まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

遠くを想いながら歩く多摩界隈

2021-08-22 16:25:48 | 小さな旅の思い出

京王線多摩境のラ・オハナ、多摩センター駅近くにある縄文の村、小田急多摩線唐木田からの小山田緑地を訪ねてみた。

京王線といえば、高尾山口駅がここ何年かの利用駅だがコロナ下の小さな旅には人口密度が少し高すぎるきらいもある。
出かけるだけで危険と言ってしまえばそれまでだ。マスク着用、手洗いを励行しつつ三密(密閉・密集・密接)を避ける。
お喋りも極力避けているので最近は特に声が出なくなってきているが何とかしないと、爺ぃのモゴモゴ声が進み過ぎる。

ハワイには行けそうもない。となれば、ハワイアン料理の“La Ohana(すかいラーク)”。9時過ぎに入るなり「アロ‐ハ」と検温・消毒の声掛けがありハワイアン音楽が流れている。トイレには波の音、小用を足すとき海に注いでいるかのような錯覚に。波のスピーカー音は少しだけ割れ気味なのが残念。スタッフは良い感じ、店のタイルも好もしい。コナ100%コーヒーは780円と一寸お高めだが優しい。もう一杯飲みたくなる旨さ。ガーリックシュリンプは10時半からの提供。ランチタイムはオバ様達のグループでソファー席は一杯になるらしい。席の予約は15時~18時をホットペッパーなどでできるとか。コーヒーを頼めばモーニングの卵とトースト(またはパンケーキ)も付く。今は何処でも生ビール(アルコール類全般)はオーダー出来ないのが残念。駐車場は軽自動車用も含めて30台程度。

多摩境駅に歩いて戻り、京王多摩センター駅へ。駅舎を出るあたり、建物の間をエスカレーターで上がって連絡歩道を辿ると東京都埋蔵文化財センター。ここに縄文の村はあり屋内展示と屋外展示とがある。初めて訪れたが石器時代から江戸時代までザックリと巧みな解説がなされている。縄文をつけてみようといった体験コーナーも面白い。アンケートを記入して缶バッジをもらう。孫も連れてきてあげたいと思った。11時台、私は3人目の入場者。コロナの今は狙い目かも。
屋外展示は竪穴住居など三棟と、そう広くはないが縄文の森(当時の植生を復元)を歩ける。住居Cでは火焚きも行われ煙で燻された内部にも入れる。縄文文化は世界遺産登録を薦められているようなことを聴いたが弥生とは別の想いも湧く。アイヌ民族の生活もこれに近いのだろうかと思った(知里幸恵の誕生日は0608)。

12時半を過ぎたがお腹はあまり減っていない。駅あたりは食事処が多いが、唐木田でコンビニおにぎりでも買って食べようかと思った。小田急多摩センターから一つ、多摩線終点の唐木田ではけいよーD2というHCを少し見学した。それから小山田緑地入口方面を目指したところ、何も無い!
まあいいや、空腹感は無いし、歩き終えて緑地を下りたら何か食べてもいい。日差しが強くなり、ラ・オハナを出た時の雨一粒二粒ポツッ!はどこへやら。

ゴルフ場と接した径は小山田緑地へと続くが、途中右手方面へ間違ってしまった。だいぶ行ってから、やってくる地元ハイカーに訊ねると“長池から戻って来たところ”で、これでは道が違うと教えてくれ、先ほどの分岐までわざわざ同行してくれた。ようやく正規の路に入り、画眉鳥を近くで見た。鳥の声を聴きながら歩く。トンボ池の方に入ってみた。東屋のところに入ったら少し左に回り込むように行くと、木道というか木製の通路が整備され、下ったところで池につく。タニシが推定の泥地を這いシオカラトンボが2匹飛んでいた。
熱くなってシャツの背中は濡れ通っているが、歩いて気持ち良い。心拍も速く強くなる。休みを入れながら歩く。ゴルフカートの路を突っ切るように下りきるとアサザ池。ここは以前カミさんときたことがある。だんだん思い出してきた。吊り橋方面へ迂回。吊り橋と言ってもガッシリして揺れない。
少し歩けば小山田緑地の駐車場。ここはコロナで暫く閉鎖されていた。管理センターでお聞きすると、前回延長された折に開放再開されたという。
見晴らし広場には1~2組のひとしかいなかった。遠くの山は霞んでいたのですぐに丘を降りた。なにせ溶けかけたチョコレートくらいしかない。そろそろ何か食べたい気もする。桜台入口バス停へは20分ほどだったろうか。着いたがまだ30分以上時間が有る。もう少し先まで歩くか、と“桜美林学園バス停”まで来た。ここで10分ほど時間待ちして淵野辺駅へ。
この近くのファミレスで16時過ぎの昼食を摂った。

この日の万歩計の値は2万歩超え。家で風呂に入る前に体重を計ったら随分減量ぎみ。身体に良いんだか悪いんだか。
でも、満足できたかな?疲れが残り、明日も多分元気度低め? <2021-06-07 0607>



++++++++++++++++++多摩界隈+   【 コロナ禍にソロリと野外に/】
***** ***

2021.6.9 青森にも気持ちは飛ぶ。孫はハワイにまた行きたいという。コロナ禍だけでなく、言うのは簡単だけどね。
2021.7.18 コロナ第5波、東京オリンピック選手村から感染者が出た。人のいない野外へ行きたい。梅雨明け十日の内に。
2021.8.21 石垣島だか宮古島、コロナ緊急事態宣言下、酷い数の観光客。もっと身近な光を追いかけようよ。
2021.8.22 2カ月以上、遠出で歩いていない。家から全て徒歩で行ける自然たっぷりのところへ出かけたくなってきた。
2021.11.22 緑が豊富で好もしい地域は歩いて楽しい。
2021.12.2 オミクロン変異株、まだまだマイクロツーリズムを愛でる時期は続くかな。
2022.1.15 "地球の歩き方"で多摩版が予定されているらしい。多摩は東京じゃねぇのかよ!ということのよう。
2022.2.3 逍遥という言葉がある。今の人は、観光・グルメ・自撮りという言葉でしか"其処"を訪れない。


