バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング)デンカオセーンPABA・Sフライ王座へ。元IBF王者敗れる波乱も!?

2011年01月27日 03時59分05秒 | タイのボクシング
(写真はPABAのベルトを再び巻いたデンカオセーン)


ふにゃああ、ちょっと遅くなりました。月曜日のギャラクシーの興行の結果報告です。結果としてはデンカオセーンが順当にPABAスーパーフライ級暫定王座奪取。プーンサワットは調整試合で変則なシムソンに手こずりながらも勝利。そして下請けマネージャーの選手のサマーッレックが元IBF王者を破る殊勲を挙げました!(写真はPABAのベルトを再び巻いたデンカオセーン)


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  (愚連隊の一言)サムッソンクラーム県の名物は海から採った自然塩と干し魚♪


またまた深夜にホラー映画の惨殺シーン集や「キャリー2」&「キャリー」なんて映画を見ているバンコク愚連隊です。


  やっぱ『キャリー』のキャリーや『The Rage(キャリー2)』のレイチェルとか自分的には十分にストライクゾーンなんだけどなあ…(特に後者)


ただ


  『キャリー』(リメイク版)の女の子はちょっと勘弁…(おいおい)


さて、ノートパソコン用のハードディスクの要領が気になって写真データをいちいち確認しながら消去作業もしてたらやっぱ時間がかかりすぎますな…(汗)毎大会軽く1000以上の写真撮ってるからなあ…


  下手な鉄砲も数打ちゃ当たる(自爆)


って感じで。特に最近は使ってるデジカメの焦点調整用の赤外線センサーの調子がおかしいようで焦点合わせに苦労してる始末ですから。


  むしろそれでよく写真が撮れるな?って感じ?(おいおい)


それでも今回撮れたような写真が撮れるので


  やっぱ数打つしかない…(涙)


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んじゃ本題です♪

[[ 2011年01月24日(月) ]] ギャラクシー・サムットソンクラーム興行
場所:タイ中部サムットソンクラーム県ムアン郡バンカンテック村役場前特設リング
タイのTV7チャンネルで午後3時から午後5時まで(日本時間午後5時から午後7時)



<試合が行われた役所…田舎です…>


▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量107ポンド
サマーッレック・チャイヨンジム(タイ) VS ムハマッド・ラックマン(インドネシア)

今回注目の一戦は、なぜかアンダーカードに組まれた元IBF世界王者の試合!迎え撃つサマーッレックは前回の試合で11月度OPBF15位だったかな?のインタノンを判定で下しており、ここで実績の高い元王者を下すと面白いことになりそうです。

試合は一見、昨年のオーレドンVSラックマン戦のようにサマーッレックが外を回りラックマンが追い詰める感じだったんですが、しっかりラックマン対策を立てきたサマーッレック陣営はそこからが違う。

いつもの気合一発パンチを振るうサマーッレックが下がると見せて奇声とともに一気に突っ込んでパンチを振るいます。






<気合一発飛び込んでのサマーッレックの攻撃!>


サマーッレックはこの戦法で徹頭徹尾行きます。これで突っ込んでからもっと1,2,3とまで打てればもっと楽勝できたんでしょうがラックマンの強打を恐れてか一発以上は中々入れられません。






<攻めに回っても攻め切れなかったラックマン>


この相手に左ジャブを使ってポイントを稼ぐラウンドもあったラックマンですが終盤の5,6Rは手数も減ってしまい結果サマーッレックの大金星判定勝ちとなりました。

いやあ、ちゃんと対策を立ててきた陣営の勝利ですね。
あたしも2Rが手数でラックマン、4Rがガードの下がってきたサマーッレックに右ストレートまで入れるようになったラックマンのRにしましたが他のラウンドはサマーッレックだから彼の勝ちで間違いはないでしょう。

もっともラックマン陣営は試合後、サマーッレックのラフプレイ(頭突き、親指を使ったサミング)を指摘しましたが、頭はあれだけ勢いをつけて突っ込めば仕方ない部分もあると思います。サミングについては見てても分からなかったですね。ただ試合の展開を見ている限りはラックマンが翻弄されていたのは確か。



<試合後健闘を称えあうラックマン(左)とサマーッレック(右)>


やはりサマーッレックと陣営の勝利を称えたいと思います。


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▼第2試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量126ポンド
プーンサワット・クラティンデンジム(タイ) VS シムソン・ブターブター()(インドネシア)

プーンサワットの相手は直前にシムソン・ブターブターに変わっています。1月31日の李の防衛戦で勝った方に挑戦する意向を表明しているギャラクシーとしてはプーンサワットに万全の手ごたえを求めたいところです。トレーナーのカオ・トーキョー氏によれば「今日は8割の仕上がり」とのこと。



<攻めるプーンサワット>


前半は似たような高いガードでのやりとりだったのが中盤からどんどんシムソンの頭が下がる!?Σ( ̄□ ̄;)



