(写真は秒殺KOで復活したネーッ)
週末はいろいろ拘束されることが多くて更新遅くなってすいません。前回の続きになります。話題的には元PABA王者ネーッ・サシプラパージムの2年ぶりの復活、とスアノーイの試合、かな?
☆バンコク愚連隊からのお勧め☆
タイのホテル検索、予約にはこちらの 『agoda』 のサイトをご参照ください。マジ便利っす♪
今回紹介するのは
キー バンコクホテル
http://www.agoda.jp/asia/thailand/bangkok/key_bangkok_hotel.html?site_id=1426452
日本人としては非常に便利な高架鉄道BTSのアソーク駅に激近(日本人感覚としては)なこのホテル。
バンコク市内の日本人が行くような買い物スポット(サイアム、シーロム)なんかは渋滞の道路を避けてBTSでの移動が超便利。
そういう意味ではいいっすよ♪近くには日本食、イタリアンなどレストランもいっぱいです♪
☆バンコク愚連隊からのお勧め☆
では興行内容報告の続きです。
▼第3試合:6回戦、契約重量110ポンド
ネーッ・サシプラパージム(Nethra Sasiprapa)(タイ) VS リノ・ウクン(Rino Ukru)(インドネシア)
VS
ネーッが1R52秒の秒殺KO…(汗)
タイ人のネーッは新顔…と思ったら、元PABAチャンピオンだったんですね。なんと2年間のブランクからの復活になります。BOXRECを見ると2007年にPABAライトフライ級王者で6月にWBA王者のヨハン・カルロス・レベコに敗れ、その後ナコンルアンのスリヤンに判定勝ちした後試合から離れた感じになってます。
<対峙する両者>
そのネーッの相手のリノは1月22日の興行でワンディーに2RKOされた選手なので問題はないと思ったら、試合はまさに
あっという間に終了
カメラマンの中にはプラウェーッの写真を撮ってて戻る前に試合が終わっちゃった、なんて人まで出てました。あたしは撮ってましたが。最後はロープにつめての連打で右が入ってKOだったんですが、それにしても弱すぎるなあ…>リノ。
<最初だけは手を出してたんですが…>
試合を見ている限りはそんなに強い印象は感じなかったんですけどねえ…(汗)なのに自分の見ている側から反対の方のコーナーに押し込んでったな、とおもったら
もう倒れちゃったのかよ、おい!?
って感じ…(汗)ちょっと前回といい今回といい脆すぎですね、相手のインドネシア人。
<見せ場はどこ行った?見せ場は?>
ネーッについてはゴーキェットグループでは今後ウィサヌ・ゴーキェットジムが世界戦にいったあとのPABA暫定王者の後釜にしたいなんて皮算用を立てているようですが、今日の試合では実際実力が測れなかったです。その昔はウィサヌにも勝ち、インドネシア人でそこそこ強いノルディー・マナカネーにも勝ってるんで強い方の選手だとは思うんですが。今後の試合に期待、ですね。
▼第4試合:6回戦、契約重量112ポンド
スアノーイ・ソー・タナピンヨー(Seornoi Sor Tanapinyo)(タイ) VS パランポン・シッサイトーン(Palangpol Sithsaithong)(タイ)
VS
スアノーイが4R0分49秒でKO勝ち
今回はスアが練習しているギャラクシージムからトレーナーが応援に来ました。その若干17歳の新鋭スアの相手のパランポンは30歳…
サイトーン氏いわく「本当は(2月7日に日本で試合をした)シーサケーッ・シッサイトーン(大庭に判定負け)を連れてくるつもりだったんだけど日本の試合に送っちゃったんで、急遽2年間試合してなかったパランポンを連れてきた。」のだそうな。
<対峙する二人>
試合は順当にスアが手数で押す展開。2Rにはパランポンのクリンチをうまく振りほどいて攻撃するなんて場面もあったんですが、経験で上手のパランポンは3R以降クリンチでうまくスアの肘をロックして抑えました。
<いいストレートあるんだからさあ…>
スアもしかしいい伸びるワンツーがあるんだからそれでもっと攻めればいいかと思うんですが、今回の試合はセコンドの指示も含めて「接近戦でアッパー(顔、ボディー)、そこから相手が離れようとしてたらストレート」って感じでした。
<打ち合う二人>
今回試合場からの帰りにパランポンとプラープスックのサイトーン陣営と一緒に車に乗って帰ったんですが、そこで聞いたパランポンのスア評は「まだ未熟。パンチも滅茶苦茶に打ってくる感じ(マッ・モア)」とのこと。確かに見てて正確性にはかけてましたね。まあまだ17歳のスアだからこれからの精進次第でしょう。
<珍しく撮れたフィニッシュブローの右フック。でもポジションが…>
<崩れ落ちたパランポンは立てませんでした>
<まだ若いからこういう試合でも勝ったら嬉しそうやね>
そういえばタナピンヨー氏いわく、12月31日にPABA王座奪取に失敗したフォンルアン・ソー・タナピンヨーは結局2階級上げての再起となりそうとのこと。「成長して体が大きくなってるのに減量がきつすぎる。」(タナピンヨー氏)まあ当然の判断でしょう。力が十分に振るえる状態ならフォンルアンも結構いい線いくと思いますからね。復帰戦は3月初めのギャラクシー興行かな?
