(写真はウサナコーン、ゴーキェット氏、ノンムアイ。写真提供:ゴーキェットグループ)
見たかったのに見れなかった7月29日のゴーキェット・コラート興行だったんですが、結果はウサナコーン・ゴーキェットジムが8RKO勝ちでWBC女子バンタム級王座を防衛。一方、先般タイで富樫直美との統一戦に敗れて暫定王者から転落したノンムアイは再起戦となる今回をシルバーベルト争奪戦(あえてタイトルマッチとは言いません)として戦い、2-1のスプリット・デシジョンでかろうじてベルトを獲得しました。
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(愚連隊の一言)コラートもピマーイの遺跡とか観光名所は盛りだくさん♪
んじゃ興行結果です♪
[[ 2010年07月29日(木) ]] ゴーキェット・コラート興行
場所:東北部ナコンラチャシーマ県(コラート)
タイのテレビ3チャンネルでタイ時間午後2時20分から午後4時20分(日本時間:午後4時20分から6時20分)生中継。
▼メインその1:WBC女子バンタム級タイトルマッチ
王者:ウサナコーン・ゴーキェットジム(Usanakorn Kokietgym)(タイ) VS 挑戦者:Shin Yoon-Joo(韓国)
<相変わらず強打のウサナコーン>
<突っ込んでの連打はやはりすごい>
この試合今ビデオサイトでみてるんですが、8Rの決め手はやっぱりウサナコーンの左ストレート。シンがジャブを出そうと動き始めた瞬間に打ったパンチがシンの胸の真ん中に命中してこれでシンはよろめいてロープに突っ込み、その後のフック攻撃は無くても一緒だったでしょう。もろハートに入ってますね。
シンは細かいフットワークで動きながらジャブなど打っていたもののリーチ差があるため中々踏み込みきれず空回りしていました。
ちなみに6Rまでの途中集計は60-53、60-54、60-57となっていました。
ウサナコーンが8R1分12秒TKO勝ち
ウサナコーンの話では「今回は海軍での訓練などで試合間隔がかなりあいてしまいまだ本調子ではなかった。しかしKOできたのは満足。次はもっといい試合をしたい。」とのことで、ゴーキェット氏は次のウサナコーンの防衛戦を9月に予定するベトナム大会で行いたい意向を示しています。
<ベルトを守ったウサナコーン>
▼メインその2:WBC女子ストローー級シルバーベルト争奪戦(タイトルマッチとは呼びたくないよなあ…)
同級4位:ノンムアイ・ゴーキェットジム(Nongmuay Kokietgym)(タイ) VS 同級10位: Dan-Bi Kim(韓国)
この試合は1Rから激しい打ち合いの中ヒッティングで早々にキムが左目の上から出血。しかし試合はキム側の意向もあってか継続。キムも積極的にパンチを打つもののクリンチで逃げる場面が多いですね。どちらかというと両者左右フックの打ち合いが多いですが正確性で若干ノンムアイか。ノンムアイもいい動きですね。富樫戦と同じかそれ以上の動きが出来てます。
3Rまでの途中集計が30-27、29-28、28-29
キムは打ってはクリンチ、打ってはクリンチって感じですね。しかし飛び込んでのフックと中に入ってのアッパーがあるのでノンムアイもやりにくそう.
6Rまでの途中集計が60-55,58-56、57-57
大接戦となったノンムアイの試合は結局韓国人ジャッジが95-96、スイス人ジャッジが100-92、タイのジャッジが97-93と分かれてSDでノンムアイがタイ国内で初めて行われたWBCシルバーベルト争奪戦を勝ってベルトを獲得しました。この一番気前のいいジャッジのスイス人ジャッジ、マーティーさんが奥さんがタイ人だったかな?
SDでノンムアイの勝利
<タイで初めてシルバーベルトを獲得したノンムアイ>
ノンムアイについてはゴーキェット氏は「WBCの規定に基づき90日以内に世界王者へ挑戦させる。試合開催場所はどうなるかわからない。」と話していますがノンムアイの実力では海外での挑戦は厳しい気がします。
▼アンダーカードその1:ノンタイトル、6回戦
ソッ・プーンインスリージム(Sod Kokietgym)(タイ) VS ジェイソン・ブタ-ブタ-(Jason Butar Butar)(インドネシア)
<ソッ・プーンインスリージム>
相手にも影響されるとはいえ塩試合が多いソッがこの日はインドネシアのジェーソンを5RでKOして勝利しました。
▼アンダーカードその2:女子、ノンタイトル、アトム級、6回戦
ABCO女子アトム級王者:ブアリムブン・ゴーキェットジム(Buarimbung Kokietgym)(タイ) VS ワンウィサー・シンマナサック(Wanwisa Singmanasak)(タイ)
<ブアリムブンちゃん> ←一人だけ扱いが違う…
ブアリムブンちゃんはなんと2Rで相手をのしてのKO勝ち。新聞の写真を見ると相手が大の字になってましたね。どんな試合だったのか…
▼アンダーカードその3:女子、ノンタイトル、ストロー級、6回戦
アレキサンドラ・ソー・タナピンヨー(Alexandra Sor Tanapinyo)(タイ) VS ンガムター・ポー・ムアンペッ(Ngamtha Por Muangpetch)
ゴーキェット興行初お目見えのアレキサンドラは変更になった相手ンガムターに判定負け(PTS)
