『くまのプーさん』より

『ピグレットはプーに忍びよりました。
「プー」ピグレットは小声で言いました。
「なあに、ピグレット」
「別に」
ピグレットはプーの手を取りながら言いました。
「安心したかっただけ」』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　A.A.ミルトン

本を読んでいると横にいたバリが、ふいに膝にかけのぼってくることがあった。
読みかけの本を置いて、抱きしめて、話しかけてあげると、ひとしきり甘えた後で、またそっと横に寄り添ってお昼寝をしたり、ケットをかみかみしておとなしく遊んでいた。
ふとした瞬間、何だか切なくて、心細くて、「バぁ～リぃ、」って、呼ぶと、バリは顔を見上げ、kissしてくれた。離れていても、駈け寄ってきてくれた。

きっと、二人、同じ気持ちだったね。一緒にいると、安心して、幸せになれたね。


愛してる、バリ。ありがとう、バリ。