0724 ダチョウ牧場スマイルオーストリッチ

2021-07-24 16:57:19 | 小さな旅の思い出

ダチョウとの触れ合いができるというので、孫を連れて行ってみた。大きな規模ではないが駝鳥が2頭放し飼い。
柵の中にはダチョウ・エミューがそれぞれ数頭。足元の草を摘んで団子状に丸めると、放し飼いのも柵の中野も掌から食べてくれる。
特にメスのダチョウは人懐こく、あとを追って来る。光るものや、私のポロシャツのボタンを飽くことなく突ついてくる。
足指(趾)は2本で、恐竜感が半端ではない。骨格的には恐竜と同じようと説明してくれた。エミューに至っては、面といい毛色といい、ジュラシックパークに出てきそうな雰囲気、こちらは3本指。

雲はあったが日差しが強い。ボランティアの学生さんが一通り案内してくれたあとは、ウサギ・ヤギ・ブタ・ウコッケイ・七面鳥(ターキー)・鶏各種などのケージに入ることが出来る(気性が荒い個体が混じる小屋では注意喚起に従う)。

大人800円、小人400円。ワンドリンク付きでモンゴルから取り寄せたゲルの中に置かれた冷蔵ケースから選ぶ。
ドリップコーヒーは100円かかるが、入場料は近く大人千円・小人五百円でドリップコーヒーも無料に変更する予定らしい。動物たちにストレスをかけたくない思いから、予約制を検討しているとのこと。

ゲルというものに初めて入ったが、モンゴル草原の乾いた気候のものなので維持管理は相当大変らしい。なにせ雨とか台風とか、そして梅雨のある日本では想像に難くない。

駐車場は入口に5台ほど、奥に何台か程度。齢とった秋田犬が出迎えてくれる。つながれて撫でても、おとなしい。

ホームページや情報サイトは、あまり更新されないのか、入場料300円というのもあれば500円というのも出てくる。
2021年7月現在は800円だが、これも変更予定とか。予約制が掲載されているツイッターが正確なのかどうか。以前は駐車場待ちのため、時間制にしたけいいもあるようだ。

今回は予約もしないで入れたが、たまたま空いていて入場人数も疎らで、とても堪能できた。
カミさんなんか、また来ます、と牧場の奥さんらしい人と話していた。


+++++++++++++++++++駝鳥牧場+
*

2022.2.28 ダチョウは長寿の秘密は、驚異的な免疫力と回復力で感染症に強いからではと言われる。駝鳥抗体マスクも。


0628 函館へ、そして函館

2018-07-14 12:39:46 | 小さな旅の思い出

木曜の朝3時、起床。ドン蒸し(曇蒸し)の中、カミさんと駅まで歩く。汗かく~。
バスターミナルからエアポートリムジン(事前予約必要)、羽田には相当な余裕時間が有る。トイレなどあり余るほどの時間が有る。
とはいえ、国内旅行で飛行機を使うのは初めての私。旅客機搭乗も久しぶりだ。

手荷物のデーパックを用意して荷物を預け、持ち物検査。ここで凶器持ち込み相当となり、相当時間を費やす。【凶器持ち込み事件/】
もう大人しくカミさんに付き従うしかない思い、トホホ。

箱館へはリムジンバス乗車時間と同じくらい。サンドイッチ1パックを2人で食べて搭乗。天気は相変わらずだったが離陸してしばらくすると雲上の人だ。JALのコーヒーが美味しい。そしてじきに到着、函館空港!


2つの荷物を受け取ると空港の外に出る。天気は曇で、悪くない。函館駅前のシャトルバスはすぐに乗れてすぐに発車。駅前で降りると予約しておいたレンタカー店舗へ歩き、補償内容フルパックでビッツを借りた。再び駅に行き車を駐車して翌日の「スーパー北斗」の切符を発券して、いよいよ観光だ。なんだか晴れて来た。
道は片側1車線であっても結構広々していて駐停車の多い事。だからこっちはまるで蛇行運転に近い?ちょっとオーバーか (笑)。
とりあえず五稜郭方面へ行っちゃう・とか話しながら函館朝市の前を通過してほどなく「函館BEER」と書かれたレストランの建物。
うわ~!と声を上げたら「飲んじゃえば?私が運転するから」とカミさん。で右折で駐車場へ入るが、開店まで5分か10分間がある。
ま、いっか、縁がなかったということでとその場を離れようとすると道路際のベンチに座って待っていた年配のご夫婦が「待とう!」と声をかけてきた。
ベンチに座って会話すると、市場で小さな丼を食べて来て、あとはジンギスカンとのこと。「市場、行ってないの?いいよ~」と示唆されたのでとりあえずそっちへ行ってみることにした。

歩いて信号いくつか渡ったが、海鮮の店がズラッと並び、呼び込みが激しい。
カミさんが函館塩ラーメンを楽しみにしていたので、丼は割愛予定。概ね見渡した戻る道、『カンベ(カンペ?)』と呼び込む女将。
カンベって何?と尋ねると「ホタテの事」というので2人で1枚を食べることに。値段は書いてなかったようだが¥1000取られた。高っ!
函館朝市、中国人の声が響き五月蠅い。
帰り道でカミさんはソフトクリームなどを食べ、もうラーメンのために飲み物くらいにする、とか。

