バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

農家民宿ちんちゃん亭★セカンドスクール【第2日程/2016.8.1〜3】

2016-09-05 19:44:17 | いなか暮らし・ちんちゃん亭

ちんちゃん亭のセカンドスクール「あさひ山里冒険遊び隊2016」の第2日程レポートです!


2015★夏のセカンドスクール
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/2813153ac78efb5b0630fb5be2cee208

2016★春のセカンドスクール(1日目)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/28682e7e0d59c5c00a97f7da9879ab58

2016★春のセカンドスクール(2日目)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/db35a7e231501e36ae4a036476b8271a

2016★春のセカンドスクール(3日目)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/5df12af4835156aa98e671458840a5a1

 

【第2日程】1日目!

今回のリーダーは、2日目にガクちゃんファミリー

ボランティアリーダーさんは、なんと!山形県から24時間かけて来てくれたよっちゃん、名城大学4年生のダンくん
単発でのボランティア参加は、大学生のアンディ、ふっきー、しゅう

オリエンテーションで、名前(ニックネーム)を覚えるゲーム。
うちのセカンドスクールは、子ども同士はもちろん、リーダーもいかに早く名前を覚えるか!
名前で呼び合います。

お昼ご飯の流しそうめんに使う竹を二つに割って、節を取る作業とセッティング。
ただ流れてくるそうめんをすくって食べるだけじゃ楽しくないからねー

カーンカーンカーンと節を割っていくよ。

さていよいよセッティング。
ちんちゃん亭の前はこう配があるから、流しそうめんには最適♡ 

さて、じゃんじゃん流していくよー

チョコボールやグミなど、麺つゆと相性バッチリ(?)な具も流れていくぅ〜

ちんちゃん亭には2匹の犬がいるのだ。
梅子はビビりだからなかなか近寄らせてくれないけど、サクラはサービス精神旺盛。 

ちんちゃん亭の周りは自然が豊かだから、自分で遊びを見つけられたら、遊ぶとこがいっぱい!

鬼ごっことかも!

カエルやバッタもいるよ。

ある農家さんが病気になってしまったために、収穫にきてくださいなとの誘いを受けて、子どもたちと行ってきました。
完熟トマトと、 

大量のナス!

ちんちゃん亭のおばーちゃんが入所しているグループホームにナスのお届け。
行ってみたい子だけ、一緒に届けに行ったよ。 

さて、大雨の中、帰って来ていよいようどんづくり。
簡単そうに思えるけど、実はうどんづくりは根気のいる作業。
ひたすら混ぜ続けないといかんし、力もいるのだ。

きしめんになる予感…(笑)

さて、火つけ班。
うちのセカンドスクールは、やりたい子がやりたいことをやる方式。 

今、マッチに火をつけることって生活の中から消えちゃったからね。
マッチはいつも大人気。
すぐになくなっちゃう。 

薪ボイラーに火をつけて、お風呂を沸かすよ。

お風呂は1日目も2日目のレディファースト。
女子が入ったあとで男子が入ります。

なのに、 

2日目には
「女子が入る時、熱くしちゃおうぜ」と男子が企んでおった。
(薪ボイラーは釜が熱くなると、お湯もどんどん熱くなるから、その後で入る男子たちに被害が及ぶことに気付いていいない。笑) 

さて、茹であがったうどんは、お好きな具材でトッピング。
ナスをたっぷりの油で焼いたものが大人気で、焼いても焼いてもすぐになくなった。
けーちんナス焼き職人になれるかもしれん(くらいひたすら焼いてた) 

2日目リーダーのガクちゃんが前夜入り。
ファミリーで来てくれたよー
ガクちゃんの夏休みは休みナシらしい。
この時点で、エネルギー残1%くらい。 

1日目夜のスタッフミーティング。
この夜は議論することが多く、真剣な話し合いが、am1:00まで続いた。 

うちのセカンドスクールは、子どもと大人が横並びの関係。
だから「こうするべき」のような「べき論」をふりかざすこともしないし、大人が子どもに言われたことやされたことを我慢することもしない(子どもより下に行くこともない)

子どもに「死ね」と言われた時「死ね、って言うのは良くない」という声かけは上から目線だよね。
「死ね」という言葉が良くないなんて百も承知で言ってるんだからそこで正論を言われたってなにも響かない。
もし、傷ついたなら、もしムカついたなら 
「死ねとか言われたらムカつくでやめろ」みたいにの自分の気持ちを伝えるしかないかも、という話などを、大学生の子たちとずっとしてた。


「子どもは可愛い存在」と思って関わったらしたら、だいぶ傷つくことあるから!
今回、大学生の子たちはかなりの打撃くらってた。 

2日目の朝!
夜更かしして寝不足だったはずの子どもたち、朝から元気だわ。 

朝ご飯は、カートインドッグ(キャンプホットドッグ)
ホットドッグ用のパンに、溶けるチーズ、炒めたキャベツ、ボイルした無塩せきウィンナー、ケチャップをはさみ、アルミホイルで巻いて、牛乳パックに入れます。 

それを、ファイヤー!
今ってオール電化になっちゃったり、火遊び禁止だったり、直火を体験したり見たりすることって減っちゃったよね。
火で遊んだり、火をぼんやり見る時間って大事と思う♫ 

ほどよくあったまったホットドッグ!

