ハンガリーの教会巡り

中欧を中心に古い教会と街を見て歩いています。 そしてそこで拾った生活、文化情報を紹介します。

メキシコ「銀の道」教会めぐり(4)

2017-03-13 01:16:47 | 海外生活

 グラナファト (Guanajuato)

  人口約17万人、1548年に銀鉱山が発見され、18世紀には世界の約1/3の銀を産出していた

鉱山の町として繁栄した。 周囲を山々に囲まれた中世の面影を残した美しいコロニアル都市は、

1988年に世界文化遺産に登録された。

町の特徴としては、鉱山で栄えた時に作られた排水溝を利用した地下自動車道が町の下を縦横に走って

おり、地上では車の少ない石畳の路地が複雑に入り込んで、16世紀の面影をそのまま残している。

又、1810年には、メキシコ独立戦争の要塞都市として激戦の舞台でもあり、それに因むモニュメント

や博物館が数多く残されている。

 

            ピピラの丘からの展望は絶景

 

                 市街地を眺め下す(北側)

           

 ピピラ(独立戦争の英雄、インディヘナの坑夫)の像  ピピラの丘に登るケーブルカー

 

   

  1883年に始まった洪水回避のための地下道   メキシコ版ロメオとジュリエットのバルコニー

  現在は自動車道として利用している。       「口づけの小道」も人でいっぱい。

 

  40 : サン・ディエゴ教会  41 : バジリカ教会            42 : ラ・コンパニーア聖堂

  43 : サン・ロケ教会    45 : サンフランシスコ教会  46 : ベレン教会    47 : パルド教会


1.サン・ディエゴ教会 (Templo de San Diego,  Map # 40)

      

    教会の通り向かいラウニオン公園より見た、サン・ディエゴ教会の八角ドームと鐘楼の間にピピラの像を抱く。

  教会は1663年にフランシスコ会によって、グアナファトにおける最初の修道院として建てられ、現在の物は

  1780年の大洪水で破壊された後に、復元再建したものである。

   

   

   教会の正門は、チュリゲラ様式のファサードで、扉の両側にロココ調のピラスター(張り出した柱)が特徴。


   

    主祭壇

    祭壇側から見た聖歌隊席

 

 教会(右)の隣なりがファレス劇場(左)で玄関前の階段広場には、アーティストやミュージシャンが毎夜、

 即興の催しを繰り広げ、最も人気のあるスポットの一つである。


2.バジリカ聖母大聖堂 (Basilica Colegiata de Nuestra Senyora de Guanajuato, No. # 41) 

   ラ・パス広場前に佇む、町のランドマークとも云える教会で、1796年に建てられた。

  当初は教区教会であったが1957年には大聖堂の呼称を得た。

 

 

  ライトアップされた教会前には、コロニアル建築を眺めながらの食事、お茶を満喫する訪問客でいっぱい。

 

  3層の鐘楼(左)はチュリゲラ様式で、右の四角い時計塔と共に、18世紀に追加された。


 

      

   祭壇中央に祀られた聖母マリア像は、木製(杉)の彫刻でスペイン王のチャールス1世と

   彼の息子フィリップ2世により寄贈されたものである。


3.ラ・コンパニーア聖堂 (Templo de la Companio de Jesus, Map # 42)

   

     イエズス会の教会で、オリジナルは1746年から1765年に建立された。 1869年~1884年に

  現在の形に改築された。 ファサードはチュリゲラ様式で、豪華絢爛さはイエズス会の教会の中では内部の

  装飾品も含め最大級の教会と言われている。

   白を基調とした内陣は清潔感が漂う。

  

  

  

 教会の隣なりはグアナファト大学があり、教会設立当時は大学も運営していた。階段は学生たちの憩いの場。


5.サン・ロケ教会 (Templo de San Roque, Map # 43)

    

    1651年に礼拝堂として建てられ、1726年に現在の形に再建された。 外部、内部共に質素な佇まい。

  主祭壇

 副祭壇

  教会前に鎮座するエンリケ・ルエラス像。

  彼は1953年に、この教会前の広場でエンリケ・セルバンティノスという音楽イベントを主催し、その後、

  1973年からは国際セルバンテス芸術祭として毎年10月に、ファレス劇場で開催されるようになった。


5.サン・フランシスコ教会 (Templo de San Francisco, Map # 45 

    フランシスコ会の修道士によって、1728年にホスピス(巡礼者を泊める宿泊所)として建てられた修道院。

 

 


6.ベツレヘム教会 (Templo de Belen, Map # 46)

   1717年~1775年にネオ・ゴシック様式(18~19世紀前半に起こった新古典主義のゴシックリバイバル版)

  で建立された。 1975年からは教区教会となった。

  

  

  

  

 リブヴォールト(横断アーチと対角線アーチを中央で組み合わせる)高い天井がネオ・ゴシックの特徴。

  

  教会の向かいにある白い大きな建物は1910年に建てられた駅舎を使ったイダルゴ市場で、

  民芸品、日用品、食料等を商う庶民の一大市場。


7.パルド教会 (Templo de Pardo, Map # 47) 

     元々は、17世紀の初頭に建てられた聖母グアダルーペの礼拝堂で、木製の小屋であった。

   1757年と1868年に拡張され教会となり現在に至る。立派なファサードは1945年に他の教会から移設した。

  

   

  

   市街中心地から少し離れた庶民の多く暮らす高台にある。


  これで、メキシコ「銀の道」教会めぐり(4)はお終いです。

 

  「バラトン遍路の旅」

 

  



  






 


   

   

 

  

 

    

 



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