函館BEERに着くと私は飲み比べセット、カミさんはコーヒー。そういえば店先で擦れ違ったあのベンチのご夫婦、間違って「ラムチョップ」を食べちゃったって。
そこからはカミさんの運転で、まずは北方民族資料館。その展示を見ているうちにカミさん疲れちゃったみたい。次に金森の赤レンガ倉庫街。近くの駐車場に停めて歩く。カミさん、「建物とか、一気に造って、今一斉に劣化し始めてる感が強い...。」なんて言っている。流石にエネルギー残量が減ってきたのか、ラッキーピエロ
印のハンバーガー、スタバのデカフェなどを買って2人で食べる。

このあとは、五稜郭方面。観光駐車場に駐車、歩いて「六花亭」、「あじさい(ハーフラーメン)」、そしてカミさんだけ五稜郭タワー。
私は、少し疲れて公園の芝生の日陰で待っていた。

上から見た話しを聞きながら、箱館奉行所へ歩く。五稜郭の中心部にある。この公園内も中国人観光ツアー客の集団が物凄い。
しかし、カミさんの勧めもあって箱館奉行所内に足を踏み入れると、数年前に立て直したらしいヒバなどの木の香が暑さに参った気持ちを浄化するかのようだった。

レンタカーで今晩の宿"万惣"。ここに着くや否や大雨。駐車場に車を止めて走ってホテルに駆け込む。上の方の部屋に通されると窓から駐車場が見える。駐車場の地面に砂利か何かでデッカイ"烏賊"が描かれている。夕食はまずまずのバイキング。


++++++++++++++++ 函館へ+


0628 凶器持ち込み事件

2018-07-14 11:45:48 | 小さな旅の思い出

手荷物のデーパックを用意して荷物を預け、持ち物検査。
ペットボトルは客室内持ち込み不可、とあるのでダストボックへ。さらに進んでいくとスタッフに呼び止められた。

ハサミとカッターらしき像が認められたというのだ。あ、....。ペンシルケースに入っていた~...。
荷物を開けさせられ、刃渡り寸法を測ってくれたが、どうやったところで凶器相当。

で、私は凶器を預ける作業をやり直し。優先カードを持たされたが「凶器類」とされるそれらは専用の小さな段ボールケースに入れられ、到着時に貨物のベルトに流されるべく番号札を取り付けられ、その控えを渡された。
で、もう一度金属探知などのゲートもやり直す。あれ?私の前の人がペットボトルのお茶などをトレーに入れて通過している。

カミさんは椅子に座り込んでグタ~ッとした背中でゲートの方を眺めていた。優先列から入った私がカミさんの背側から近づくと、ややムッとした表情で「随分かかったね~、長かったね~」。

有り余るほどあったはずの羽田空港における余裕時間は、この凶器持ち込み事件でいとも簡単に消滅したのだった。

【池上彰解説で、よど号ハイジャック事件の発生によって世界のセキュリティー対策が始まったという/変な教科書、日本?/】







++++++++++++++++凶器持込+
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0711 ねぎ~!むぎ~!

2018-07-11 06:39:39 | 小さな旅の思い出

この時期、北海道は一面の長ネギ畑。そして麦畑。

0630
札幌から夕張へのバスの窓からも、平野に次々と広がる畑。
0701
カミさんの女友達の旦那が運転するダイハツ・タントの車窓からもずっと、美瑛のムギ!ネギ!の丘がとっかえひっかえ展開する。うねうねとして何処までも広がるこうした風景に、どうしてまた魅せられるのだろうか....。嗚呼、北海道。

【狩猟採集民族アイヌとシサムの営農施策/青い池と江別のトリトン /】



++++++++++++++++ねぎむぎ+
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2018.10.24 そういえば広大なジャガイモ畑も見た。煙草「ハイライト」に使われた木の駐車場側に広がっていた。
2018.10.25 6月の終わりだったか、江別の「トリトン」に連れて行ってもらい、寿司。北海道の美味さはヤバかった。
2018.10.26 美瑛の丘から江別に向かう途中、旭川動物園の案内板を左折。知里幸恵さんの「近文」は近かったのか... 。
2018.11.15 北海道の紀行を残そうと思いつつ、できないでいる。暮れに向かう今、いつかは書いておきたいと思う。
2018.12.7  狩猟採集生活の時より農耕を始めた時から人類には貧富の差や戦が顕著になったとも聴く。縄文と弥生 ... 。
2018.12.8 遅まきながら北海道は急な大雪降り。ソフトバンク不通4時間半とも。急な出来事、対処はムリ~。
2018.12.30 年末寒波、少しは収まったか。何日か前に北海道猛吹雪のニュース映像。尋ねれば大事無しのLINE返信あり。
2018.12.31 食と景色だけでなく、知里幸恵記念館なんかに出かける旅もあっていいよね、と思う。
2019.1.2 美瑛の丘は、その昔は深い森の中だったろうか?複雑な思いで想像してみる... もし広大な草原なら今は雪の丘。
2019.1.27 松浦武四郎は北海道の名づけ親のようなもの(北加伊道)。植芝盛平も北海道に在った時期があるという。
2019.2.27 今シーズンは吹雪が大変だったし、9月も2月にも地震があった。だが、また北海道に出かけよう。往きたい。
2019.6.6 北海道旅行からもうじき1年。知里幸恵が相変わらず気になる。5月の北海道、それも登別や室蘭港を歩きたい。
2019.7.24 もののけ姫に見る手付かずの原始林にも、時には人為的な畑や植林を眺めて"美しい"と感じる。不思議だねぇ。
2019.8.7 あの広大な丘陵に作物を育てることの大変さは、想像しただけで一寸気が遠くなる。
2019.9.15 葱、麦、馬鈴薯などの畑を眺めている時と0702の小樽バイン 青の洞窟だけが"中国語"のない空間だった。
2020.4.20 新型コロナウィルスが勢いづいて来たので3月中旬に中止を決めた北海道旅行。普段気付けぬ大切なもの在り。
2020.11.28 宇梶静江さんの「大地よ!」を見た。アイヌの女性も沖縄(琉球)の女性も、真っ直ぐな人、多いのかねぇ。
2020.12.24 あの広大な北海道、雪の大地でもコロナ禍は鎮まらない。都会の密が事態を悪化させるかどうかも不明の儘。
2021.7.11 納豆に葱、たまらない旨さ!
2022.6.10 アイヌが先住民であれば沖縄(琉球)も、先住民として認定されても良さそうなもの。過去の併合、でしょうか?