<スア師弟。右がジムオーナーのタナピンヨー氏>
▼第5試合:6回戦、契約重量140ポンド
テーパユッ・ゴーキェットジム(Thephayuth Kokietgym)(タイ) VS プラープスック・トー・プアンルオムポン(Prabsuk Sithsaithong)(タイ)
VS
テーパユッが1R1分23秒TKO勝ち
いっつもゴーキェットの興行には同行するのに試合をしないテーパユッを見てきたわけですが、
マジに選手だったの?(おいおい)
って感じ?
しかし対峙する2人を見ると分かりますが、
<体格違いすぎじゃね?>
帰り道プラープスックは「絶対に体重10キロは違うよ…」と怒ってましたが、アンダーカードなんてそんな感じですねえ。ようは「とりあえず試合になればOK」みたいな。それでいてあとからプロモーターのスタッフに「早くKOされすぎちゃったら駄目だよ~!」とか文句言われる下請けジム(この場合はサイトーン)は可愛そうですな。
まあテク的には見るものの無い試合でした。(汗)テーパユッのパンチも遅いしテクはないし。ただ最後の一発は
完璧にプラープスックのジョーにヒット!!
プラープスックが
これ以上ないって感じの「大の字」状態
<これ以上ない「大の字」状態…>
になっちゃったんでレフェリーがカウント途中でやめて試合をストップしました。しば~~~~らく立てなかったですね。ちょうどあごの骨のかみ合わせの部分にきっちりはいったみたいな感じ。帰りの車の中でもしきりに手を頬に当ててました。(哀)
<勝利したテーパユッ。普段は帽子を手放さないナイスガイだ♪>
全体に面白い試合が多かった興行でしたね。まああたし的に思い入れのある選手(プラウェーッ、スア)が出てきたせいもあるますが。場所がゴーキェットのジムからも離れていないせいか、控え室(テント)にはウィサヌ(セコンドにもついてました)、ドゥアンペッ、ラチャモンコンなどゴーキェット勢が顔を出し、ギャラクシーからもプーンサワット・クラティンデンジムのトレーナーでもあるアナン・トレーナーが出張してくるわ、まあにぎやかで楽しい興行でした。
その後バスなどで4時間かけてバンコク市内の実家に帰るって工程がなければね…(悲)
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
下のスポンサーサイトもクリッククリック♪♪
週末はいろいろ拘束されることが多くて更新遅くなってすいません。前回の続きになります。話題的には元PABA王者ネーッ・サシプラパージムの2年ぶりの復活、とスアノーイの試合、かな?