<頭低っ!!!>


しかし膝がリングすれすれ、頭がベルトラインより下がるあのガードはレフェリーもっと注意しなきゃいけないくらいでしたね。何度膝が落ちてダウンしたかと思いましたから。

それと李との試合のときもそうでしたが、自らの頑丈さに過信があるのか結構この試合でも真正面からパンチを顔面に受けることが多かったのが心配。



<真正面のパンチを受けるから見栄えは良くなかったですね>


結局この試合6R最後までシムソンに粘られてプーンサワットの判定勝ち。ちょっと不満な内容でした。



<判定は順当にプーンサワットの勝ち>


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▼第3試合:PABAスーパーフライ級暫定王者決定戦
デンカオセーン・クラティンデンジム(タイ) VS ユディー・アレマ(タイ)

デンカオセーンVSあたしのフェースブック友達のユディーの対戦。ユディーとは何度か会ったことがあるし、彼は英語も話せるので直接やり取りが出来るのが嬉しい。
そこでもにょもにょしてみたんですが…



<デンカオセーンの左ジャブはけっこういいんだけどなあ…>


そのおかげで1Rしょっぱなのデンカオセーンの渾身のパンチをしのいだユディーでしたが、さすが引き出しは多くて、それならとばかりに左で押さえつけてからの右ストレートという攻めで対抗。



<今回攻めの中心に使った右ストレート>


ユディーは河井武士直伝(嘘)のジェットアッパーで攻めますが如何せん精度が低い、っていうか離れている距離からいきなりそのアッパーだしても当たらんってばよ…(汗)膝折りたたんでジャンプしながらなら蛙飛びアッパーになるかも知れんが…



<これが伝家の宝刀「ジェットアッパー」だ!!(おいおい)>


後で本人に聞いたらわき腹が弱くて短く戻すようなアッパーカットがうまく打てないようなことを言ってましたが…

試合は途中憤ったデンカオセーンが喧嘩ファイトを2度ほど見せるなど面白い展開もありましたが概ね攻めるデンカオセーンと下がりながらも抵抗するユディー、という展開。




<デンカオセーンVSユディー 3Rのみ>


しかしユディーの反撃できるスキルが高くないから試合は一方的な展開になって7Rにデンカオセーンの畳み込むようなパンチにユディーが膝をついてダウンしたところでセコンドがタオルを投げ入れました。


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▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、106ポンド
ペッサクダー・ポー・スワンナチョーク(タイ) VS ピチャイ・シッサイトーン(タイ)

シッサイトーンのウィサンレックがピチャイと名を改めての参加し若手のペッサクダーと対戦します。しかし1Rしょっぱな、


  ペッサクダーのパンチがめっちゃ速い!!


ハンドスピードのめっちゃ速いペッサクダーと気合一発強打を入れるピチャイの戦いはしかし経験で勝るピチャイがラウンドの序盤こそペースを握られるものの中盤から後半は接近戦からパンチを入れてロープ際にペッサクダーを押し込んで優勢を保ってたんですが…



<ピチャイ(右)気合の攻撃!!>


  判定はペッサクダーの判定勝ちへ。


これはシッサイト-ンチームの諸氏も納得が行ってなかったですね。まあ典型的なプロモーター判定だと思います。


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▼第5試合:ノンタイトル、6回戦、107ポンド
インスリートーン・モー・クルンンテープトンブリー(タイ) VS パヤック・シッパージュックジム(タイ)

この試合はテクに未熟で力任せな2人の戦い。しかし両者の意地のぶつかり愛みたいなものが出て最後まで気が抜けない展開に。インスリートーンのパンチは本当に腕を力のままに振り回す感じ。



<青がパヤック、赤がインスリートーン>


ところがその攻勢を耐えたパヤックが3Rに大反撃。序盤から中盤までずっと腕を休めずインスリートーンをロープからコーナー、さらにまたロープへと追い続け観客もどよめいたんですがここまで。これを凌ぎきったインスリートーンの反撃にまずパヤックが1回ダウン。これはカウント8で立ってまた打ち合いに行ったパヤックの真正面からインスリートーンのパンチが思い切り入って真後ろへ倒れるパヤック…


  結果は3R2分58秒、インスリートーンがTKO勝ちを収めました。


試合後、プロモーターの二ワット氏はプーンサワットの次戦について


  「オプションを使ってWBAタイトルにもう一度挑戦させるのを間違いない。」


と発言しています。タイでは4月くらいじゃね?という風に言われていますが中2ヶ月強で日本人王者の陣営が受けるかどうか?あと開催地については「タイでやりたい。」と言っています。これについてはタイ陣営は二ワット氏からトレーナーにいたるまで


  前回の李とのタイトルマッチではジャッジが李に偏っていた(断言)


というのが脳髄にまで染み込んでる状況で(汗)


  ホントすっごい根に持ってます…(滝汗)


このためマジにタイ側での開催に話をもっていこうとする可能性は高いですね。ただしタイ開催で日本のテレビ局がつかなくてファイトマネーが少ない、となった場合は


  プロモーターは商売人なんでどう転ぶかわかりません。(きっぱり)


ちなみにデンカオセーンの今後について「やっぱ大毅とタイトルマッチやらせる方向なんですか?」と水を向けたんですが


  「デンカオセーンの話はまだまだ。もう少し(様子を)見ないと。」


という感じで当面は1月31日の日本でのタイトルマッチ終了後からのプーンサワットのタイトルマッチ交渉に集中、って感じのようです。


  さてさて、どうなりますやら…


ではまた


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