アトリエ貘日誌

一級建築事務所 建築・まちづくり工房 (有)アトリエ貘 所長の業務・非業務日誌です。

旧東海道を日本橋から品川まで歩きました。

2008-06-18 13:20:44 | Weblog

梅雨の間の晴天の一日、15日の日曜日にボーイスカウトの活動で、旧東海道を日本橋から品川まで約8キロの距離をカブスカウトの子供達と歩きました。朝、阿佐ヶ谷に集合して総武線の各駅停車に乗車して両国までいき。そこから歩いて
江戸東京博物館を訪れ、

いざ入場

午前中はまず、江戸東京の昔の生活を学ぶことに時間を使いました。久しぶりに訪れた江戸東京博物館はかなりの大入り満員で9時半の開館と同時に入館した時こそ館内はそれほどの混雑でもなかったのですが、すぐに大勢の人々で埋め尽くされました。館内に入るとすぐ目の前に、この後訪れる日本橋の2分の1の模型があり、
旧日本橋を渡る

その先には旧日本橋周辺の街並みの模型が展示されていました。

日本橋北側の眺め
そしてその横には大名の乗った原寸大のかごが展示されており、子供達が我先に乗り込んでいました。

つかの間の大名気分?

1時間15分の見学時間は少し短めでしたが、子供達はとても興味深げにいろいろな展示物を見てさわったりして楽しんでいました。

まちの火消しに

江戸東京博物館を後にして、いよいよまち歩きの起点になる日本橋へと電車を乗り継いで向かいました。日本橋の地下鉄の出口を出て地上に出ると、そこは偶然にもお祭りの真っ最中で、そのにぎわいは何か昔の江戸のまちに入り込んだようでした。日本橋の袂をポイント1として先にクイズの解答を書き終えた組から10分おきに順番に日本橋をスタートし、品川へと向って歩いていきました。ちなみにポイント1のクイズは①「日本橋は○○○」の起点である、②「東海道は○○までつながっている」でした。ポイント2に向かう途中銀座6丁目のライオンビヤホールの前で休憩していると、

国際交流に一役
中国からの観光客らしきおばあちゃんが孫娘らしき子供と一緒にうちのスカウトと写真を撮らせてくれと近寄ってこられ、一緒に並んで写真を撮りました。第二ポイントは旧新橋停車場跡にその停車場とホームなどを再現した博物館でしたが、

旧新橋停車場にて

生憎、博物館は休館日で、その内部には入ることは出来ませんでした。そのホームの横のテラスで組ごとにお昼ご飯をとり、しばしの休息をとりました。ちなみにポイント2のクイズは①「旧新橋停車場は○○○年前に開業した」、②「最初の鉄道は新橋から○○までつながりました」でした。ひとときの休息の後、最初の組は引き続き品川を目指し東海道を下り、第三ポイントの古川をまたぐ金杉橋へと向かいました。金杉橋はその昔、流刑の人々を送り出した場所であり、赤穂浪士四十七士が討ち入りの後、泉岳寺に向かうために渡ったであろう橋です。そこでは休息のみをとり、最終目的地品川へと向かいました。スカウトも暑さと疲労で田町の駅の手前あたりで急速にその歩くスピードが衰えてきました。もう少しと、無理矢理歩かせていましたが、ついに泉岳寺の手前の願生寺の門の前で休息をとることとなりました。

願生寺にて「疲れたよ!」

しばしの休息の後、元気を取り戻したスカウトは最終目的地品川駅へと向かって歩き出しました。午後2時55分に先発の組は目的地であり第四ポイントである品川駅に到着しました。午前11時35分に日本橋を出発して2時間40分の行程でした。ちなみに第四ポイントのクイズは①「品川は東海道の最初の○○○です」、②「日本橋から品川まで約○㎞(○里)の距離です」でした。20分後に後発の組も到着し、そろって品川から山手線に乗り一路、阿佐ヶ谷に向かう予定でしたが、生憎、新宿駅で総武緩行線に乗り換えようとするとその、直前に中野駅で人身事故が発生し、40分近く普通だとの駅員の方の話でしたので、急遽、振り替え輸送で丸ノ内線で南阿佐ヶ谷に向かい、そこから中杉通りを歩いて神明宮まで向かいました。そこで、閉会セレモニーを開催し、ほとんどのスカウトがクイズに正解し、かつ日本橋から品川まで歩き通したしたことを称え各自をレプリカで表彰しました。その後、午後4時半に予定通り解散し、スカウトは家路にリーダーはつかの間の安らぎのため、焼鳥屋へと足を向けました。ビールがうまい!!!