☆バンコク愚連隊からのお勧め☆
タイのホテル検索、予約にはこちらの 『agoda』 のサイトをご参照ください。マジ便利っす♪
今回紹介するのは
キー バンコクホテル
http://www.agoda.jp/asia/thailand/bangkok/key_bangkok_hotel.html?site_id=1426452
日本人としては非常に便利な高架鉄道BTSのアソーク駅に激近(日本人感覚としては)なこのホテル。
バンコク市内の日本人が行くような買い物スポット(サイアム、シーロム)なんかは渋滞の道路を避けてBTSでの移動が超便利。
そういう意味ではいいっすよ♪近くには日本食、イタリアンなどレストランもいっぱいです♪
☆バンコク愚連隊からのお勧め☆
では興行内容報告の続きです。
▼第3試合:6回戦、契約重量110ポンド
ネーッ・サシプラパージム(Nethra Sasiprapa)(タイ) VS リノ・ウクン(Rino Ukru)(インドネシア)
VS
ネーッが1R52秒の秒殺KO…(汗)
タイ人のネーッは新顔…と思ったら、元PABAチャンピオンだったんですね。なんと2年間のブランクからの復活になります。BOXRECを見ると2007年にPABAライトフライ級王者で6月にWBA王者のヨハン・カルロス・レベコに敗れ、その後ナコンルアンのスリヤンに判定勝ちした後試合から離れた感じになってます。
<対峙する両者>
そのネーッの相手のリノは1月22日の興行でワンディーに2RKOされた選手なので問題はないと思ったら、試合はまさに
あっという間に終了
カメラマンの中にはプラウェーッの写真を撮ってて戻る前に試合が終わっちゃった、なんて人まで出てました。あたしは撮ってましたが。最後はロープにつめての連打で右が入ってKOだったんですが、それにしても弱すぎるなあ…>リノ。
<最初だけは手を出してたんですが…>
試合を見ている限りはそんなに強い印象は感じなかったんですけどねえ…(汗)なのに自分の見ている側から反対の方のコーナーに押し込んでったな、とおもったら
もう倒れちゃったのかよ、おい!?
って感じ…(汗)ちょっと前回といい今回といい脆すぎですね、相手のインドネシア人。
<見せ場はどこ行った?見せ場は?>
ネーッについてはゴーキェットグループでは今後ウィサヌ・ゴーキェットジムが世界戦にいったあとのPABA暫定王者の後釜にしたいなんて皮算用を立てているようですが、今日の試合では実際実力が測れなかったです。その昔はウィサヌにも勝ち、インドネシア人でそこそこ強いノルディー・マナカネーにも勝ってるんで強い方の選手だとは思うんですが。今後の試合に期待、ですね。
▼第4試合:6回戦、契約重量112ポンド
スアノーイ・ソー・タナピンヨー(Seornoi Sor Tanapinyo)(タイ) VS パランポン・シッサイトーン(Palangpol Sithsaithong)(タイ)
VS
スアノーイが4R0分49秒でKO勝ち
今回はスアが練習しているギャラクシージムからトレーナーが応援に来ました。その若干17歳の新鋭スアの相手のパランポンは30歳…
サイトーン氏いわく「本当は(2月7日に日本で試合をした)シーサケーッ・シッサイトーン(大庭に判定負け)を連れてくるつもりだったんだけど日本の試合に送っちゃったんで、急遽2年間試合してなかったパランポンを連れてきた。」のだそうな。
<対峙する二人>
試合は順当にスアが手数で押す展開。2Rにはパランポンのクリンチをうまく振りほどいて攻撃するなんて場面もあったんですが、経験で上手のパランポンは3R以降クリンチでうまくスアの肘をロックして抑えました。
<いいストレートあるんだからさあ…>
スアもしかしいい伸びるワンツーがあるんだからそれでもっと攻めればいいかと思うんですが、今回の試合はセコンドの指示も含めて「接近戦でアッパー(顔、ボディー)、そこから相手が離れようとしてたらストレート」って感じでした。
<打ち合う二人>
今回試合場からの帰りにパランポンとプラープスックのサイトーン陣営と一緒に車に乗って帰ったんですが、そこで聞いたパランポンのスア評は「まだ未熟。パンチも滅茶苦茶に打ってくる感じ(マッ・モア)」とのこと。確かに見てて正確性にはかけてましたね。まあまだ17歳のスアだからこれからの精進次第でしょう。
<珍しく撮れたフィニッシュブローの右フック。でもポジションが…>
<崩れ落ちたパランポンは立てませんでした>
<まだ若いからこういう試合でも勝ったら嬉しそうやね>
そういえばタナピンヨー氏いわく、12月31日にPABA王座奪取に失敗したフォンルアン・ソー・タナピンヨーは結局2階級上げての再起となりそうとのこと。「成長して体が大きくなってるのに減量がきつすぎる。」(タナピンヨー氏)まあ当然の判断でしょう。力が十分に振るえる状態ならフォンルアンも結構いい線いくと思いますからね。復帰戦は3月初めのギャラクシー興行かな?
