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八雲のこと 松江のこと 川路の刀のこと

2010年10月08日 | 侍たちの警視庁
前回に続き、護国寺・雑司ヶ谷巡墓会で私が説明を担当した人物の一人をご紹介します。
幕末とは言えないのですが、今回ご紹介するのは小泉八雲です。

嘉永三年、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンはギリシャのレフカス島で生まれています。
アイルランド、イギリス、フランス、アメリカと各国を転々とし、明治二十三年に来日しています。
来日した八雲は島根県松江中学校の教師となり、翌年には旧松江藩士の娘・セツと結婚して
います。
八雲は松江の街を気に入っていましたが、冬期の厳しい寒さのため熊本に引越ししています。
松江の城山稲荷神社には八雲が気に入っていた狐の石像が、熊本の小峰墓地には八雲が
気に入っていた石仏がそのままの姿で残されています。
松江と熊本には八雲の旧宅が残されており、共に公開されています。

八雲は墓地が好きな人でした。
旅行に出ると、必ず墓めぐりをしたといいます。
八雲は、墓石にカラスがとまっているイラストを描いています。
八雲は自分のサイン代わりにカラスを描くことがあったといいますので、このイラストには
八雲の墓好きが現れていると思います。

私は松江には二度訪問しています。
私はこれまでに四十六都道府県を訪れましたが、一番好きな町は松江です。
ちなみに唯一訪れてないのは沖縄県です。
近々また松江に行こうと計画しています。
目的は、川路利良の愛刀を鍛えた刀工・高橋長信の掃苔です。
川路は、刀は一振あれば十分という考えの持ち主で、高橋長信の鍛えた一振しか持っていな
かったといわれています。
禁門の変の際、川路はこの刀で長州藩の篠原秀太郎を斬っています。
二十数か所の刃こぼれがあるこの刀は現在、警視庁内の警察参考室に展示されています。
何度も見ていますが、その度に刀の長さと太さ(二尺七寸四分)に「こんなでかい刀を実戦で
振り回せたのか」と驚かされます。

余談ですが、今度松江に行く際には境港にも足を伸ばそうと思っています。
目当てはうまい魚を食べるため。
というのは嘘で、水木しげる先生ゆかりの地めぐりです。
水木しげる先生について書き出すと長くなるので今回は書きません。
小泉八雲が愛した松江と、水木しげる先生が育った境港はとても近いです。
怪奇物の大家二人のゆかりの地が隣接しているというのは、興味深いです。

※写真は八雲が気に入っていたという熊本小峰墓地の石仏です。
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