海道東征

歌って来ました
昨年、大変な好評で急遽追加公演となった海道東征ですが
今年も求められる声が多くて引き続き演奏会が行われました

“はるかなり”
北原白秋の詩がとても日本的で言葉が美しいので
演奏者とお客様の間に共感が生まれやすいのだろうなと
この頃、日本語の歌をよく独唱する機会に恵まれて
そこで感じることと同じことを感じました。
そこにつけた信時潔の曲も日本人としてなじみやすいといいましょうか
体にすーっと気持ち良く入って来るメロディーです。
そうして会場が一体になれる幸せ。

昨年の演奏が決まった時に、個人的に
明治天皇の玄孫にあたる竹田恒泰さんが開かれている
古事記の講習会に通い勉強しておいたので
２年目で理解も深まりどちらも良い経験となりました。

今回の指揮をされた大井剛史先生と
私共の合唱団は初めてでしたが
おっしゃられていることがこちら側に
とてもよく伝わり

「こんな声が欲しい」「どうして欲しい」
「どうしたらいいか」ということが
わかりやすかったので
本当に歌いやすかったです。

大井先生が「ここは」とおっしゃった場所では
(実際に体を動かすことはありませんが)
ソプラノの中にキュッと身を寄せあうような空気感。
指揮台まで、客席まで伝わったでしょうか。
自分もその中で一緒にやっててたまらなかったです(笑)
大井先生の指揮により本当に良い経験をさせていただけました。

楽屋でも「いい先生だ」「わかりやすい、またやりたい」
という声がたくさん聞けました。
何かの折には是非是非リクエストしたいと思います◎