0708 旅行後の体調経過

2018-07-08 20:44:19 | 小さな旅の思い出

北海道旅行 6.28~7.2 (5日間) 【小さな旅の思い出/旅行日数分くらいは体力気力の復活に必要か?/】
※ あちこちで北海道物産展が開かれているようだが、北海道は旨いものが多すぎる。我々2人だけだったら、シェアしながら少ない量を数多く食べながらも胃腸はここまでの不具合を起こさなかったことだろう。

カミさん 
0702(月)23時近くに帰着 ヨガ、シャワー、コンビニのスパークリングワイン半分

0703(火) 食欲無し 昼用に茹で卵持って行くが食べられず 夕飯は素麺 夜の入浴気力なし
0704(水) 食欲無し 夕飯は素麺 夜の入浴気力なし
0705(木) 食欲無し 夕飯は蕎麦その他 夜入浴
0706(金) 仕事を休んで、カミさんは娘・孫とシルクド・ソレイユ。帰宅は21時ころか。元気になってやがんの。夜の入浴なし。
0707(土) 掃除機掛けなど。
0708(日) 多分、疲れが残っているからかもしれないが「万引き家族、観に行かない?」と。夜は一人で水中ウォーキングへ。
※0709の朝、まだ胃腸は不完全復活といいながら、昼食用に茹で卵を作って持って行った。
※0712 カミさん、胃の復調宣言。ダメージは想像以上か。キャベツもっと食べた方が良かったか(V.U)、胃に優しいし。

 
0702(月)23時近くに帰着 新千歳で生ビールしたので家では眠たさに負ける。今日は2万歩近く歩いた。呼吸ポンプも十二分?

0703(火) 食欲無し 
0704(水) 食欲無し 
0705(木) 太極拳(発汗が気持ち良い) 胃弱が続く
0706(金) お腹がデレッとしているので体幹などの運動 気持ち良い
0707(土) カミさん達がシルクドソレイユで留守の間にやれたことは洗濯くらいで、あとはぐでぐで。旅のまとめも出来やせず。
0708(日) カミさんに誘われ映画鑑賞。帰宅後昼食食べて、爆睡。完全回復迄あと少しか?珈琲の滲みる旨さ。
※0709 概ね良さそうなのに少し食べ過ぎると下痢したりする。もっともこれは旅行後だけでなく、毎夏の恒例だ。
※0711 旅行中は2万歩近く歩いたりしたが、家に帰ってからはこの1週間ほぼ1000歩台。「胃腸不元気」がすべての元凶か。

初めての北海道(道南)北海道旅行を終えて///入院リハビリ記録/】
0715 >>それにしても素麺ばかり食う真夏>
0717 春・秋の旅が好ましく思うのは、溽暑・炎暑や厳寒・玄冬を避けたいという素直な感覚?






++++++++++++++++++体調経過+
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0702 今回の旅行で中国語を耳にせずにいられた2か所 青の洞窟 小樽バイン

2018-07-07 12:37:17 | 小さな旅の思い出

川越の時も強く思ったが、とにかく中国語が多い。中国観光客の多くは団体で、日本語も英語も話さない、第一、仲間としか話さない。
だからモノを尋ねられることもないのだが、道幅いっぱいに広がって歩き、通り道の真ん中に平気で立ち止まって憚らない。

会話の声もやたらとデカイので、一言で言うと「邪魔臭い」。移動空間的にも音空間的にも、だんだん鬱陶しさがつのってくるものだ。

霧の朝、中国語を耳にせずにいられた場所が今回の旅行で2か所だけあった。
釣り船のような小さな船で小樽運河から出た「青の洞窟」見学。曇り空から少し雨がパラつく。行きは奇岩鑑賞ポイントごとにエンジンを緩めながら説明してくれる。往路は40分程度、帰路にはカモメに餌やりしながらほぼ1時間のコース。乗船料は5000円。乗って良かった。

天候はそんなだったが最終の洞窟は、曇り空の「青の池」を彷彿とさせるような神秘的で水色がかった青。碧とか翠とか、とにかく微妙。
乗船の際に貸してくれる漁師さんの使うようなポンチョの意味が分かった。小樽運河では蒸し暑かったが小雨の中を結構な速さで走る船では体が冷えてくる。(小樽運河に戻った時には真っ先にトイレに駆け込んだ)

連日うまいものをいただいてお腹は空模様と同じくどんよりとしていたが、この(ツウセンの)舟による観光で気分高揚した。

新千歳空港n向かうにはまだ何時間もあるので、とりあえず三角市場に寄ってみた。ここは中国の観光客がわんさか。
滝波食堂はカミさんもチェックしていたが、中国観光客他で大行列。この店のパンフは駅構内の観光案内所にも置いてあった。
で、お腹がもたれ加減だったから食べるの止めようかと思ったが、出口に向かって歩いていくと「川嶋」という店の看板メニューにハーフボウル的な...。それにま~ま~空いている。
刺身3種を選んで載せてもらえるミニ丼(わんぐりした御飯茶碗くらい)、これが美味しかった。味噌汁も小鉢の塩辛も、まあ絶品?
カミさんなんか自宅用に塩辛を買っていた。

