昔々私が若かったころ、職場の女の子に「普通過ぎて変わってる」と言われたことがあった。
そういう言い方って何か嫌味だが、きっと若者としては「許せない」ような「普通さ」だったのか?
「普通」を嫌う私の息子。大学出立ての3年前まではそうだった。普通であることに安穏としているなんて、圏外か。
社会に出てからの体験で息子は随分と変わったと思う。普通かそうでないかは、それほど問題ではなくなってくる。
ただ、息子は面白そうなことや価値のあるものに小さいころから鼻が利く。私は「からっきし」。そこなんだろうな。
アップしたものへのアクセスが9万回を超えたと2~3日前に言っていた。動画作製は4秒作るのに1時間掛かっているらしい。
連休明けまでにもう1本作りたいらしいが、1日中頑張って結構ヘロヘロになり、時々、目に隈ができている。
売れなかった商品の「商品説明」か何かよく知らないが、依頼を受けた仕事によって商品が売れるようになり某ドラッグストア全店に置いてくれるようになったと感謝されたらしい。なんだ、プロっぽいじゃないか。
小さいころから、何かに集中すると涎(よだれ)を垂らしながら熱中していた奴だが、それは今でも変わらない。涎こそ垂らさないが時間を忘れてやり続けるタイプだ。
「ご飯できたよ~」とカミさんが呼んでも、育ち盛りの時でさえなかなかテーブルにやってこなかった。
同じ年頃の子を持つよそのお母さんの多くは「信じられない」とカミさんに言ったそうだ。下手すりゃ朝ご飯食べ終わったときに、お昼は何?って聞かれる位よ、という人もいるらしい。
さすがに今は飯~というと、(真っ最中の時はともかく)とりあえずやってくるように。ちょっと普通になった?
娘もそういうところがあるし、カミさんもそうだ。ほんとに変わった家族、と思ったら、カミさんに言われた。
「そういうあなたも同じよ」。
家族4人とも「黙々と派」かもしれない。(息子は更にモクモクとタバコも吸っている。やめりゃぁいいのに)
確かに私も集中しちゃう方かもしれない。
ただ私の場合、ややもすると目標を忘れて頑張ってるだけみたいなことが、ここ数年多くなってきている気がする。残念。
【親子家族/初心忘るべからず/初志/】
+++++++++++++++++4秒1間+
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2018.12.7 息子は力量が上がった分、仕事が速くなったが新しい技術や発想も要求される。知識と同じで"その奥がある"。
2018.12.18 プレバト式では3行俳句。3行1時間...。これも出来ない私。知里幸恵を読みたいetc etc。雑木林で気が多い。
2018.12.18 10個を思いついて熟せた(こなせた)熟せなかったというより、1個を豊かにたっぷりとやる幸せもある。
2019.1.4 いくら頑張ったって考えつく全てを熟せる筈はない。そんなことで死に際に悔いたりするより、今の4秒1時間。
2019.3.2 一つ事に専念する。余計なこと考えずに淡々と行う。これマインドフルネスだよね。
2019.12.6 ああでもない、こうでもない等と無益なことを考えないし諦めない。赤ちゃんや乳幼児は、実は物凄い。