
(写真は王座を守ったデンカオセーン)
昨日バンコクの西端にあるクルンテープ・トンブリ大学で行われたギャラクシー興行の結果です。メインのPABAスーパータイトルマッチはデンカオセーンがフィリピンからの刺客バーウェラを判定で破ったものの、後半かなるりの苦戦を強いられました。しかしあれでは世界王座返り咲きは非常に難しいでしょう。
早速興行内容です。
[[ 2011年10月14日(月) ]] ギャラクシー・バンコク興行
場所:バンコク都タウィーワタナ区クルンテープトンブリ大学内特設会場
タイのTV7チャンネルでタイ時間午後3時から午後5時(日本時間午後5時から午後7時)まで生放送。
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
ソムチャーイ・シッジェーバンカーッガーン(タイ) VS ヨーッドゥアンアーイ・ドゥアンアーイムクダハーン(タイ)
この試合は現地到着が遅れて見れませんでした。到着した時に丁度表彰中で、
判定でヨーッドゥアンアーイ・ドゥアンアーイムクダハーン
ただこの選手は他の名前でもいっぱい試合をしているのでデータを統合しなきゃいけないんですよねえ…(これが面倒くさい)
▼第2試合:PABAスーパーフライ級スーパー王者防衛戦
スーパー王者:デンカオセーン・クラティンデンジム(タイ) VS エディソン・バーウェラ(フィリピン)
「亀田大毅ともう一度世界戦を戦ってから引退する」
といっていたデンカオセーンなんですが、今回の試合内容では厳しい。前半こそほとんど手を出さず、足を使って逃げ回るだけのバーウェラを、序盤はジャブとボディーストレートで捉え、その後時々ロープ際に捕まえて左右のフックで攻めたんですが、見ている限りは
デンカオセーンのパンチの精度が悪すぎる…
ボディーへのパンチも頭へのパンチもかなり部分がガードの上や、変なところに当たっていて結果を見てもダメージを与えられませんでした。もしダメージを与えられたのであれば後半のバーウェラの反撃はありえない。

<デンカオはジャブから攻めた方が良かった>
そのバーウェラは5Rくらいから押し込まれたときにパンチをだすようになり、7R終盤くらいから本格的に反撃を開始。この7R終盤にロープ際でボディー打ちで反撃してデンカオセーンと激しい打ち合いになったのに続いて8Rは最初から攻勢に出てジャブから接近戦のアッパーカット、フックとデンカオセーンを焦らせるに十分な攻撃をしてみせます。このラウンドはヒット数でみればバーウェラのラウンド。
この後もバーウェラは積極的に攻撃を仕掛けてスタミナに難の出てきたデンカオセーンがクリンチで逃げる場面が多くなります。もっともデンカオセーンは比較的早いラウンドから接近戦に持ち込まれると腕を絡めて回るようにして相手を絡め取るようなムーブをしてましたが…
結果、判定は119-110、117-112、117-111のUDでデンカオセーンの勝利
正直デンカオセーンのパンチは回数は出していてもまともにボディーに入るパンチが少なく、唯一有効そうに見えたのがアッパーカットくらいでした。むしろ序盤のようにジャブからボディーをついていった方が良かったくらい。
これでは世界王座を目指すのはかなり難しいと思いました。大毅と戦ってもあれじゃあなあ…
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
タイウォー・アリー・モー・クルンテープトンブリ(ナイジェリア) VS ペッサムッ・ドゥアンアーイムクダハーン(タイ)
第1試合の予定が第3試合になったこの試合、力で勝ると思われたナイジェリア人のタイウォーを思い切った攻撃で攻め続けたペッサムッが判定勝ち。アリーはガードが甘いのと強気に出られた際にカウンターを入れる技量がまだまだという感じでした。

<アリーを攻めるペッサムッ(右)>
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、115ポンド
タワンルン・アウサンパン(タイ) VS カオサーイノーイ・オー・ナンナシリーノン(タイ)
今回の興行で
一番ボクシングの試合っぽい試合(汗)
でした。両者ともスマートかつ闘志を持ったボクサーで、比較的甲乙つけ難い力量だったために押しつ押されつの試合を展開。最後は赤コーナーのタワンルンが勝ちましたが非常に鑑賞し甲斐のある試合でした。

<パンチを振るうカオサーイノーイ(右)>

<実力均衡のいい試合でした>
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
デンスワン・ペッバンナー(タイ) VS スーパージェームス・シンマナサック(タイ)
この試合はデンスワンの技量が低すぎ、体格はいいのにすべてのパンチが大振りで軌道が外を回るため、まともなボクシングをするスーパージェームスのカウンターを食らいまくります。結果はデンスワンが2Rに2度のダウンを奪われ、レフェリーが試合をストップ。
2R2分30秒TKOでスーパージェームスの勝利

<攻める!スーパージェームス!!(右)>
となりました。
すんません、今日は疲れてのでこれだけでご勘弁を…
っと、最後にいつもの
今日の美人子だす!!!

ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪



昨日バンコクの西端にあるクルンテープ・トンブリ大学で行われたギャラクシー興行の結果です。メインのPABAスーパータイトルマッチはデンカオセーンがフィリピンからの刺客バーウェラを判定で破ったものの、後半かなるりの苦戦を強いられました。しかしあれでは世界王座返り咲きは非常に難しいでしょう。
早速興行内容です。
[[ 2011年10月14日(月) ]] ギャラクシー・バンコク興行
場所:バンコク都タウィーワタナ区クルンテープトンブリ大学内特設会場
タイのTV7チャンネルでタイ時間午後3時から午後5時(日本時間午後5時から午後7時)まで生放送。
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
ソムチャーイ・シッジェーバンカーッガーン(タイ) VS ヨーッドゥアンアーイ・ドゥアンアーイムクダハーン(タイ)
この試合は現地到着が遅れて見れませんでした。到着した時に丁度表彰中で、
判定でヨーッドゥアンアーイ・ドゥアンアーイムクダハーン
ただこの選手は他の名前でもいっぱい試合をしているのでデータを統合しなきゃいけないんですよねえ…(これが面倒くさい)
▼第2試合:PABAスーパーフライ級スーパー王者防衛戦
スーパー王者:デンカオセーン・クラティンデンジム(タイ) VS エディソン・バーウェラ(フィリピン)
「亀田大毅ともう一度世界戦を戦ってから引退する」
といっていたデンカオセーンなんですが、今回の試合内容では厳しい。前半こそほとんど手を出さず、足を使って逃げ回るだけのバーウェラを、序盤はジャブとボディーストレートで捉え、その後時々ロープ際に捕まえて左右のフックで攻めたんですが、見ている限りは
デンカオセーンのパンチの精度が悪すぎる…
ボディーへのパンチも頭へのパンチもかなり部分がガードの上や、変なところに当たっていて結果を見てもダメージを与えられませんでした。もしダメージを与えられたのであれば後半のバーウェラの反撃はありえない。

<デンカオはジャブから攻めた方が良かった>
そのバーウェラは5Rくらいから押し込まれたときにパンチをだすようになり、7R終盤くらいから本格的に反撃を開始。この7R終盤にロープ際でボディー打ちで反撃してデンカオセーンと激しい打ち合いになったのに続いて8Rは最初から攻勢に出てジャブから接近戦のアッパーカット、フックとデンカオセーンを焦らせるに十分な攻撃をしてみせます。このラウンドはヒット数でみればバーウェラのラウンド。
この後もバーウェラは積極的に攻撃を仕掛けてスタミナに難の出てきたデンカオセーンがクリンチで逃げる場面が多くなります。もっともデンカオセーンは比較的早いラウンドから接近戦に持ち込まれると腕を絡めて回るようにして相手を絡め取るようなムーブをしてましたが…
結果、判定は119-110、117-112、117-111のUDでデンカオセーンの勝利
正直デンカオセーンのパンチは回数は出していてもまともにボディーに入るパンチが少なく、唯一有効そうに見えたのがアッパーカットくらいでした。むしろ序盤のようにジャブからボディーをついていった方が良かったくらい。
これでは世界王座を目指すのはかなり難しいと思いました。大毅と戦ってもあれじゃあなあ…
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
タイウォー・アリー・モー・クルンテープトンブリ(ナイジェリア) VS ペッサムッ・ドゥアンアーイムクダハーン(タイ)
第1試合の予定が第3試合になったこの試合、力で勝ると思われたナイジェリア人のタイウォーを思い切った攻撃で攻め続けたペッサムッが判定勝ち。アリーはガードが甘いのと強気に出られた際にカウンターを入れる技量がまだまだという感じでした。

<アリーを攻めるペッサムッ(右)>
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、115ポンド
タワンルン・アウサンパン(タイ) VS カオサーイノーイ・オー・ナンナシリーノン(タイ)
今回の興行で
一番ボクシングの試合っぽい試合(汗)
でした。両者ともスマートかつ闘志を持ったボクサーで、比較的甲乙つけ難い力量だったために押しつ押されつの試合を展開。最後は赤コーナーのタワンルンが勝ちましたが非常に鑑賞し甲斐のある試合でした。

<パンチを振るうカオサーイノーイ(右)>

<実力均衡のいい試合でした>
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、126ポンド
デンスワン・ペッバンナー(タイ) VS スーパージェームス・シンマナサック(タイ)
この試合はデンスワンの技量が低すぎ、体格はいいのにすべてのパンチが大振りで軌道が外を回るため、まともなボクシングをするスーパージェームスのカウンターを食らいまくります。結果はデンスワンが2Rに2度のダウンを奪われ、レフェリーが試合をストップ。
2R2分30秒TKOでスーパージェームスの勝利

<攻める!スーパージェームス!!(右)>
となりました。
すんません、今日は疲れてのでこれだけでご勘弁を…
っと、最後にいつもの
今日の美人子だす!!!

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