集まって行う「一大スポーツ大会」なわけで
<施設構内にあるすぽぉつ大会の看板>
今回はシリモンコンやワンディー・シンワンチャーのトレーナーもやっているデヴィッド氏の手引きで(ええ?)今回の大会(ボクシング部門)の運営に関与しているシリモンコン父マノップ氏(シンマナサックジムのオーナーでもあります)にご協力いただいて見に行くことになりました。
<VIP席に座るデヴィッド氏>
行った人間は
あたし、ことバンコク愚連隊(日本代表)←代表?
カルロス・コスタ(パナマ代表)
アルジェロ・オー・ジャロ氏(フィリピン代表)
の3カ国連合艦隊!による珍道中♪
入り口に着いたところでマノップ氏が迎えてくれて、ちょうど通りかかったワンディー・シンワンチャーに案内してもらいながら中に入りました。
出られなくなったらどうしよう…(ドキドキ)←ないない
<これが通行パス>
<中に入っていくと奥の右手にリングがありました。>
リングの反対側にある休憩所で朝ごはんをごちそうになってたらタイの新聞記者連中もぞろぞろとやってきて
「(バンコク愚連隊は)どこにでも顔出すねえ~」
っと感心されてしまいました。(汗)
すでにリング脇ではシリモンコンが準備中。
<準備中のシリモンコン>
とはいえ回りはリラックスムード。いろんな人たちが来てて色々写真を撮っていきます。
<ドードー(応援屋さん)とシリモンコンの仲間達。>
<シリモンコン&母ちゃん&奥さん+1>
奥さんめっさ美人なんだよなあ…カルロスがさかんに「ええで!」って言ってました…(汗)
途中から王者になったばかりのスリヤン、そしてプロモーターのスラチャートさんも来ました。他にも元WBCフライ級王者のチャッチャイ・ササクンなども来ててすごい面子の写真が撮れたりもします。
<ワンディー&スリヤン>
<新旧ワールドチャンピオンズ!!!左2人目からチャッチャイ、スリヤン、シリモンコン、ワンディー>
試合っていうか大会開始前に大会オープニングがど派手にありました。
<居並ぶVIP。真ん中にボクシング・プロモーターのナリス・シンワンチャー氏の姿も>
<入場も本格的なパレードです>
<ずらっと並ぶと壮観ですね>
今回の試合はこの大会のボクシング大会の前座(?)としてのエキシビジョンに近い形ですね。しかし一応プロの試合で6回戦、という発表になっています。
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▼ノンタイトル、6回戦、147ポンド
シリモンコン・シンワンチャー(タイ) VS ピキニック・ピーター(ウガンダ)
今回のシリモンコンの相手のピキニック(ピクニックじゃありません)はシリモンコンの友達で在タイ4年。本人の話ではウガンダとマレーシアでボクシングの試合をやってきて戦績は21戦9勝12敗(本人談)最近はずっとムエタイをやってるそうで「今回は友達であるシリモンコンに頼まれたからね。」との話。
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「殺すなよ~~~」
と声かけておいたんですが…(汗)
2Rはシリモンコンが鋭いジャブの連打から一気に間合いを詰めてから右フックでダウンを奪います。
<ジャブはやっぱ速いのと踏み込みがいいねえ>
<まあこのレベルの相手では実力を測れないですけどね>
立ったピキニックに今度はロングレンジのジャブ連打でロープ際に追い込み、連打を仕掛けたところでレフェリーがストップ。
2R0分43秒TKO勝ち
<勝利を挙げたシリモンコン>
<来場していたスラチャート氏が賞金を上げてます。左端がシリモンコン父ちゃんです>
以前新聞に ABCO フェザー級(←間違い)改めウェルター級タイトルを狙わせたいというプロモーター、ナリス・シンワンチャー氏の発言があったんですが、試合後ナリス氏に直撃すると
「(受刑者であるシリモンコンに)許可が下りるかどうかわまだわからない。まだ具体化はしてないよ。」
という話でした。一方マネージャーでもあるシリモンコン父ちゃんは
「12月5日(国王誕生日)に(特別許可を受けて)外で試合をさせる方向で考えている。」
と言ってました。
この試合後は各県の代表による男女のアマチュアボクシングの試合が何試合も続きました。中には「お?いいんじゃね?」という選手もいたけど、レベルの低い選手もいたし玉石混交でしたね。しかし中には現WIBA&WBCアジア女子王座についているサムソン・トー・ブワマーッ(サムソン・ソー・シリポン)みたいにこの大会で優勝して出所に成功し、ついには世界王者にまでなった例もありますからあなどれません。実際プロやアマからのスカウトも来るそうです。
<この日一番の写真…かな?>
一頻り見た後帰ろうとしたら「JAROってなんじゃろ?」でお馴染みの(違)フィリピンのJAROプロモーションのアルジャロ氏(デンバー・クエリョやソニーボーイのマネージャー)がおどけてやったのがトップの脱獄ポーズ?でしたwwww
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