食べ終えて外に出たら、なんとまあ土砂降り!
でも列車の時刻にはまだまだたんと時間がある。で、芸術村へ傘を差していく。中国語を発する団体の往来する中を歩いて行きガラスの店などを見て回る。
いささか疲れた。来る途中に前を通りかかった「小樽バイン」というレストランでお茶しよう、と決めていた。
カミさんはワイン、私は珈琲のつもり。
中に入ると、白人グループと日本人客(地元と観光 両方?)が、程よい感じで席を埋め、静かで落ち着いた空間だった。

ここは、なかなか美味しい。チーズやワインだけでなく、ピザまで注文して、実にのんびりと時が流れるのを味わった。
なんだ、この癒される空間は...。

BUS(中央バス)、BANK(ここの建物の前身)とWINE(自家醸造)とを合わせて、小樽BINEと名付けたそうな。
静謐で美味しくて旅の疲れを癒してくれるようだった。トイレも綺麗。
この愛すべき空間は、静かなまま大事にしておきたい気がする。

窓の外は雨、プラタナスの幹と枝の緑が如何にも海岸通りの近きを思わせる。

【/】
...ふと思った。
韓流ブームで韓国のロケ地を巡るおばさん達は、どうなんだろう。パック旅行の大阪のおばちゃんはどう?
いやいや、それだって、出してる空気感や何かは、やっぱり違うんだろうな~、と。こんな意味でも、「ガンバレ、日本!」
... とまあ、これも一人旅が好きな自分の戯言なんだろうね。

青の洞窟と言えばイタリアが有名だが、ツウセンのは小さな船で行くので大小2つの洞窟内に入れる。小さい方は岩とギリギリに前進、バックのまま後退して戻って出る感じ。






++++++++++++++++++小樽バイン +
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0704 北海道旅行を終えて

2018-07-04 15:54:25 | 小さな旅の思い出

うちら夫婦は、おいしいものドッサリの地においても、あんまり食べられない少食族であることを痛感。食べ歩きは向いていないことを再確認。観光スポットを修学旅行や遠足よろしく訪ね歩くのも気持ちが高揚しないのだと分かった。あくまでもうちら夫婦の場合だが。

その一方で、現地の友達が連れて行ってくれる場所には、自分たちだけでは選ばないであろうスポットだけに、思わぬ感激を味わったりもする。

それでも、自分たちの旅なのだからもっともっと早くから情報収集をしたり旅の計画や準備そのものを楽しみたい、そう思った。

今回は雨の予報だったので防水性の高い靴を履いていったが、足指に水膨れのようなマメのような...、で最終日苦しんだ。
ミズノの靴ではうんと楽な筈だったのに...。

〇北海道は珈琲がおいしい
〇北海道は乳製品が美味い
〇北海道は海鮮メチャうま
〇北海道はだだっ広い分、関東の人間の感覚を基準とすると、雑(大雑把)に感じられた。
人にしてもまた、店にしても観光施設にしても、観光地としての空気が感じられない。よく言えば「人に媚びない」だったり、伸び代(のびしろ)ありでもっともっと良くなりそうにも思うが、でも、大らか? ...基本雑!

道産子の友人・知人もいたが、決して雑とは思わなかった。ただチマチマしていない感じがある一方、人の事情は二の次みたいなところもあった。ひとたび心を開けば人懐こいみたいなところもあり、何かにつけて連絡してきたりする。寒くてデッカイ北海道に暮らす人々ってイメージか。

【北海道旅行、誰のお陰?/】


++++++++++++++++++旅終えて+
****

2018.9.14 同年0906北海道胆振東地震発生 激甚被害。梅雨空,台風,地震,早過ぎる氷点下。ふと感じる北海道の苦しみ。
2021.7.6 知里幸恵さん偲んで、また北海道を訪れたい。


0701 青い池と江別のトリトン

2018-07-04 15:37:22 | 小さな旅の思い出

小雨スタート。
今日は青い池を見た。
中国、韓国、インドネシアからの観光客の姿が目立った。
家族連れなので、「カメラの撮影ボタン押しましょうか?」と声をかけることがあったが、中国韓国の人は、カメラ盗られちゃうんじゃないかとでも思ったのか、関係ねぇだろみたいな空気を出していた。そりゃまあ、確かに関係ないか。
インドネシアの人は微笑んで、ありがとうとスマホとかカメラを差し出した。これ、お国柄?

ここではだいぶ長いこと歩いた。そこから江別近くの“トリトン”を目指す道路も長かった。カミさんの知人の旦那さん運転で江別駅踏切手前の変則五差路?の交差点で信号待ち。青になって発進した後、パトカーが追ってきて停められた。一時停止義務違反。判断が難かしい場所は格好のネズミ捕りポイント。富山旅行を思い出した。

無駄な時間を過ごさせて御免と御夫婦に謝られたが恐縮。到着後、気を取り直し、寿司を食べた。美味しかった。が、地方警察の自己目的な鼠捕りには閉口、安全喚起の欠片(かけら)もない。
カミさん同士何やら小声で話し合っていたが、岩見沢駅に送ってもらい、そこから今日の宿泊地・小樽まで特急電車。


+++++++++++++++++++トリトン+
*


0628 初めての北海道(道南)

2018-07-04 15:19:19 | 小さな旅の思い出

北海道にはいつか行ってみたいと思っていた。
梅雨が無い、食いモンがうまい、だだっ広い、自然豊か。

なかなか実現できないでいたのが実現したのは、「メロン食べにおいでよ」という、いともあっけらかんとしたカミさんの友達の一言から。
0628 0629 0630 0701 0702 までの4泊5日の小さな旅だ。とはいえ北海道ともなれば自分にとっては大きめの旅。
夏バテマンの自分としては、連日の暑さから逃れられる贅沢な旅、の筈だった。


