【香港：衛生】8/21ウナギ以外の中国産淡水魚にもマラグリ

　…ウナギ、だけじゃあるまいと思っていたら案の定。中国産のウナギからマラカイトグリーンが検出されて大騒ぎになったのに引き続き、香港政府の検査で8～9種類の中国産淡水魚（食用）からもマラグリが検出されたそうな。

　政府が行ったウナギおよび淡水魚の抜き取り検査についての結果を発表した。それによると、ウナギについては62のサンプルのうち55からマラグリ検出。（サンプル全体の88.7%)
　淡水魚については12のサンプルのうち4つの香港地元産淡水魚からは化学物質が検出されなかったが、残り8つの中国産淡水魚のうち3つからマラグリ検出。さらに21日には17の淡水魚サンプルのうち7つからマラグリを検出した。ただし、その含有濃度はウナギに比べきわめて低いという。

　香港政府はこれら検査結果をすでに中国側に連絡しており、中国側の輸出魚の検査を強化している関係で、21日になって入荷する魚の量が激減している。明日以降の輸入魚の量は、中国側の輸出許可いかんなので、量は予測できないとな。
　当局によれば、香港地元産の淡水魚は安全であるが、中国産のものについては「心配ならあまり食べないほうが」との弱気な呼びかけに留まっている。
　明日以降、当局は漁業関係者などと連絡をとり、今後の対策をたてていく所存とな。


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【8/21 orisun.com】
香港の2台大型スーパー（パークンショップ　と　ウエルカム）　は当面のあいだ中国産の淡水魚の販売を自粛する。ただし香港地元産の魚は残す。今後は海水魚を多く仕入れ、需要に対応する構えとな。