男子たちで雑談。

ガクちゃんが持って来てくれたけん玉、ベーゴマも人気〜

ただ遊ぶだけじゃなくて、動物がいたり、小さい子がいると、場が和む。
こったま大人気!
小さい子好きな女子も嬉しいし、 面倒みてもらえる
母ちゃんも楽チン。
(子ども縦割りの環境での子育ておススメっす♡) 

 ダンくんと寝転んで本読んでる人たち。

やっぱりハンモックは大人気。
(破れるといけないので乗るのは2人まで) 

乗るのは2人まで!笑

エアー長椅子。 

近所のおじちゃんが「イノシシかかったけど、子どもたちに見せるか?」と連絡くれたので、森の遊び場「さくら村」に行く前に見に行ったよ。
(おじちゃんたち待っててくれた。私たちの主旨理解してくれててありがたい。泣) 

見た目は可愛い瓜坊3匹。

子たち「かわいい」
子たち「逃がしてやればいいのに」
子たち「これからどうするの?」
大人「殺すの」
子たち「えーー、可哀想」
大人「この子たちがけーちゃんの田んぼのお米を全部食べちゃうからね」

檻周辺の田んぼはイノシシに荒らされて田畑がぐちゃぐちゃですた(その現場も見たね)。

その後は、さくら村へ。

ワタルがハマったシーソー(浮いてます)

好きなところで、気が合った子とお昼ご飯。

こえぇえええええ( °̥̥̥̥̥̥̥̥◡͐°̥̥̥̥̥̥̥̥)

チョコマシュマロ!

アズも楽しそうだ♡

カッコイイ、フォーム!

箸づくり!

ターザンロープはやっぱり人気。
危険と隣り合わせだからだろうな。 

えみちゃん(ガクちゃん嫁)は手仕事を。

3日目の朝!
朝ごはん(ご飯、納豆、味噌汁、野菜炒め)、自由時間、川遊び、お昼ご飯が3日目のスケジュール。 

納豆に天かす入れると美味しいだよ。

虫取りー
ちんちゃん亭の周りには小さな生き物がたくさんいるよ。 

こうちゃんはこうちゃんは生き物捕まえる天才!

1日目が雨だったので、スケジュール変更して、3日目が川遊び。
地域のおじちゃんたちが管理してくれている秘境(?)へ! 

さてスイカ割り〜!
やりたい子だけ。 

見事、ワタルが割った!

うちのセカンドスクールは、自分で食べる量を決める方式。
自分で「食べられる分だけ」よそいます。
だから残さないでね。 

お昼ご飯は、ちんちゃん亭名物かき揚げ丼。
ナスとカボチャの天ぷらも!

子「エビはないのー?」
私「山だからないわさ!」

子「野菜食べられない〜」
私「農家民宿のセカンドスクールに来て、それ無理っしょ!」

さて、いよいよ、保護者の方にも参加していただき(保護者の参加は条件です)最後の振り返りをします。
1日目から何をしたか、ひとつづつ思い出していく作業。 

いろんなエピソードを紹介。
みんなの笑顔がいいっ。 

毎晩長時間に渡るスタッフミーティングで子どもたち一人一人観察したことを発表してもらったの。
それを元に修了書を作ります。

その中で、キラリと光る素敵なところを書いたメッセージカードで贈るよ。

子どもたちを育ててくれたお母さんに感謝の気持ちを込めて、ひとりひとり修了証を手渡していきます!

最終日は、大学生のお姉さんたちもボランティアで参加してくれたよ!

帰りの会が終わったあとも、なかなか帰らない子どもたち(笑)

 

この会は、今までのセカンドスクールで一番、(大人の)試練と学びの多かった回でした。

初日は参加の12人全員が「来て良かった」と言える会になるかどうか私は正直不安でした。
夜のスタッフミーティングでは3時間ずっと真剣に話し合い。

2日目・3日目になるにつれ子どもたちがどんどん変わっていき、最後には良い笑顔をたくさんみることができた♫
子どもは「自由」が保障されたら、自分の意見(NOも含め)きちんと言えるんだということも分かった。 

ボランティアで来てくれた中京大学生の6人も、ガッツリ3日間関わってくれた大学生ボラのダンくんにとっても、学びが多かったと思う。

「素晴らしい学び」で終わることができたのもボランティアで関わってくれたたくさんのスタッフのおかげです!
たくさんの大人がいるからこそ、余裕も生まれ、子どもたちの気持ちに寄り添うことができたね。

出逢ってくれた子どもたち、送迎してくれた保護者のみなさま、スタッフのみんなも本当にありがとう!





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