(写真は「ベルトはもらうバイ!」の扇子をかかげる岩下)
本日、大雨にも洪水にも負けずバンコク市内のパタウィコーン市場でWBCインターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチが行われ、王者プラウェーッ・シンワンチャー(タイ)に日本ライト級7位の岩下幸右(グリーンツダ)が挑戦します。昨日行われた公開計量は両者無事にパス。本日午後に決戦です!
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(愚連隊の一言)パタウィコーン市場のあたりは日本人にゃ全く縁が無いな(きっぱり)
日本でも報道されている洪水なんですがバンコクは今のところ
場所によっては洪水になり始めている
って感じです。今あたしが住んでいるあたりは全然問題ありません、
っていうか道路工事のおかげで道が水びたしに…(涙)
で、
タイの洪水
ってのは日本で先日台風で和歌山県を中心に大きく被害を受けたのとはイメージが違って…
北からじわじわと下ってくるのだす!!!
そう、
じわじわと!!(おいおい)
というのはタイのバンコクを中心とする平野エリアはタイの国土を南北に貫くチャオプラヤー川(とその源流、支流など)によって作られた広大な三角州なんです。このため標高差がものすごく少ないんですね。聞いた話では
バンコクから約200キロ北に上ったチャイナーとでも標高1メートルくらいだそうな…
1メートルっすよ?この標高差が少ないのが影響して水はゆっくりと流れるわけです。そんな訳で
洪水も上流から「じわじわ」やってきます…(汗)
当然今回も中部のナコンサワン→チャイナート→シンブリ→アントーン→アユタヤ→パトゥンタニ(今ここ)→ノンタブリ→バンコクって感じで洪水がやってくる訳です。ただバンコクはこれに加えて海に近い場所などに「海抜マイナス」の場所や0メートル地帯があるので、こういうところは満ち潮や月の影響をうけて海面が上昇すると冠水する訳です。
とはいえ、元の問題としては例年より多い雨、というのは当然あります。今回アユタヤの日本企業の多い工業団地がやられましたが、ここまでひどいのはあたしもタイに22年居ますが初めて。もっとも報道によると「50年ぶり」って話なのであたしが経験してないのも当たり前かもしれません。かれこれ十数年前にひどい洪水があった際にアユタヤのハイテック工業団地とかが土嚢を積んで洪水に備えたり、
パインハーストゴルフ場が一大湖になったり
なんてことがありましたが、今回はそれ以上のことになってます。タイはプミポン国王陛下の音頭でバンコクを洪水から守るためにチャオプラヤー川のちょっと上流の部分に水門を造って多量の水を東西に流してバンコクを守る機能を持たせていますが、今回のような大事になった場合には果たして守りきれるかどうか?
昔の格言に
タイに駐在したらクーデター、通貨の切り下げ、洪水を経験して初めて一人前
ってのがあったんですが、最近はどれも最近経験しにくい中で一大洪水がタイ国民はもちろんですが日本人関係者にもかなりのダメージを与えそうです。
前フリが長かったけど本題です。
まずは興行内容です。
[[ 2011年10月14日(金) ]] ゴーキェット・パタウィコーン興行
場所:バンコク市ブンカム区ナワミン通りのパタウィコーン市場
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量122ポンド
ソッ・プーンインスリージム(タイ) VS ヘンドリー・バロンサイ(インドネシア)
▼第2試合:WBCインターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチ
王者:プラウェーッ・シンワンチャー(タイ) VS 岩下幸右(日本、グリーンツダ)
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量115ポンド
ペッバーンボーン・ソータナピンヨー改めゴーキェットジム(タイ) VS ベンジャ・ローモリー(インドネシア)
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量105ポンド
ピグミー・ゴーキェットジム(タイ) VS リノ・ウクン(インドネシア)
<アンダーカードに登場するインドネシア人ボクサーたち>
注目はメインイベントであるWBCインターナショナルのスーパーライト級タイトルマッチ、プラウェーッVS岩下で、昨日バンコク都内のCATビルの30階で公開計量が行われ、両者とも無事にパスしました。
<30階から見る景色はええのう…このあたりは全然洪水にやられていませんでした。>
以下、公開計量の模様です。
<プラウェーッ、パス。このデジカメまじに駄目だわ…早急に買い換えます…>
<岩下パス。>
この後おもむろに扇子を取り出してのパフォーマンスがトップの画像だったわけです。
<プラウェーッと岩下>
岩下に話を聞きましたが
「後半勝負でKOを狙います。自分はどうしても前半硬くなっちゃうので。ジャブに自信があるからジャブを入れていければ。」
さらにプラウェーッが体格がいい事に対して
「自分はタフネスが売りなので、この試合は『どっちが頑丈か?』を見せる勝負です!!」
と力説してくれました。
一方のプラウェーッは
「ワンツーから出て行って、前へ詰めたらボディーを狙っていきます。」
と話し、
「(キャンセルになったマカオでのタイトルマッチに備えて)ずっとジムで練習を続けてきたから調子は上々です。」
「出来るだけKOを狙って行きたいですね。」
と言っておりました。
あたしゃ、プラウェーッの試合はかなり見てるし、岩下の試合もビデオで見ましたが、岩下が「タフ」とはいえども今のタイで一級品の速さと重さをもつプラウェーッのパンチのどこまで対抗できるか、ですね。正直プラウェーッのパンチ半端じゃないんで。(ミット打ち見ててもすごい!)