函館、札幌 藻岩山、ジンギスカン/夕張 滝ノ上公園 屋台村/青い池/トリトン/小樽 青の洞窟 小樽バイン



++++++++++++++++++初北海道(道南)+
**

2022.7.1 コロナで停止したままの2回目の北海道旅行、予定は登別。知里幸恵の生まれた地を感じてみたい。


0521 川越 蔵のまち初歩き

2018-05-22 12:35:48 | 小さな旅の思い出

川越にはずっと行きたいと思っていた。
富山の旅
の際、乗鞍高原民宿の食堂で隣り合わせた川越からの旅行者と会話した時から、行ってみようと思っていた。
だが、割合近場だし、いつでも行けるという理由の縁遠さってある。川越はまさにそれだった。

最近自分は楽しんでいるか?そうも言えない自分にも気づいていたので、急遽出かけることにした。9時過ぎのことだ。

お金と水とタブレットなどを入れたデーパックに帽子、長袖、それに釣り用のベストはザックに突っ込んで出かけた。
川越に着いたのは12時前だった。COEDOビールを飲んだ。川越に行ってもグラスに注いでくれる生ビールは無いのか、ロゴ入りのプラコップでしかないのが口惜しい。

循環バスは300円と500円のがあるが、「蔵造の街並み」へ路線バスで直行した。初めての川越も、車窓から眺めると「本川越駅(西武)」、「川越市駅と川越駅(東武東上線)」の位置関係や様子が地図よりも何よりも鮮明。川越駅観光案内所は次々と人が並ぶ。循環バスの1日乗車券もここで買える。
教えられた通り1番乗場に着くとじきに路線バスは発車。さて、仲町で降りて札の辻へ歩くかその逆か?
浴衣のレンタルを着たらしい娘さんをはじめ大勢下車する人の最後尾について「一番街」で降りた。バスで言えば3つの内真ん中に位置する停留所だ。バス通りも狭い昔ながらの道幅か、店構えをじっくり堪能できるわけでもないが、とにかくこれが川越だ。最近は川越ほか「小江戸」がやけに流行っており、確かにTVでもよく特集が組まれている。

案内所では、Coedo ビールをサーバーで注いでくれる店を「一番街商店街マップ」黄色のマーカーで示してくれたが、このマップは「蔵造の街並み」の中にある観光案内では品切れになっていて、川越駅改札に近いこの案内所で貰っておいて良かった。
とはいえ、ざっくりした略図なので街並みの北のはずれである「札の辻」には月曜というのに大勢の観光客であっという間に着いた。そしてシンボルである「時の鐘」の入り口を見逃すありさま。それほど通り沿いの蔵造はしっかりとして、ガードレールも無い道路にバスや車が生活道路として通行する。

昼だ。札の辻にある「蕎花」という蕎麦専門店へ入ったが、そもそも川越は「うどん」が有名らしい。八割と九割の天婦羅付き蕎麦セットは暑い日には良かったが蕎麦のボリュームは少ない¥1550を是とみるか非とみるか。(案内所には「そば・うどん」マップも用意されている)
店の話しでは、土日は混雑が激しくててんでダメって感じのニュアンス。それに外国の人が多くってね、とも。

この日は月曜で、比較したら全然いいとのことだったが、店を出て歩いたら中国やらフィリピンやら、それにオランダっぽい人も含め海外旅行者の姿も多い。浴衣姿の若者も数多く歩いていた。月曜なので博物館や城は休みのようだ。月曜閉店の店も散見される。
すぐ近くの観光案内所で色々聞くと、駅の案内所では聞けなかった「ミオ・カザロ(黒豚の大野農場)」でもCOEDOの生がいただけるらしい。で、入ってみた。
ところが、TakeOutの奥にあるレストランはビールの提供はあったが、ツマミが無い。で道路際のソーセージ立ち食いベンチで頂くことに。
プラコップ入りのビールはすぐに注いでくれたがソーセージの方は焼き上がりまで2~3分。この2つで¥950。

直ぐ近くの観光案内所にも入った。それから「稲荷小路」という脇道に入って一旦蔵の街並みから外れることにした。人影がまばらになり悪くない。うどん(うんとん)、豚カツ、寿司、ハツネヤ・ガーデン(レストラン)を見ながら、蕎麦じゃなくても色々楽しめそうと思った。

川越氷川神社に向かった。日差しがちょっと夏過ぎる。縁結びの神様らしい。朱塗りの大鳥居がデカい。太田道灌がどうこうとも。
境内は鎮守の森ほどでもないが緑の木立が夏の陽射しを遮り、涼しい。観光に来たらしい母親の抱っこ紐の乳児の小さな手が母の首あたりを確かめるように置かれ、安心してぐっすり眠っているが、髪の毛は汗で少し濡れてそれを微風が少し揺らすような、日陰。

それからずっとメイン通りを離れたまま、県立川越高校で右折して「時の鐘」の通りに入る。遠くにそれが見えたとき、いくつもの映画に使われていたのを思い出した。

札の辻に近くにはトイレや貸し自転車もあるが、もう一杯飲もうかどうか考えながら、蔵の街を駅に向かって歩き、途中箸屋さんに入って自分のを見繕うも、かなりの品数の奥行きのある店だったが、お気に入りには出会えず。

