私がスマホに替えてから、1年半以上過ぎた。
私など世間の人に比べたら、ガラケーからスマホに替えたのはだいぶ遅いほうだ。
それにしても、イヤイヤ替えたのだった。
携帯会社からはしょっちゅう、ガラケーからスマホへの変更を促されたりする連絡があったし。
で、スマホに替えてから、ある程度時間が経過して、改めてガラケーとスマホを比較して、思うことがある。
それは、やはりガラケーには捨てがたい魅力があったということ。
できればガラケーで昔できた機能を保ったままで、この先も新機種などが出続けるのなら、私は再びガラケーに戻りたい気もしている。
思えばテレビがデジタル放送に変わった時は、強制的にテレビを変えさせられた気がしたが、ガラケーからスマホへの移行も、半分強制的だった印象があった。
昔ガラケーでできたことのひとつには、ユーチューブが普通に見えたこと。
それがユーチューブが見れなくなったのは大きかった。
また、ガラケーでは見れないサイトも増えた。
ガラケーで遊べなくなったゲームアプリも。
これも困った。
あと、昔はガラケーからでもブログの記事の編集もできたし、編集画面に行くこともできた。
だが、やがてそれもできなくなった。
昔は普通にガラケーで出来たことを、どんどん出来なくしていったのは、迫害としか思えなかった。よってたかってガラケーを追い詰めていった感がある。
どうして共存という選択肢は排除してしまったのだろう。
スマホを使ってて、不満点はいっぱいある。
まずガラケーはメールを片手でうてたこと。この手軽さがよかった。でもスマホではそれはできない。
あと、スマホでは何かの拍子に画面上のなにかのアプリに指があたってしまい、こちらの意思とは関係なく、アプリが立ちあがることがある。
スマホをポケットに入れようとしたり、出そうとした時に、指が変なアプリを触ってしまうことがある。
これはウザイ。
また、設定を変えた覚えもないのに、スマホを持つ位置がいつもと微妙に違ってたりすると、変えたくない設定がいつのまにか変わってしまっていることがある。
これも本当にウザイ。
あと、頻繁に入る宣伝画面。いちいち消さなきゃいけないので、これまたウザイ。
絶えず課金を促されたりしてる気になる。
また、その請求の連絡もウザイ。
写真のサイズ変換もガラケーはいちいちアプリなど使わなくてもできたし、簡単だった。
ボディを折りたためないのははやり不便。
形状からいって、思ったとおりスマホは通話にはむかないと思う。
特に長電話する人には辛いのではないか。
もちろん、ガラケーではできなくて、スマホでは出来ることは実に多い。それはわかる。
というか、前述の通り、ガラケーではできなくなったことは多すぎる。
でも、個人差もあるだろうが、そこまで多機能じゃなくてもよかったりする。
機能が多いと、その機能を使うには課金が必要になることもある。
色んなアプリは多いが、反面そのスマホの要領の問題もある。
私の理想は、携帯はガラケーで、ネットなどはタブレットで十分だった。
そういや、かつてCDに取って代わられたLPレコードが、最近復活ぎみらしい。
それはあらためてLPレコードの良さが再認識されたからだろう。
そのうちそれと同じことが、ガラケーにも起きないものかな・・・と思ったりもする。
そうなると、ガラケーをゴミのように扱ったCMがかつて存在したが、そういうCMを制作した人は、どう思うのだろう。あのCMを見た時は、ガラケーユーザーに対して失礼極まりなく思えたものだった。
当時ガラケーを使ってた私は、不愉快でならなかった。
スマホを使っている今でも、あのCMを思い出しても、その思いは変わらない。
いや、スマホを使っている今の私だからこそ、そう書いておきたい。
以上、ガラケーからスマホに替えて、ある程度の時間が経過した上での私の感想ではある。
ガラケーにはガラケーならではの良さがあったのは確かだと思う。
もう一度書きたい。
なぜ共存の道は選ばなかったのだろう。
1か0ではなくて。
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