初夏の佐渡島にカンゾウの花を見に行きました。

2008-06-09 10:47:51 | Weblog
週末の7・8日に初夏の佐渡島にカンゾウの花を見に行きました。お昼直前に着いた佐渡汽船の「おけさ丸」はカモメとトンビのお迎えを受け到着しました。今回の目的のカンゾウの花は佐渡島の最北端に一枚岩でできている大野亀という名勝があり、そこに5月下旬から6月中旬にかけて飛島カンゾウの花が咲き乱れるからです。ちょうど訪れた7日はそのカンゾウ祭りの前夜祭の日で、昼間大野亀の頂上まで登り、夜は前夜祭を見に行きました。大野亀から見る景色は最高で上りながら右を見ると二つ亀から鷲崎方面、左を見ると大佐渡の雪畑山、金剛山、金北山などの山々や複雑に入り組んだ外海府の海岸線が眺められます。また、今年のカンゾウの花はその数において例年より多少見劣りをするとはいえ、山は一面のオレンジ色に染まり見応えのするものでした。前夜祭では地元の方々の民謡に続き鬼太鼓(オンデコ)の舞が披露され、なかなか興味深いものでした。私も長年通い続けた佐渡島でしたが、初めて目の前にしました。ちょうど鬼太鼓の始まる直前、偶然にも星出さんの乗船する国際宇宙ステーションがその上空を高速で通過していきました。今回の前夜祭は、漁り火による大野亀のライトアップもあり。これもなかなか見応えのあるものでした。その後は外海府YH (*)に戻り、いろり端で酒を酌み交わし夜を過ごし、翌日早朝に宿を立ち、東京への帰路へつきました。


芦花公園花の丘フェスタ「ポピー祭り」が開催されました!

2008-06-03 21:46:57 | Weblog
昨夜までの雨模様が嘘のような6月1日の日曜日、芦花公園の花の丘で毎月第一日曜日に開催している、芦花公園花の丘フェスタの6月の「ポピー祭り」が開催されました!好天に恵まれたにもかかわらず、近隣の小学校の運動会と重なって、午前中の出足はいま一つでしたが、昼頃からは、客足も増え、午後2時過ぎは用意していた約200食の焼きそばと600本の焼き鳥を完売しました。今回からはトンボプロジェクトのブースは、やごの楽校で開くことになり、やごの楽校のにもフェスタに訪れた家族連れが大勢押しかけて来られ、楽しい一日を過ごすことが出来ました。
完売!

江東区のUDの考え方に基づいた「街の誘導システム」の見学会を開催しました。

2008-06-03 15:16:52 | Weblog
先週末の土曜日(5月31日)私と世田谷の仲間で10年ほど前から作っている世田谷福祉まちづくり研究会の行事として、江東区のUDの考え方に基づいた「街の誘導システム」の見学会を開催しました。案内にこの誘導システムを検討したWSのコンサルタントを担当したプレイスのF氏とアドバイザーとして参加した鹿島建設のH氏の案内で、生憎の雨模様の中、総勢6人で南砂町の駅前から砂町銀座商店街の方まで約2時間のまち歩きを行いました。大勢の人の意見をうまく採り入れた誘導システムやそれに基づく各種のサインはとてもわかりやすく。今後まちのUDの考え方に基づく誘導システムを考える場合において、とても役立つまち歩きができたと思います。


↑民間の施設も記入されている。

↑見る人が中心のサイン計画

↑対角線に配置された誘導システム
←ライトを当てると光り、浮き出るサイン



やごの楽校で田植えをしました!

2008-06-03 15:03:51 | Weblog
5月の末日の土曜日に芦花公園のやごの楽校のたんぼでトンボの子供たちと田植えをしました。トンボの子供たちは生憎の雨にもかかわらず。わいわいがやがやと楽しい田植え風景で、靴の中まで泥だらけになる子もいました。広さ約0.002反のたんぼに約160本ほどの稲の苗を植えたわけですが、かなり密植の状態で、まあ、この中でどれほどの稲が秋に実を付けて頂けるのか、今から収穫祭が楽しみです。