仲町近くの「カフェ・エレバート」の前を通りかかったら、ビヤ・サーバーが見える。コーヒーも一杯¥500くらい。
でも、店から出て来た客の手にはさっき飲んだのと同じ「持ち飲み歩き飲み」用プラカップを持っていた。そういえばウロ覚えながら、敢えてこのロゴ入りのカップで行くようなことをTVか何かで言っていたような気もする。
でもビールはやはり、飲み口の厚さにもこだわった冷えたグラスでいただきたいものだ。この為に来たようなものだから、今回は。なので飲むのはやめた。それに昼に飲んだビールが胃腸内にやけに残っている気もした。

そのまま駅まで歩いた。徳川家光の、春日局の、と由緒ある「喜多院」は今回割愛。五百羅漢など次回?果たして来るか、この混雑へ。
「本川越」の駅構内を通り抜けて少し行くと「川越市」駅に着いたが、ここは小さな駅だ。駅のあっちとこっちにコンビニが離れて2つ。で、徒歩好きな私は川越まで30分ほど歩く。それより、来るときは乗れなかった「Fライナー」に一本でちゃんと乗って帰れるよう時刻表を見よう! (ライナーと呼べど、何せ無料の急行電車)。と、あと2分で発車だ!
急ぎSuicaで改札に入り、割合混雑の車内では何駅かで座席に座れ、うたた寝。
行きは車内で敢えて立ち続け、現地については歩き回り、多少の筋肉疲労も覚えている。さあ居眠りだ・・・、と思ったら2時間程度はかかると思われた乗換駅にあっという間に着いた。というより、乗り過ごしが危なかった?

家に帰着する迄たっぷり歩き回って15000歩近く。流石にこの晩は眠かった。風呂に入り早く寝た。私には帰る家がある。これは有り難く、重要なことだ。この普段のしあわせを日常的に忘れていることも多くないか。

翌朝まで、ぐっすり眠れた。それでも朝忙しいカミさんのバタバタした忙しない動きに気持ちが波立ったが、私は昨日の「川越行き」を、心身の健康管理に有用であったことを知った。

富山旅行初日メモ喜多方佐原/桶川/北海道(道南)ねぎ~!むぎ~!消滅危機の街/情緒ある高山】



+++++++++++++++++++蔵のまち+
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2018.11.17 川越に再び行きたいか?ふと思う。あのビールはどうでもいい。何かを観ていない気もする。(親爺ギャグ)
2018.11.21 馬籠・妻籠宿には大学生の時に訪れた。最近もTVで映像が出たが、ネットで混雑する旅、ちょっと辛いか。
2018.12.10 朝のニュースで佐原マラソンが紹介された。香取神宮大鳥居スタート、柳の川沿い走るランナー達、寒そう。
2018.12.31 当たり前かもしらぬが、観光地は豪商・豪族の家が多いが一寸片手落ち。地道な生活者に目を止めたい。
2019.4.25 そういえば喜多方も蔵の町だし北海道や日本海側は北前船で栄えた家並み。思うは先住民族の家々の工夫。
2019.6.29 外国人観光客が押し寄せて観光業や飲食店は潤っても、自治会や一般家庭はマナー悪さに悩まされているとか。
2019.8.7 よく訪れた丹沢山塊、オーバーユースが指摘され遠のいた足。大自然ではない川越も紛れもくオーバーユース。
2020.6.26 コロナ禍、あんな外国人だらけの町“川越”もおそらく閑古鳥鳴いたか。コロナ無くも、混雑観光地はもう御免。
2020.8.4 夏は暑かろうな、川越。観光地観光地したところは受け入れ態勢こそ整っているものの、実は情緒が無い。
2020.10.19 日本を訪れる外国人、日本人より奥深い日本を訪ね歩く。美食や奇景だけではない人間のコアを探るような。
2021.8.13 コロナ禍で川越は本来の静かな佇まいが戻ったであろうか。昔の新日本紀行に見られたような空気漂うか。


0117 冬の疎林

2018-01-17 13:29:29 | 小さな旅の思い出

インフルエンザ、うだうだと布団で寝ているだけなのに、独り冬の丹沢を登る気分

でんでん虫のようにしか進めないのに汗をかく。外気は冷たく乾燥していて口が渇く。咽喉が渇く。鼻が痛い。鼻水も出てくる。
着込んだ服を少し剥いでも急速に熱が奪われてきて震え出す。冷たい水を口に流しこみ、オーバーヒートとオーバークールになるのを躱し(かわし)つつ我慢して歩き続けるしかない。

汗が冷えない時間を限度の小休止。これによる回復は僅かだ。疲労が募って、ヘタレてくる。

曇った冬の疎林は静か過ぎる。縦走コースを取らなければ誰とも出会わないこともあり、寂寥感は半端ない。

いつ尾根に出るのだろう。
いつ青空の展望台に辿りつけるんだろう。そんな風に思ったりする曇天な日。
しかしながら本当を言うと、私は疎林の中に身を置くのが好きだ。そして出来れば暖かな日差しがあればもっとよい。

プライスレス/】



+++++++++++++++++冬の疎林+
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2019.2.2 晴れた冬の疎林歩きは殊のほか気分が良い。唾液アミラーゼとか口腔内コルチゾールも減ろう、いざ、歩かん!