あ~~、やっぱこの興行行きたかったですねえ… 9月のベトナム興行一緒に生かせてくれないかな?(おいおい)
ではまた
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場所:東北部ナコンラチャシーマ県(コラート)
タイのテレビ3チャンネルでタイ時間午後2時20分から午後4時20分(日本時間:午後4時20分から6時20分)生中継。
▼メインその1:WBC女子バンタム級タイトルマッチ
王者:ウサナコーン・ゴーキェットジム(Usanakorn Kokietgym)(タイ) VS 挑戦者:Shin Yoon-Joo(韓国)
<相変わらず強打のウサナコーン>
<突っ込んでの連打はやはりすごい>
この試合今ビデオサイトでみてるんですが、8Rの決め手はやっぱりウサナコーンの左ストレート。シンがジャブを出そうと動き始めた瞬間に打ったパンチがシンの胸の真ん中に命中してこれでシンはよろめいてロープに突っ込み、その後のフック攻撃は無くても一緒だったでしょう。もろハートに入ってますね。
シンは細かいフットワークで動きながらジャブなど打っていたもののリーチ差があるため中々踏み込みきれず空回りしていました。
ちなみに6Rまでの途中集計は60-53、60-54、60-57となっていました。
ウサナコーンが8R1分12秒TKO勝ち
ウサナコーンの話では「今回は海軍での訓練などで試合間隔がかなりあいてしまいまだ本調子ではなかった。しかしKOできたのは満足。次はもっといい試合をしたい。」とのことで、ゴーキェット氏は次のウサナコーンの防衛戦を9月に予定するベトナム大会で行いたい意向を示しています。
<ベルトを守ったウサナコーン>
▼メインその2:WBC女子ストローー級シルバーベルト争奪戦(タイトルマッチとは呼びたくないよなあ…)
同級4位:ノンムアイ・ゴーキェットジム(Nongmuay Kokietgym)(タイ) VS 同級10位: Dan-Bi Kim(韓国)
この試合は1Rから激しい打ち合いの中ヒッティングで早々にキムが左目の上から出血。しかし試合はキム側の意向もあってか継続。キムも積極的にパンチを打つもののクリンチで逃げる場面が多いですね。どちらかというと両者左右フックの打ち合いが多いですが正確性で若干ノンムアイか。ノンムアイもいい動きですね。富樫戦と同じかそれ以上の動きが出来てます。
3Rまでの途中集計が30-27、29-28、28-29
キムは打ってはクリンチ、打ってはクリンチって感じですね。しかし飛び込んでのフックと中に入ってのアッパーがあるのでノンムアイもやりにくそう.
6Rまでの途中集計が60-55,58-56、57-57
大接戦となったノンムアイの試合は結局韓国人ジャッジが95-96、スイス人ジャッジが100-92、タイのジャッジが97-93と分かれてSDでノンムアイがタイ国内で初めて行われたWBCシルバーベルト争奪戦を勝ってベルトを獲得しました。この一番気前のいいジャッジのスイス人ジャッジ、マーティーさんが奥さんがタイ人だったかな?
SDでノンムアイの勝利
<タイで初めてシルバーベルトを獲得したノンムアイ>
ノンムアイについてはゴーキェット氏は「WBCの規定に基づき90日以内に世界王者へ挑戦させる。試合開催場所はどうなるかわからない。」と話していますがノンムアイの実力では海外での挑戦は厳しい気がします。
▼アンダーカードその1:ノンタイトル、6回戦
ソッ・プーンインスリージム(Sod Kokietgym)(タイ) VS ジェイソン・ブタ-ブタ-(Jason Butar Butar)(インドネシア)
<ソッ・プーンインスリージム>
相手にも影響されるとはいえ塩試合が多いソッがこの日はインドネシアのジェーソンを5RでKOして勝利しました。
▼アンダーカードその2:女子、ノンタイトル、アトム級、6回戦
ABCO女子アトム級王者:ブアリムブン・ゴーキェットジム(Buarimbung Kokietgym)(タイ) VS ワンウィサー・シンマナサック(Wanwisa Singmanasak)(タイ)
<ブアリムブンちゃん> ←一人だけ扱いが違う…
ブアリムブンちゃんはなんと2Rで相手をのしてのKO勝ち。新聞の写真を見ると相手が大の字になってましたね。どんな試合だったのか…
▼アンダーカードその3:女子、ノンタイトル、ストロー級、6回戦
アレキサンドラ・ソー・タナピンヨー(Alexandra Sor Tanapinyo)(タイ) VS ンガムター・ポー・ムアンペッ(Ngamtha Por Muangpetch)
ゴーキェット興行初お目見えのアレキサンドラは変更になった相手ンガムターに判定負け(PTS)
あ~~、やっぱこの興行行きたかったですねえ… 9月のベトナム興行一緒に生かせてくれないかな?(おいおい)
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やっぱ、女子ボクシングは予想が難しいですな。
ブリアムブンちゃんは順当にKO勝ちですね。相手の選手のレベルに問題がありそうですが…
現在のタイの女子ボクシング界ではウサナコーンの実力が頭2つくらいぬき出てるのではないかと思います。だからホントの意味で世界にでて対等にやりあえるのはウサナコーンだけだと思っています。
(メキシコでの試合は高度差のハンデもあったので参考にはしきれません)