盗聴？！

私の長電話中、退屈したバリちゃんはお昼寝タイムに入ってしまった。

「今日、獣医さんで聞いてきたんだけど、今の時期、安心して、クーラーを切って、熱中症になる犬が多いんだって。」
「うそぉ。今日はクーラー入れてないよ。」
「夏の疲れがたまっているところに、こたえるらしいよ。」
「えぇ、クーラー入れよぉ。」
ん？　足下でお昼寝をしていたはずんバリちゃんがむっくり起きて、クーラーの部屋に移動。
エッ？！　あなた、まさか聞いていました？
偶然に驚きつつも、クーラーを入れて、電話の続き。
話す。話す。話す。
「ジャーキーはやっぱり、身体に悪いらしいよ。」
「ジャーキーはあげてないけど、最近、牛皮ガムは復活してるんだ。」
「どうかな？　止めた方がいいのかな？」
「身体に悪いとイヤだし、もうガムあげるの止めようか・・・」
「ダメー　ガムは、いいの。ガムはあげてぇー　U・エ・U」
と言わんばかりのバリちゃんのブータレ、ブーブーの声がクーラーのお部屋から聞こえてくるではないですか。
それも、すっげー、しつこく長い間。

結局、電話を切ってなだめに行ったのだが、バリちゃん、君、まさか電話の内容まで聞いていましたか


ぶつくさ文句はたれたが、ワンワンと吠えることのなかったバリちゃんにおほめのポチッとをお願いします。
・・・・・って、電話を盗み聞きして、文句をたれる犬って、有り

（写真は、おもちゃとお昼寝バリちゃん）