0707 香取神宮の静かさ

2017-07-08 10:59:59 | 小さな旅の思い出

土産物屋などの立ち並ぶ道を神社目指して友人と歩いていくと、下りてくる女性2人とすれ違った。その人たちの交す「下界は暑いね」という声が耳に入った。内心、「なあに言ってやがんだい。」と思った。たいして高度差は無いのだから。

いわゆる鎮守の森のように樹齢を誇る樹々が空に向かって真っ直ぐ伸び、木陰を提供してくれる上り坂。鳥の声や蝉の声も聞こえたのだろうが、針葉樹など圧倒的な緑の空間の中では、音が音ではなくなる。音という音も景色の一端のようにさえ感じる。そして、涼しい。厳かな思いと、この「森林力」は素直につながっていく。静けさをゆっくりと踏んみしめいくと、なんとなく無心になれたような気がした。

そして、参道から駐車場を目指して下り始める。木森が切れて土産物屋が見える頃、さきほど擦れ違った女性と同じ呟き(つぶやき)が口から洩れた。『下界は暑いね』。ホント、急に熱く感じjられたのだ。

静寂な空間から降りて、土産物屋でお茶を振る舞われながら、団子・・・。まさに、下界だ~。

岩にしみいる蝉の声/】

 

+++++++++++++++++++香取神宮+
*

2020.8.12 二礼二拍手一礼の神職作法は昭和23年に定められ、一般人は自由とか。その前は色々、神社により異なった。


0707 佐原

2017-07-07 20:24:18 | 小さな旅の思い出

佐原には12時前に着く。風情ある駅舎を見せに寄ってくれた。彼が言う鰻料理店「山田」は平日というのにすでに行列待ちの人。で、昼食は後回しにして川沿いを歩く。風の心地よさ味わう川沿いは柳の木。

夏の日差しがきつい。真上から降り注ぐ太陽光でベッタリとした汗をかき始めた。そんなところに「伊能忠敬記念館」。じっくり見学して解説ビデオを見ていたら冷房効果でだろう、睡魔に襲われた。
このあとは「山田」と「香取神宮」、そして高速に乗って西船橋まで送ってもらった。
東西線から家に帰着したのは18時ころだったろうか?




++++++++++++++++7 佐原+


0602 モフモフ de ふくろうカフェ

2017-06-02 15:47:52 | 小さな旅の思い出

カフェに入るってのは旅とは言えないが、行きたい行きたいと思っていて漸く行けたとき、これはもう、ほぼ旅。

で、いっちまったいっちまった。
朝9時半に電話予約を入れたら留守電。名前と予約希望のメッセージを残しておいたら15分経たずに折り返しの電話。
今日もダイジョウブというので開店一番の12時に予約を入れた。あとは電車の時刻を確認していそいそと駅まで歩く。暑い。

正午までに30分ほどあったので磯丸水産に入る。冷たいお茶が体を冷やしてくれた。鮪漬け丼をパパッと食べてフクロウの居る店に向かう。
店への道がどっちだろうと細い道でキョロキョロしていたら、折よくパトカーが徐行運転で巡回していたので、聞いちまった聞いちまった。
親切に教えてくれた。まだちょっと距離がありそうだ。

教えられた方へ歩いていくと信号のある交差点で先ほどのパトカーが一時停止してこちらに視線をやる警官と目が合った。
再確認のために無言で「こっち?」と指差すと、やはり無言で「ちがう、あっち」とジェスチャーしてくれ、信号が変わると私の行く店のある方へ曲がっていった。
私が店の前に着く頃、ずっと前方の信号を左折するパトカーが見えた。なんかこう、市民の味方?

店に入ると若いお姉さんが私の名前を確認、掌に除菌スプレーして、テーブルに案内。着席する私に早速ソフトドリンクのオーダー、そして梟に触れる時の注意点を説明。頭だけ、それもこっちを見て居る時がベターらしく、触られるのを嫌がる2~3の個体を指し示す。
会計は退出時。

入店する段階から置物のような梟達の存在は分かっているが、猛禽類独特のカッコよさがある。
羨ましいのは、あの柔らかく回る首。肩こり、無いんだろうな~。

ホットコーヒーを持参してくれた時、お姉さんが餌やりもできますという。細かな肉10切れくらいで300円。是非やりたいと伝える。

こないだ買ったタブレットは、このフクロウたちを撮影するためと言えなくもない。早速に役立ってくれているのが嬉しい。
だがシャッターチャンスとシャッターが切れるまでのズレ、タイムラグがもどかしい。タイミングの微調整に慣れるしかない。

で、とにかくパコパコ撮影。おむすびくらい小さいのもいれば、でっかい体型でデッカイ目玉がオレンジ色のオオワシミミズクもいる。20羽(頭?)以上いて目移りする。タブレットで10㎝くらいまで近寄っても別に問題ない。

薄いゴム手袋と生の細かくカットされた肉が小さなカップで渡された。ひとつを掌に載せて差し出すと食べるという。
やってみると、肉ではなくて私の指とかを甘噛みしながら肉へと辿り着く。あんなビー玉みたいな目してるのに近くはあまりよく見えない強烈な遠視?

近寄ると低めの声でグルルルルと鳴くやつがいて威嚇してるのかと思ったら、オーナーさんだろうか鳥も梟も大好きな男性が「あれは甘えてるんです」みたいなことを言う。よくなついてくると喉を鳴らすそうだ。

タブレットをテーブルの上に置こうと「見返り美人」姿勢になった時だったか、手載せしていたワシミミズクが羽を広げて、しかも私の腕から離れて細引き縄で拘束されているので、床めがけて羽ばたいたような格好。

店の男性が、「腕は水平のままにしててください」。言われた通りにすると羽ばたき続ける梟の胸の部分を掬い上げるようにして私の前腕に戻してくれた。
そのほかにもフクロウについて色々な話を聞かせてくれて、ととも楽しい。

ネコカフェというのも廃れないようだが、私は猫カフェには興味がない。
私の娘も実は何年も前からフクロウカフェに行きたかったらしうが、誘ってみたが今日は忙しかったらしい。なので下見写真を送ってやろう。

帰宅してシャワーで汗も流した。撮った写真を眺め返し、ちょっと梟たちを思い返してみよう。
まだ16時前だし、晴れ渡っている。

ウッドデッキに出て、そうだ!金麦にしよう!






+++++++++++++++++++ふくろう+
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