<スア師弟。右がジムオーナーのタナピンヨー氏>
▼第5試合:6回戦、契約重量140ポンド
テーパユッ・ゴーキェットジム(Thephayuth Kokietgym)(タイ) VS プラープスック・トー・プアンルオムポン(Prabsuk Sithsaithong)(タイ)
VS
テーパユッが1R1分23秒TKO勝ち
いっつもゴーキェットの興行には同行するのに試合をしないテーパユッを見てきたわけですが、
マジに選手だったの?(おいおい)
って感じ?
しかし対峙する2人を見ると分かりますが、
<体格違いすぎじゃね?>
帰り道プラープスックは「絶対に体重10キロは違うよ…」と怒ってましたが、アンダーカードなんてそんな感じですねえ。ようは「とりあえず試合になればOK」みたいな。それでいてあとからプロモーターのスタッフに「早くKOされすぎちゃったら駄目だよ~!」とか文句言われる下請けジム(この場合はサイトーン)は可愛そうですな。
まあテク的には見るものの無い試合でした。(汗)テーパユッのパンチも遅いしテクはないし。ただ最後の一発は
完璧にプラープスックのジョーにヒット!!
プラープスックが
これ以上ないって感じの「大の字」状態
<これ以上ない「大の字」状態…>
になっちゃったんでレフェリーがカウント途中でやめて試合をストップしました。しば~~~~らく立てなかったですね。ちょうどあごの骨のかみ合わせの部分にきっちりはいったみたいな感じ。帰りの車の中でもしきりに手を頬に当ててました。(哀)
<勝利したテーパユッ。普段は帽子を手放さないナイスガイだ♪>
全体に面白い試合が多かった興行でしたね。まああたし的に思い入れのある選手(プラウェーッ、スア)が出てきたせいもあるますが。場所がゴーキェットのジムからも離れていないせいか、控え室(テント)にはウィサヌ(セコンドにもついてました)、ドゥアンペッ、ラチャモンコンなどゴーキェット勢が顔を出し、ギャラクシーからもプーンサワット・クラティンデンジムのトレーナーでもあるアナン・トレーナーが出張してくるわ、まあにぎやかで楽しい興行でした。
その後バスなどで4時間かけてバンコク市内の実家に帰るって工程がなければね…(悲)
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
下のスポンサーサイトもクリッククリック♪♪
やはり体のスタミナが無いから後半ガードが下がりまくりなのとフックボクサーの限界が見える気がします。
現在のゴーキェットのメインの若いトレーナーがもっぱらフックとボディー中心のパンチで教えてるんですよね。
一昨日、話をした別のトレーナーとは「やはりボクシングはワンツーが基本なんだが…」と二人して納得しあってたんですが。
こういうのを見ているとウィサヌとかも後半ガードが下がりまくる、下手するとノーガードになっちゃうんでやっぱり世界は難しいだろうなあ…と思っちゃいます。
>マグバウ様
家住と戦う予定の選手がリノだったんですか?あれでOPBFって…
ソフヤンの日本登場は面白そうですね。「出来れば」本調子で来日して欲しいです。
日本から呼ばれる条件もいろいろ話し聞いてますんでね…(汗)
http://tinjuprojawatimur.blogspot.com/2010_02_13_archive.html
↑
このサイトはソフヤンやイルファン・オガーが所属するジムのホムペみたいです。選手の写真や情報があります。
ちなみにインドネシアではボクシングを「TINJU」
ジムを「SASANA」というらしいです(爆)
レベコ戦ありますよ(5分位)↓
http://www.youtube.com/watch?v=29K311wrUDA
暇な時にでもご覧になって下さいね。
亀田興毅さんがWBAライトフライ級王座を返上して行なわれた空位決定戦がこれです。