奇想庵@goo

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2014.02.05 つぶやきし言の葉

2014年02月06日 02時22分06秒 | Twitter



作品の質よりも作者の「物語性」がヒットを生み出すのは、受け手側の問題でもある。コミックなんかは作品重視の極みだと思う。まあ長期連載に関してはタイトルの力で売れてるところもあるけどw






ドルトムント、フンメルスが再離脱 http://t.co/9Ea2cwMSti / 何回ケガすんねん(ー∇ー;)






RT @inu_foot: こりゃ香川とマタも活きないわ。:マンUモイーズ監督がまたピッチ外で芸術! ファーガソン時代とのヒートマップ比較がマジですごい(画像あり) : footballnet【サッカーまとめ】 http://t.co/Rmm8lA53d4






RT @ynabe39: 音楽というのがいかに「物語」によって聴かれているのかというのがよくわかるよね。 「CD出荷停止、公演も中止 佐村河内氏への失望広がる」http://t.co/J2JxEPHbTU






最近Twitterのおすすめユーザーにロイスとゲッツェが表示されている。この二人、ちゃんと相互フォローしてるw







2014年1月に読んだ本

2014年02月06日 00時29分53秒 | 本と雑誌
2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2765ページ
ナイス数:81ナイス

ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)感想
「日常の謎」はキャラクター小説だと思っている。本作はまさにそれが実感できる。ミステリとしては見るべきものはないが、キャラクター小説としてはこれまでの2シリーズの登場人物たちがいきいきと描かれていて楽しめる。もう少し「毒」の使い方が上手ければと思ったが、ないものねだりをしても仕方ないか。(☆☆☆☆☆)
読了日:1月8日 著者:大崎梢
はじめからその話をすればよかったはじめからその話をすればよかった感想
借りて読む段になってからエッセイ集と知った。普段エッセイは読まないが、せっかく借りたのだからと読了。住む世界がまったく異なるから、書かれた小説を興味深く読めるのだろう。やはり、小説が読みたいね。(☆☆☆☆)
読了日:1月9日 著者:宮下奈都
大日本サムライガール 6 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 6 (星海社FICTIONS)感想
政治話の前半と芸能界展開の後半。車の両輪というよりは少し分離しすぎている気もするが、楽しめる範囲内ではある。ただひまりんもそうだけど、一夜にしてブレイクって展開そのものが日本ではおとぎ話になっちゃってるのんだよね。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月11日 著者:至道流星
江戸の備忘録江戸の備忘録感想
驚くようなエピソードはないが、読んだ古文書の量に裏打ちされた信頼感がある。軽く読める好著。(☆☆☆☆)
読了日:1月14日 著者:磯田道史
イン・ザ・ヘブンイン・ザ・ヘブン感想
久しぶりに新井素子らしさを堪能した短編集。『もいちどあなたにあいたいな』では空回っている感じもしていただけに、短編のほうがすっきりした感覚を味わえた。特に印象に残ったのは「絵里」。わたしの思考の根幹が、確かに新井素子でできていると再確認してしまった。(☆☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月23日 著者:新井素子
おさがしの本は (光文社文庫)おさがしの本は (光文社文庫)感想
「日常の謎」はキャラクター性が重要だと思う。その点で、この連作短編集の主人公に魅力を感じることができず、楽しめなかった。図書館のレファレンス・カウンターを舞台に、そこに寄せられる「探している本」を求める話。ただミステリ的にはメリハリが乏しく、連作短編的にはストーリーに厚みがない。どこかにピリリとくる部分があれば、と残念に思う。(☆☆☆)
読了日:1月23日 著者:門井慶喜
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)感想
可もなし不可もなしって感じの出来だけど、エンターテイメントとしてはソツなく仕上がっている。読んでいるときは楽しく、あとには何も残らないってのも素晴らしいものなんだけどね。(☆☆☆☆☆)
読了日:1月28日 著者:榊一郎
疾風ロンド (実業之日本社文庫)疾風ロンド (実業之日本社文庫)感想
マクガフィンを巡るサスペンスだが、マクガフィンの扱いが軽すぎて惹きこまれなかった。もっとスラップスティックなノリなら良いが、東野圭吾の作風とはマッチしないだろうし。安っぽい2時間ドラマ的で、それを狙うならもっとスカッとするような展開が欲しかった。なんとも中途半端な印象はぬぐえない。(☆☆☆)
読了日:1月29日 著者:東野圭吾
ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)感想
高田郁らしさは発揮されている。感動話にもって行かずに、分かりやすい救いを与えない。その点は好感が持てるのだが、なんとも辛気臭い。『みをつくし料理帖』では、料理という華がある。それがあるからこそ、艱難辛苦の深みも増す。個々の作品は悪くはないし、テーマも多彩なのに、一本調子を感じてしまうのが残念だ。(☆☆☆☆)
読了日:1月29日 著者:高田郁

読書メーター




2013年は81冊と目標の100冊を下回った。今年こそという思いを込めつつ、1月は9冊。できれば毎月二桁には乗せたいところだけれど。

9冊のうち語るべき本は『イン・ザ・ヘブン』だけど、すでに記事にしたので他に感想に付け加えることはない。

むしろ創作のあり方に関しては、日本テレビ系ドラマ『明日、ママがいない』や別人による作曲が明らかになった佐村河内守の件に興味をひかれる。特に後者は、作者の物語性が売りで、作品の質が問われないのかという点が気にかかる。誰が作っても似たようなものだから、作者の話題性に乗っかるのが当然というコメントを目にした。確かにプロモーションなどによる話題づくりがヒットに繋がることも多い。しかし、話題性だけでヒットできるのは一部のジャンル・メディアに限られると思う。




2014年1月に読んだコミック

奇天の本棚 - 2014年01月 (15作品)
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『鬼灯の冷徹』『となりの関くん』はアニメ視聴中。
『桜Trick』『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』もアニメを見てコミックを読んでみた形だが、『最近、妹~』の方は切るかどうか迷い中。『咲-Saki-』もそうだが、今季は百合(というかレズ)系が多すぎ。いや、嬉しいけど(笑)。

先日、「深夜アニメでも、男同士や女同士の性描写はできても、男女間の性描写ができないってところがニッポンのヘンタイさを加速させているようなw」とツイートした。性描写はともかく、ちゃんとつきあっている男女が主人公というケースが男性向けでは非常に少ない。(少女マンガではそれなりにある。ラブコメでも付き合うのがゴールというわけじゃないし)

どうしても、「ゆがみ」を感じてしまう。いや、百合は百合であっていいんだけどw