はてさてどんな試合になりますか!?結構楽しみです♪
最後におまけ画像です。タイ到着時のチーム岩下ご一行♪
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
本日、大雨にも洪水にも負けずバンコク市内のパタウィコーン市場でWBCインターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチが行われ、王者プラウェーッ・シンワンチャー(タイ)に日本ライト級7位の岩下幸右(グリーンツダ)が挑戦します。昨日行われた公開計量は両者無事にパス。本日午後に決戦です!
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)パタウィコーン市場のあたりは日本人にゃ全く縁が無いな(きっぱり)
日本でも報道されている洪水なんですがバンコクは今のところ
場所によっては洪水になり始めている
って感じです。今あたしが住んでいるあたりは全然問題ありません、
っていうか道路工事のおかげで道が水びたしに…(涙)
で、
タイの洪水
ってのは日本で先日台風で和歌山県を中心に大きく被害を受けたのとはイメージが違って…
北からじわじわと下ってくるのだす!!!
そう、
じわじわと!!(おいおい)
というのはタイのバンコクを中心とする平野エリアはタイの国土を南北に貫くチャオプラヤー川(とその源流、支流など)によって作られた広大な三角州なんです。このため標高差がものすごく少ないんですね。聞いた話では
バンコクから約200キロ北に上ったチャイナーとでも標高1メートルくらいだそうな…
1メートルっすよ?この標高差が少ないのが影響して水はゆっくりと流れるわけです。そんな訳で
洪水も上流から「じわじわ」やってきます…(汗)
当然今回も中部のナコンサワン→チャイナート→シンブリ→アントーン→アユタヤ→パトゥンタニ(今ここ)→ノンタブリ→バンコクって感じで洪水がやってくる訳です。ただバンコクはこれに加えて海に近い場所などに「海抜マイナス」の場所や0メートル地帯があるので、こういうところは満ち潮や月の影響をうけて海面が上昇すると冠水する訳です。
とはいえ、元の問題としては例年より多い雨、というのは当然あります。今回アユタヤの日本企業の多い工業団地がやられましたが、ここまでひどいのはあたしもタイに22年居ますが初めて。もっとも報道によると「50年ぶり」って話なのであたしが経験してないのも当たり前かもしれません。かれこれ十数年前にひどい洪水があった際にアユタヤのハイテック工業団地とかが土嚢を積んで洪水に備えたり、
パインハーストゴルフ場が一大湖になったり
なんてことがありましたが、今回はそれ以上のことになってます。タイはプミポン国王陛下の音頭でバンコクを洪水から守るためにチャオプラヤー川のちょっと上流の部分に水門を造って多量の水を東西に流してバンコクを守る機能を持たせていますが、今回のような大事になった場合には果たして守りきれるかどうか?
昔の格言に
タイに駐在したらクーデター、通貨の切り下げ、洪水を経験して初めて一人前
ってのがあったんですが、最近はどれも最近経験しにくい中で一大洪水がタイ国民はもちろんですが日本人関係者にもかなりのダメージを与えそうです。
前フリが長かったけど本題です。
まずは興行内容です。
[[ 2011年10月14日(金) ]] ゴーキェット・パタウィコーン興行
場所:バンコク市ブンカム区ナワミン通りのパタウィコーン市場
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量122ポンド
ソッ・プーンインスリージム(タイ) VS ヘンドリー・バロンサイ(インドネシア)
▼第2試合:WBCインターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチ
王者:プラウェーッ・シンワンチャー(タイ) VS 岩下幸右(日本、グリーンツダ)
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量115ポンド
ペッバーンボーン・ソータナピンヨー改めゴーキェットジム(タイ) VS ベンジャ・ローモリー(インドネシア)
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量105ポンド
ピグミー・ゴーキェットジム(タイ) VS リノ・ウクン(インドネシア)
<アンダーカードに登場するインドネシア人ボクサーたち>
注目はメインイベントであるWBCインターナショナルのスーパーライト級タイトルマッチ、プラウェーッVS岩下で、昨日バンコク都内のCATビルの30階で公開計量が行われ、両者とも無事にパスしました。
<30階から見る景色はええのう…このあたりは全然洪水にやられていませんでした。>
以下、公開計量の模様です。
<プラウェーッ、パス。このデジカメまじに駄目だわ…早急に買い換えます…>
<岩下パス。>
この後おもむろに扇子を取り出してのパフォーマンスがトップの画像だったわけです。
<プラウェーッと岩下>
岩下に話を聞きましたが
「後半勝負でKOを狙います。自分はどうしても前半硬くなっちゃうので。ジャブに自信があるからジャブを入れていければ。」
さらにプラウェーッが体格がいい事に対して
「自分はタフネスが売りなので、この試合は『どっちが頑丈か?』を見せる勝負です!!」
と力説してくれました。
一方のプラウェーッは
「ワンツーから出て行って、前へ詰めたらボディーを狙っていきます。」
と話し、
「(キャンセルになったマカオでのタイトルマッチに備えて)ずっとジムで練習を続けてきたから調子は上々です。」
「出来るだけKOを狙って行きたいですね。」
と言っておりました。
あたしゃ、プラウェーッの試合はかなり見てるし、岩下の試合もビデオで見ましたが、岩下が「タフ」とはいえども今のタイで一級品の速さと重さをもつプラウェーッのパンチのどこまで対抗できるか、ですね。正直プラウェーッのパンチ半端じゃないんで。(ミット打ち見ててもすごい!)
はてさてどんな試合になりますか!?結構楽しみです♪
最後におまけ画像です。タイ到着時のチーム岩下ご一行♪
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
こりゃ日本ランカーには厳しいですね・・・
しかし日本のランカーとタイの地域王者の戦いってこの2年で勝ったの久高しかいないんですよね。しかもほとんどKOか大差判定。日本のファンにはこの現実を見て欲しいんだけどなあ…