尹派八卦掌

知っている人は知っている秘伝-中国伝統武術

兵器

2009-02-10 23:43:41 | Weblog
尹派八卦掌の兵器、種類が多いことは、以前のブログで「王先生インタビュー」にも触れたと思います。
私は師父のそばにいると、この話をよく聞かれます。
ほかの流派に比べると、尹派の特徴の一つとは言えよう。

先日、師父から頂いた資料のなか、兵器についての記述がありました。
「尹福は武術界では高い名望だったので、当時多くの高手は「帯芸投師」、尹派の門下に入りました。
彼らは以前学んだものを八卦掌に取り入れて、「套路多い、器械多い、掌法の変化多い、腿法の変化多い」の尹派八卦掌特徴を作り出した。
尹派八卦掌は八卦刀、八卦槍、八卦剣、八卦戟、七星竿などの兵器があります。
練法としては、「隋走隋変、械隋身走、身隋歩換、勢勢相練」
意味:歩くに随って変化する、身体に従って器械は歩く(動く)、身体は歩によって変換(変化)し、一つ一つの型はつながる。(リンヤン訳)
ほか、鴛鴦銊、鶏爪鋭、風火輪、判官筆など小型双器械を使われるのも、他拳種に比べると珍しい。

ちなみに、この前の北京で、尹派の文剣を習いました。