2014年本屋大賞ノミネート10作が発表された。
本屋大賞
■『教場』長岡弘樹/小学館
■『去年の冬、きみと別れ』中村文則/幻冬舎
■『さようなら、オレンジ』岩城けい/筑摩書房
■『島はぼくらと』辻村深月/講談社
■『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦/朝日新聞出版
■『想像ラジオ』いとうせいこう/河出書房新社
■『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学/文藝春秋
■『村上海賊の娘』和田竜/新潮社
■『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉/河出書房新社
■『ランチのアッコちゃん』柚木麻子/双葉社
読んだのは、『昨夜のカレー、明日のパン』『ランチのアッコちゃん』の2冊。
長岡弘樹は『傍聞き』を読んだ。『教場』はこのミス2位。これを機会に読んでみたい。
『去年の冬、きみと別れ』はこのミス15位。中村文則の名前は記憶にかすかに残る程度だった。
『さようなら、オレンジ』は第150回芥川賞候補作。芥川賞には興味がないので、今回のノミネートまでまったく知らない作品だった。
『島はぼくらと』は図書館で借りながら、読まずに返却してしまった作品。実は、過去にも『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『サクラ咲く』で同様の事態に。辻村深月は読んでみたい作家なのだが、なぜか読めない。
森見登美彦は代表作『夜は短し歩けよ乙女』を読んだだけで、それ以降はなかなか手に取ろうという気にならなかった。
『想像ラジオ』は第149回芥川賞候補作。受賞は逃したが、話題にはなった。
『とっぴんぱらりの風太郎』は第150回直木賞候補作。万城目学はずっと読みたい作家に挙げているのだが、これまで読む機会がなかった。
和田竜はデビュー作の『のぼうの城』を読んだ。『村上海賊の娘』もそのタイトルには興味を惹かれたが、手に取るまでには至らなかった。
『昨夜のカレー、明日のパン』の読書メーターに残した感想は、「悪くはない。悪くはないけれど、現代日本のノスタルジーへの憧憬をただ肯定しているだけのようにも感じる。ファンタジーであることはいい。でも、ありきたり。個々の切り口はおもしろいのに。」というもの。
『ランチのアッコちゃん』の読書メーターに残した感想は、「この手のファンタジーは、面白ければ(あるいは、癒されれば)それでいい。ただ、この作品の続編が出たとしても、手に取ってみたいとは思わない。もう少し、ワクワクしたり心躍るものが欲しかった。嗜好の違いと言うべきかもしれないが。」というもの。柚木麻子は『伊藤くんA to E』が第150回直木賞候補作となった。
本屋大賞
■『教場』長岡弘樹/小学館
教場 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2013-06-19 |
■『去年の冬、きみと別れ』中村文則/幻冬舎
去年の冬、きみと別れ 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2013-09-26 |
■『さようなら、オレンジ』岩城けい/筑摩書房
さようなら、オレンジ (単行本) 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2013-08-30 |
■『島はぼくらと』辻村深月/講談社
島はぼくらと 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2013-06-05 |
■『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦/朝日新聞出版
聖なる怠け者の冒険 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2013-05-21 |
■『想像ラジオ』いとうせいこう/河出書房新社
想像ラジオ 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2013-03-02 |
■『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学/文藝春秋
とっぴんぱらりの風太郎 価格:¥ 1,995(税込) 発売日:2013-09-28 |
■『村上海賊の娘』和田竜/新潮社
村上海賊の娘 上巻 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2013-10-22 | 村上海賊の娘 下巻 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2013-10-22 |
■『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉/河出書房新社
昨夜のカレー、明日のパン 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2013-04-19 |
■『ランチのアッコちゃん』柚木麻子/双葉社
ランチのアッコちゃん 価格:¥ 1,155(税込) 発売日:2013-04-17 |
読んだのは、『昨夜のカレー、明日のパン』『ランチのアッコちゃん』の2冊。
長岡弘樹は『傍聞き』を読んだ。『教場』はこのミス2位。これを機会に読んでみたい。
『去年の冬、きみと別れ』はこのミス15位。中村文則の名前は記憶にかすかに残る程度だった。
『さようなら、オレンジ』は第150回芥川賞候補作。芥川賞には興味がないので、今回のノミネートまでまったく知らない作品だった。
『島はぼくらと』は図書館で借りながら、読まずに返却してしまった作品。実は、過去にも『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『サクラ咲く』で同様の事態に。辻村深月は読んでみたい作家なのだが、なぜか読めない。
森見登美彦は代表作『夜は短し歩けよ乙女』を読んだだけで、それ以降はなかなか手に取ろうという気にならなかった。
『想像ラジオ』は第149回芥川賞候補作。受賞は逃したが、話題にはなった。
『とっぴんぱらりの風太郎』は第150回直木賞候補作。万城目学はずっと読みたい作家に挙げているのだが、これまで読む機会がなかった。
和田竜はデビュー作の『のぼうの城』を読んだ。『村上海賊の娘』もそのタイトルには興味を惹かれたが、手に取るまでには至らなかった。
『昨夜のカレー、明日のパン』の読書メーターに残した感想は、「悪くはない。悪くはないけれど、現代日本のノスタルジーへの憧憬をただ肯定しているだけのようにも感じる。ファンタジーであることはいい。でも、ありきたり。個々の切り口はおもしろいのに。」というもの。
『ランチのアッコちゃん』の読書メーターに残した感想は、「この手のファンタジーは、面白ければ(あるいは、癒されれば)それでいい。ただ、この作品の続編が出たとしても、手に取ってみたいとは思わない。もう少し、ワクワクしたり心躍るものが欲しかった。嗜好の違いと言うべきかもしれないが。」というもの。柚木麻子は『伊藤くんA to E』が第150回直木賞候補作となった。